感無量!
昨夜24日19時よりAKB48劇場にて、SDN48一期生公演が開催。


公式メジャーデビュー日、
ならびに

西国原礼子(レイチェル)さんと
佐藤由加理(ゆかりん)さん
の誕生日(佐藤は22日)に設定されたこの公演は、デビューシングルGAGAGA発売記念公演=西国原・佐藤生誕祭として実現。


しかも、すでにGAGAGAはオリコンでデイリーチャート1位を獲得。事実上、(オリコン ウィークリーチャート)初登場1位をめざす総決起集会へと転化したほどの密度の濃さと感動でした。




実は私はキャンセル待ちだったが、最後から2、3番目に当選し、幸運にも歴史的瞬間に立ち会えた。




前回観覧時よりもはるかにパワーアップした素晴らしい公演だった。何よりメンバー全員に自信が漲っている。


ファンの観覧も素晴らしい。ミックス(コール)は的確にここぞという時に。逆にLIVEに不可欠な手拍子が自然発生的に必ず打たれるのでシアターが弾ける。(生誕祭の)実行委員の方の組織化のセンスが抜群。要するにみな楽曲やダンスに集中して耳を傾けるコアなファン(笑)。サイリウムもとても美しかった。


後半ではゆかりんとレイチェル生誕祭。AKB初期メンバーとして二度目のデビューに感極まるゆかりんを同じく初期メンバーの浦野"CinDy"一美さんや野呂佳代さん=キャプテンのノンティーが励ましあい、めーたんこと大堀恵さんが見守る姿は本当に素敵でした。また上京して10年、歌手の夢にしがみついてきたレイチェルの決意表明は力強く見事でした。



GAGAGAなしでこれで幕が下りるの?と思いきや、めーたんの提起でWアンコールに突入! 新曲三曲ともやります、と。肩透かしからサプライズ風へと一転する見事な演出に、シアターが割れんばかりの大歓声!



この瞬間のためにだけ36人が全員総決起して、

アンダーガールズB『佐渡へ渡る』

アンダーガールズA『エロスのトリガー』

「GAGAGA」all stars『GAGAGA』

の劇場初お披露目三連発。


ノンティーよりハイタッチ(初登場10位以内なら、今後、より密着度の高い、ひじタッチになる)後、CD即売1期生2期生全員握手会に移行する発表もあった。


3曲ともシアターのSDN仕様ネオン風スポットライトの中とても素晴らしかった。特にall starsの『GAGAGA』のパフォーマンスはスカパーでの生出演時と比べても、8億人の視聴者数を誇る韓国の「Mカウントダウン」でも凱旋披露した経験も手伝ってか、スピード・パワフル・リズム・歌唱・ハーモニー・フォーメーションやポジショニングの移動など圧巻。Choreographer(振りつけ)の「牧野アンナ、Hisako、武田舞香、Asuka」諸氏先生方と選抜メンバーの陰の努力をひしひしと感じる程、感動的だった。





では諸特徴を振り返ってみると。




《メジャーデビューを成し遂げて、ついに喰うか喰われるかの下剋上に勇躍決起した、現SDN公演の完成度の高さ》





①メンバー一人一人の持ち前の技術力の開花を基礎とした、チームパフォーマンスの飛躍的向上!




まず、ステージはエンターテインメントの華に充満している。メジャーデビュー決定前・後・瞬間とで進化の度合いが半端じゃない。これはモチベーションの差だ。つまりファン拡大の今が時だと自覚にまで高まっているからだ。SDNの合言葉"誘惑"!




驚嘆。元々、個人的にはダンス・歌・ルックス・トーク・プロポーションなど知性や社会人経験に加えて一芸に秀でたメンバーのステージ色が強かった。加えて今は、メンバーの力の差をほとんど感じないほどチームパフォーマンスが見事。



圧巻の個人技が炸裂するTeam力ーこれが現在のSDN48! 一芸と調和の絶妙なアンサンブルと絆。




即自的に気付いたこと。順位ではなくランダムに。


Teamのセンター
まみたんこと加藤雅美
センターとしての存在感、『誘惑のガーター』はじめ表現力がアップ。


かなにゃんこと伊藤花菜
七色の声をもつ彼女、ダンスの切れにも冴え。


チェン・チュー
幼少から歌舞を鍛えられてきたが、しなやかさ、身のこなし、華麗さに磨き。


ゆかりんこと佐藤由加理 CinDyこと浦野一美
二人のダンスの切れスピード感は飛躍的。惚れ惚れする程美しい。迫力が増す。


ひろみんこと三ッ井裕美
どんなポジションもこなすオールラウンダーだが、ダンスのしなやかさが完成。


ちゃきこと畠山智妃
元々音楽経験豊かだが、ダンスのリズム感・歌に説得力がパワーアップ。




じゅり・棒ちゃんこと
甲斐田樹里
スタイル・佇まいが美しい美脚の彼女、ダンスがとても絵になる位、表現力UP。



まさみんこと河内麻沙美
モデル体型でスタイル抜群だが、流麗なダンス・歌にますます磨きがかかった。



なちゅ
記念公演でこみあげるのを耐えながらの爆笑トーク。ダンスがダイナミックに。



いまきちこと今吉めぐみ
熊本出身の彼女は劇場盤の意味を24日に知る。バランス良いキュートなパフォーマンス力UP。

※劇場盤ー店頭販売なし。「キャラアニ」予約限定盤。シングル発売時に低価格のイヴェント(個別メンバー)参加盤として同時発売。今は無理だが、元々は劇場用。ご希望の方は、アメーバブログ「~AKB TOKYO DOMEまでの軌跡」にて、シングル発売一月前くらいに発表されるので怠りなく注目されたい。キャンセル・転売絶対不可。






さやねぇこと近藤さや香
帰国子女慶應卒・元秘書の彼女は知性豊かで艶やかな美人。ダンスアピールが抜群に!



せりんここと芹那
天然な人気者だが、ステージで豹変。端のポジでもスラリ輝く。スピード切れが倍加。



かずちぃこと穐田和恵
「ほんまぁ」にクラクラしてると大火傷。誘惑のガーターはAKBを凌駕。恐るべき表現力。



うめここと梅田悠
AKBにもダンスレッスンするプロのダンサー。ステージパフォーマンスがますます輝く!




レイチェルこと西国原礼子
みさみさこと大河内美紗
みさみさは詩吟師範代。しかしエロスのトリガー、いや公演曲愛されるためにをぜひ聴きに行ってほしい。冒頭の歌声バトルに心奪われる!

ちなみに当夜はレイチェルのDJ風スライド上映には大爆笑。ばったばったとメンバーを斬るトークの切れ味は歌に負けず。ぜひバラエティーにも!

みさみさはかなにゃん(伊藤)と共に公演曲「I'm sure」のパフォーマンスは芸術的に美しく進化している。





ノンティーこと野呂佳代
SDN48のキャプテン(キャップ)。背中でメンバーを引っ張る。パワフルなダンスのディーヴァ。




めーたんこと大堀恵
セクシー担当にしてGAGAGAセンター。精神的にも大人のムードメーカー。技術も平伏す艶。



春ちゃんこと小原春香
きゅるるんが口ぐせだがAKB時代からの成熟した飛躍は抜群。GAGAGAではしなやかかつ華麗!



まぁちゃんこと手束真知子
SKE48TeamKⅡからの移籍組の彼女はまちぱいの異名をとるグラビアの女王。しかし、童顔妖艶な彼女の真の姿はSKE仕込みの全力パフォーマンスだ。

ジャジーでFUNKな名曲佐渡へ渡るのメイキング映像①にも誘惑されるはず。


この佐渡へ渡る、曲調は異なるが、(ローリング・)ストーンズが80年代後半にカヴァーした『Harlem Shuffle』を想起する。Music & Arrange若田部誠。実は一番好きなのはBluesなので、こういうタメのある楽曲はどストライクの好み。


ちなみに
映像②はモデル出身21歳で既婚者ゆかぽこと二宮悠嘉(二期生)。誕生日が同じでW生誕祭同志のばんびこと谷咲伴美と共に、めーたんに次ぐ色香が凄まじい。だが、彼女たちの本領はアーティストに匹敵するSOULFULな歌声。


映像③は同じく(二期生)元レースクイーンゆっきー、ゆーきこと相川友希。楽曲ではさやねぇと共にセンター?ポジションで見事なダンスパフォーマンスを披露。






話しが拡がったが、現在のSDN48一期生公演は各個人技が火花を散らし合いながら、見事なTeamとしてのアンサンブルを生みだしている。ファンの仲間のブログを見ても気迫が違う、韓国に行ってから格段に変わったと好評価。

牧野さん(舞)、田中さん(歌)、茅野しのぶさん(スタイリスト)とアシスタント下田さん・細田さん・後藤さん・浅野さん・木村さん・佐藤さん・村山さんほかスタッフのチームワークの勝利だろう。実は私もスカパーの振りのリズムでは韓国では勝てないと言わせていただいたが(御免!)、現地の映像でガラッとパワフルになっており、当夜の公演ではall stars の圧倒的な迫力には魅せられた。そして進化するSDN48が心から嬉しかった。結論は彼女たちメンバーがデビューにあたり命がけの飛躍を勝ちとろうと自覚しているからだと思う。



率直に言って平均年齢、しかも孤独なランナーではハイヒールでダンス、歌って踊りぬくのはAKBやSKEより、とても大変だと思う。だが勝つために遠慮はできないし、それを成し遂げる彼女たちはプロだ。SDN48のメンバーがブログでファンに言い訳したり反論するのをまだ一度も見た事がない。燃えてるなと心から思う。それ位、新曲3曲の歌・ダンスのクオリティーはずば抜けている。




AKB48はベストヒット歌謡祭でBeginnerを披露しなかった。グランプリでと思ったが、事前に披露せずとれる訳がない。同じくレコ大を狙ういきものがかりがありがとうを熱唱する中、最高傑作をパス。音楽祭は衣装を競い合う場ではないし、人気を競い合う場ではない。他のアーティストや聴衆に失礼である。最高の楽曲、最高のパフォーマンスを魅せる場である。衣装や可愛らしさ、楽しさはとても重要な魅力だ。だが何が、どう、いかに、具体的にどの場面の何が楽しかったのかが表現されないと、とても空疎に聴こえかねない。しかしメンバーは一生懸命に頑張っているだけだ。問題はプロデュース並びに選曲の詰めが大失敗したのだろう。今年の紅白は出場者も絞りこみ、じっくり聴かせるという。レコ大最右翼のAKBはもはや出場が話題にすらならない程、中核的存在である。Beginnerフルヴァージョンをレコ大後に披露する大チャンスだ。チャンスの順番はそうは訪れない。"出し惜しみ"は通用しないだろう。




それに変わって実はAKB最大のライバルに成長しつつあるのが姉妹グループSDN48だと思う。個人技が火花を散らし、その化学反応が見事にTeamの結束力を生む、SDN48の入魂のパフォーマンス。日々、公演で進化を遂げるSDN48は、セールスではAKB48に及ばないものの、失うべき何ものをももたぬ入魂のパフォーマンスは全国のJ-POPファンの心を必ず射止め続けるだろう。




新曲GAGAGAについて、ある者はこの曲には感心がある、またある者はAKBに便乗してヒットしているだけだという。しかし姉妹グループである事は事実だとしても、AKB48と一緒だと一般化する者は何一つ、SDNの楽曲を聴いて観ていないからである。楽曲の作者も作詞の秋元氏以外異なる。曲調も全然違う。むしろ、SDNは、キューティーハニーで年末年始に物議を醸し、一気にスターダムにのし上がった実力派ニューアイドル=アーティスト倖田來未のグループバージョンに近い。どん底から這い上がらんとする《すっぽん》さながらの誘惑・エロス・執念も似通っている。




そして、楽曲GAGAGAはたしかに日韓同時デビューという話題性を先行させんとするユニバーサルミュージックの狙いがあるのだとしても、単にK-POPの流行にのっかった楽曲ではない。




このブログで再三のべてきたように、デビューシングルGAGAGAはK-POPをその内側から食い破りアジアナンバー1のエンターテインメントを目指す革命的な志向性に貫かれているからだ!

デビューシングル
GAGAGA、

アンダーガールズ
エロスのトリガー
(引金、銃爪)、

佐渡へ渡る

に是非耳を傾けPVをご覧いただきたい。ディーヴァーもどきが蔓延するJ-POPで、別格的アーティスト・シンコレ2の宇多田ヒカルと共に、不死鳥のように奇跡の死復活を果たすSDN48は必ずや夜空に燦然と輝くだろう。

論より証拠、劇場公演とともに、ぜひとも

明日27日(土)
大阪:千里セルシー(広場)10:00~15:00

28日(日)
東京:よみうりランド
09:00~15:30

の大握手会でぜひパフォーマンスを見ていただきたい。

本日26日あと10分後に1期生公演、明日27日は2期生公演も実現!