昨夜27日、RISET卒業公演にて、ドレスに身を纏った小野恵令奈さんは、新旧TeamKのみなさんと手に手をとって、4年半の全てを凝縮したステージを魅せてくれたそうですね。『転がる石になれ』『支え』『草原の奇跡』も披露してくれて。






メンバーのみなさんの写メを見ていて、私にはハッとした事があります。恵令奈さんは歌えなくなるだろうと思っていた私の甘さをつきつけられました。客観主義……。恵令奈さんはどの写メを見ても、全力を出し切った充実感で、KIRAKIRAしていませんか?





恵令奈さんが最後に号泣した事も、察して余りある不安感も、ブログで語るやもしれぬ実感が湧かぬ反面の一抹の寂しさも正直な気持ちだと思います。けれども、誇り・情熱・希望そして力を出し切った解放感を感じませんでしたか?






卒業を決意して以降、社会現象となるまでAKB48が躍進する中で絶えず揺さぶられた思いも、新たな旅立ちへの決意に変えてきたのでしょう。最高のスマイル、最高のPOWERが全開しているように見えませんか?






さあ、今私たちは感傷に浸っている場合ではありませんよね? 恵令奈さんの卒業公演は、販売されるのならDVDで観る際にふり返れば良いですね。むしろ恵令奈さんの意志と決断に私たちはどう応えれば良いでしょうか? もうこの瞬間から、問われているのは、逆に私たちなのではないでしょうか?






9・2119thシングル選抜争奪戦と18thシングルBiginner初披露は、ごく一部の雑誌社・某チャンネルの二人三脚での卑劣なアンチキャンペーンをひきだすほど衝撃をもたらしました。






武道館を制圧し、日本全土を揺るがした歴史的一日…従来のアイドルのタブーを破り、衆人監視のもと、対象者51名全員に公平公正に選抜のチャンスを与えるとともに、紅白の出場記録さえぬりかえた大所帯のグループの誰もが選抜を担いうる(日頃の公演に裏うちされた)実力を秘めていることをアピールしましたね。






同時にストンプR&B14thRIVERをもこえる、(PV監督を映像作家・中島哲也氏が勤めた)ハードテクノサウンドBeginnerの楽曲・パフォーマンスの完成度の高さ。







【追記-やっとFLASHもトーンが変わりましたね。週刊朝日は未だに"運"ですがこれはAKBを知らないからですね。確率のゲームじゃんけんを卓上で拳と拳をみせあい・つけあい実施したのだから必勝法はあった訳です。正確には運とは与えられたチャンスをいかして自分の力で切り拓くものですね。だから"気持ちの強さ"と執念と"勝負勘"読みの鋭さが試されたと素直に考えればいい訳です。





『FLASH』7頁、"女王"内田眞由美さん独占インタビューはすっきりします。



「勝負事は、気持ちの強さが大事。絶対に負けない、勝つんだ、という気持ちですね。」


「対戦相手の目を見れば気持ちがわかるんですよ。」


「私は相手の出す手を読む派で表情から」「どの手を出すかが見えるんです。」


断っておきますが、じゃんけん必勝法の話じゃありません。ここ一番での勝負の話です。たかみなさんとの友情も熱いインタビューですね。アーティストを目指す"まゆち"さん、この潔さは巷の噂とは逆に入魂のパフォーマンスを魅せてくれそうです。






握手会が無いのは年末年始で『リクエストアワーセットリストベスト100 2011』を始めサプライズイベントがあるのと、二月まで雪が降るからでしょう(笑)。むしろTeam別の初のシングル曲が楽しみですね。






ちなみに新聞や雑誌で上の疲弊と下に刺激を与えていると書いていますが浅はかです(笑)。なぜなら、細胞分裂が可能な有機的なグループを目指しているのがAKBなのですから。こじはるさんを初め選抜メンバーが支えてあげるといいですね。






そして、来年春か夏以降、秋元総合プロデューサーは、Teamシャッフルや新セットリストも含めて、選抜メンバーの固定化を廃止すると思われます。Beginnerの変則6パターンのセンターローテは選抜固定化廃止の布石でしょう。来年はシャッフルも射程圏内ですね。






ですから、今がチャンスです。選抜メンバーも油断は禁物です。まゆち、はるきゃん、はるごんも一度、手にした選抜の座を二度と手離さない、逆チャンス、なんですよ!】






さらには9・26薬師寺奉納公演2010「夢の花びらたち」の実現。卑劣なキャンペーンに対して、古都奈良にAKB48シングレコレクション=夢の花びらたちを10年後の再会を決意して奉納、メンバー・恵令奈さん・ファンの誓い、ピグユニットMINT『君のために』を5名で披露し毅然と回答してくれました。






時間や音響などのファンの皆さまからの指摘はLIVEパフォーマンスの課題と積極的に受けとめた方が成長の糧になると思いませんか? 通常シングルコレクションなら盛り上がるはずですよね。






劇場公演では今や満員御礼。けれども、劇場公演と東京ドームと野外ライブと全国ツアーではそれぞれパフォーマンスも盛り上げ方も変わってきますよね。はこも音響もファン層も変わります。これを全てクリアして初めて、LIVEの女王との称号が社会から与えられるはずです。






結論は現在のAKB48にはその力があります。徹底したプロの執念を忘れないかどうかでしょうか? かつそこまでファンの皆さまの反応が露骨に出るほど凄いグループに成長した証でしょう。プレッシャーにおしつぶされないためには、私たちの克服すべき課題はこれ!と明確にできると良いのでしょうね。






さらに10・3広島ヘビーローテーション【中国エリア】全国握手会をはさんで10・9、10Visit Zooキャンペーン応援プロジェクトAKB48 東京秋祭り(AKB・SKE・SDN)ですね。

【続いて10・11東京ヘビロテ全国握手会(AKB・SDN)】







牧野アンナさんの手話とブレイクダンスをミックスした画期的なダンスパフォーマンスのSKE48も負けてはいません。小刻みなフリ・スピード、そして間奏では間をとってピタッとほんのわずかな瞬間動きを止めますね。もちろんダイナミックとパワーではAKB48ですが、SKE48のメンバーはダンス経験者が多いだけに難易度は異常に高いですね。常に全力を求めるダンススタイルは力技さえ確実になれば少女時代をこえるのではないでしょうか?

【SKE48 汗の量はハンパじゃない 10・3東京公演、10・5神戸公演】








そして武道館でも桁違いのパフォーマンスを披露したSDN48。新曲披露は先になりそうですが、AKB48劇場戸賀崎支配人の話では新曲は一度きいたら頭から離れないそうですね。ハングリー精神ではグループナンバー1のSDN48が実力に自信をつけた時、日本中が目を見張るでしょう。






しかし薬師寺野外ライブの借りをかえそうとスタッフが燃えているAKB48も凄い事になりそうです。おそらくリハ時間が充分でないこともあり、ゆるゆるぐだぐだカラオケ大会(実は面白そう)の前半とはガラッと趣向を変えて、各チームの現公演曲と新曲をぶつけてくるのではないでしょうか?







新曲Beginnerの革新性は楽曲の質ばかりじゃありません。形式の上でも、センターを固定しない多彩なパフォーマンスです。





おそらくセンターが変わるという事は、メンバーの立ち位置とフォーメーションががらっと変わるのではないかと推論できます。だからフォーメーションに注目なんでしょ(笑)? 場の雰囲気によるパターン分けだろうと思います。(ちなみに小嶋陽菜さんの艶のあるセンターもみたかったかな。)






秋元JAPAN48キャプテン・セッター竹下(笑)ならぬ高橋のサインで変則7人6バージョンのバリエーションをとるという事ですね。もはやモダンバレーのコンテンポラリーの領域ですね!




Beginnerフォーメーション
センター変則6パターン

(CD Type-A収録映像)

大島優子

篠田麻里子

松井珠理奈・渡辺麻友


(CD Type-B収録映像)

前田敦子

板野友美

高橋みなみ






選抜総選挙16位内のメンバーで小野恵令奈さんに代わって引き上げられたのがブログ戦の女王で選抜総選挙19位の指原莉乃さんですね。A公演『炎上路線』でも高城さんと腕をあげています。






選抜総選挙の前後の順位で、アンダーガールズ『僕だけのvalue』、DIVA(良いユニット名ですね)『泣ける場所』のセンターも分かりますよね。これにピグ投票1位のMINT『君のために』(河西・片山・仁藤・前田敦子・松井)が18thシングル収録。話を戻すとこの新曲Beginnerがターニングポイントになりそうですね。






10・23ASF2010でアジア代表として招聘されたAKB48。11月のラオス・イタリア公演に向けて、今こそパフォーマンス力のいっそうの強化が問われています。






最後に私が言いたい事はただ一つ。小野恵令奈さんのLAST STAGEの渾身のパフォーマンスとイギリス留学に応えなければならないのは私たちの方ではないか、と。小野恵令奈さんが試練をこえようとする拠点…それがグループとしてのAKB48の飛躍なのです。