本日21日、宇多田ヒカルがクリス・ペプラーの公開ラジオ放送に生出演。無期限休業宣言以降、自身の公式Twitter以外、初めて公の 場で語った。



新曲「Goodbay Happiness」のPVについては、一回撮りを何度も繰り返した事や、最初X'masソングにしようとした事、デビュー前に戻ったかのような等身大な自分をキャメラで表現したかった事、話題のダンスについては"今のpopular musicに対するアンチテーゼとして(笑)"と、おどけていた。



(悪意ではなく実感だと思う。若く"可愛らしい""楽しい"ことへの憧れはあるだろうし、ただ、今日の音楽がダンスやキャラクター、パフォーマンスに従属的である事への違和感もあるのだろう。)



このブログでも書いたが、無垢だった「Automatic」 への answer songであり、当時内面世界で支配的だった

「Bonjour Tristesse」
(『悲しみよこんにちは』
フランソワーズ・サガン女史)

の逆、つまり外なる世界への開示なのだろう。



幸運に恵まれてきた宴への別れ。それはHikkiにとって、これまでの貴重な人生経験になお欠けていた実存的自由への冒険、つまり"旅"の終わりの《始まり》なのである。



そのはなむけとして、宴の象徴として、照れながら踊ってみたかったのだと思う。そして照れ隠しでアンチテーゼとも呟いてみた。







実際、どうかは分からないが、今の自分の仕事が面と向かって批判される事がなくなったから、社会への適応を学ぶうえでも"海外で一人の人として、ボランティア活動"をしてみたいとも言っていた。







心ないマスコミが明日の新聞で書きたてる前に言っておこう。




社会に交じわるかたちでの実存的自由の冒険である、と。いい日旅立ち。旅の終わりの《始まり》なのだ。





創作意欲がわきたてば、もっと成熟した音楽を、誰も聴いたことがない、先人たちのような音楽を奏でたい・歌いたい。



でも今は無心になって報酬のない献身的な仕事に打ちこみたいとの思い。





放送ブースから出たHikkiがたくさんのマイクを向けられて一言、「ぼんじゅーる(ぼそっ)」 。話しようがないよ、それに私は自分の音楽を愛してくれる人たちに囁きたいのだ、という無意識の表れに違いない。






くまが大好きなヒッキーは"おはようくまぼんじゅーる"と言うが、報道陣を前に思わず口をついた。




宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』や『雨ニモマケズ』ではないが、過去からの訣別や自己犠牲の精神…。

後悔ではなく、より人としてひたむきに生きる航海。







ともあれ、LIVE『WILD LIFE』はHikki にとってテビューからの総集約としての意義をもつ。


従来LIVEでとりあげなかった楽曲、新たなアレンジあれやこれや……今のヒッキーの全てをファンの前にさらけ出そうと努めている。リハのただなかで。







ありのままのひたむきさが新たな感動を産む。そんな素敵なステージが待っている。




渾身のウタダ・ブルー…それはニガくてせつない香り……しかし甘く暖かく。そんな瞬間に私はぜひとも立ち会いたいと思う。


明日の今頃には
あなたはどこにいるんだろう♪




余り書きすぎて嫌われてしまうかも知れない……




しかしそれでも……






from
『Automatic』

『First Love』
to
『Goodbay Happiness』
♪!!♪




シンコレ2リリースとWILD LIFE開催を目前にして。





Hikki is starting over!

120万ダウンロードを目前に

Goodbay Happiness♪











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