昨日8安打残塁11!で中日に5-0で敗れた巨人軍。敗因は中3で登板した東野が2球目のアウスラを荒木にセンター前に運ばれて、バッテリーが撹乱されたことである。付随的には坂本の欠場と小笠原(ガッツ)がノーヒットにおさえられた事である。
しかし8安打11残塁で0点とはおそまつ。あの対阪神の勢いはどこへやら、ナゴヤドームで中日に鴨にされている証左である。
なぜ、ここ2~3年中日にめっぽう強かった巨人がナゴヤで鴨にされているのか? ホームランがでないからというのは素人。メンバー=戦力が固定しているから研究されているからというなら中日もお互い様。
答えは8安打11残塁の昨日の試合にある。さてお分かりですか?
答え。ナゴヤで原巨人は戦術的に負けているのである。これは昨日のプロ野球ニュースでも誰も触れてなかった。
つまり、巨人はホームランが出にくい中、連打で相手投手を打ち崩す野球をやっているから、もう一本が出ず点が入らない。しかし、中日は1イニング2安打したら5回を省いて5点とった。中日は2安打で得点、巨人は3安打で得点する野球をしているから負けるのである。
力技で勝負してくる阪神にはこれで良かった。しかし中日は戦術で勝負しているから巨人はナゴヤで勝てないのだ。
つまり落合は巨人打線に点を与えない野球をやっている。つまり、本塁打がほぼでないから、満塁にして塁をうめてもいいから、1イニングに(継投しても)2安打で抑える戦術をとっている。逆に言えばもし中日だったら万遍なく得点しているという事である。
お分かりでしょう、今年の巨人がナゴヤで落合を動揺させられないのはイニング3安打の野球、つまり《機動力をつかって中日内野陣を動揺させないから》である。小笠原・ラミに昨日安打が出なかったのも、投手対打者になるからだ。投手対チームの図式にすべきである。
時間がないから結論を言うと、昨年のCSで巨人はチェンを3回ノックアウト、80球たしか投げさせた。昨日は6回2/3で98球だよ。坂本がでて松本が14球くらい粘ってガッツの一振りで先制して、後は大量点で勝ったでしょ。違いはここです。
戦術で闘う相手には得意の戦術で絶対に負けず乱す事ですよ、原監督。
ランナーが出たら、バントかスチールかヒットエンドランかバスターか考えさせる野球をする事。さらに考えさせながら打席で粘って乱す事、ボールを振るな。こうすれば4と6をコンバートした中日、谷繁のコンピューターを含めて乱れが生じます。自信を打ちくだく事です。
時間がないので打順は坂本、松本。矢野、松本。長野、矢野の12番をおすすめします。2番の野球頭が重要。くれぐれもバッテリー対チームの攻撃をして下さい。
【追記-2番亀井は向いてないよ。ヒットと長打を打とうてつんのめってるでしょ。ボール球は手を出すし、大振りだし。個人的感情はよくないよ、原監督。3回に脇谷が先頭で出て、亀井がツーナッシングからボール球打ってセカンドフライでしょ。1塁くぎづけで、ガッツとラミレスがリラックスして打てるわけないじゃん。今日の試合は亀井に交代して矢野を出さないと勝てないよ、原監督。矢野は選球眼が良くなったでしょ。ヒットも四死球も出塁する点では一緒だと考えてるからだよ。ケース・バイ・ケースで臨機応変に打席に立つじゃん。2番には野球頭を使う奴にして、ガッツ・ラミにチームとしてつなごうよ。原監督、戦術も機動力も1回以外なくなったよ。
亀井がフルカウントからまたフォークを振りまわしたじゃん。なぜ矢野を2番に使わなかったの。矢野ならノーダウン12塁でガッツだよ。ガッツ・ラミの打席で全然プレッシャーをかけられてない訳。2番は野球を知ってる奴にして、亀井は下位で好きに打たせりゃいいんだよ。矢野を9番の代打に出したのが大失敗。1番が猛打賞で0点ってどういう事? 1番と3番・4番の打線が切れてるんだよ。
落合はヨシノブと矢野が怖いんだよ。2番亀井は二度と今シリーズはしない事。矢野か脇谷か松本だよ。ばかだな。】
民放TV中継もあり盛り上げてよ。原監督これみないかな(笑)。
さて、次は《文春》のバネをボキボキに折るよー(笑)。今夜こうご期待!!!!
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