昨31日、T-FM『桑田佳祐のやさしい夜遊び』で、

桑田佳祐は

「死んでも戻ってきますから。ミュージシャンとして戻ってくる事を目指しています。回復をどうかお祈り下さい」

と誓った。


桑っちょらしいね。死んだら戻れないよ(笑)。でもこの気迫には学びたいと思った。「原さんには頭が上がらない」くらい悩んでどん底まで落ちた桑田は、ついに「がんに正面からぶつかっていこう」と決心した。転換の瞬間は知るよしもないけど、原坊や家族の励ましを受けて、ミュージシャンとしてファンに応えたいと思ったんだろうね。サザンの桑田として生き抜く道を選び取ったんだね。幾度もどん底から這い上がってきた彼の言葉には説得力があるな。だから「死んでも」って言葉はフレーズじゃなくて、かけ値なしに迫ってくるね。



「スタンドアリーナ、カモ~ン!!」待ってるよ。







こんなにも素晴らしい音楽の力。今日はAKBファミリーの活躍だらけだね、日刊スポは。



AKB増田有華、主演映画「ひとりかくれんぼ」(山田雅史監督)のお台場シネメディアージュでの初日舞台挨拶。チームBに移籍した、たこやき好きの浪速っ子ゆったんは、歌も演技もピカ一の優しいど根性娘(笑)。関西弁丸出しのブログはとても正直で温かいよ。感じた事を自分の言葉で一生懸命表現しようとする子。嫌われる要素が全くないよね。






つづいてSKE48。10月3日に初のワンマンライブを発表!ついに都まで攻めのぼってきたね。SKEはダンスの多彩さと楽曲の良さではAKBにも負けない実力をつけてきた。チームKⅡも驚くほど美人で踊りが切れる高柳明音をキャプテンにすえて実力をどんどんつけてるね。秋(に願いたい)にはKⅡ初のオリジナル公演が待ってる。難波にNMB48も結成されるし、いよいよチームEができるかな?昨日のライブ『リクエストアワーセットリストベスト30』では1位が松井玲奈のソロ『枯葉のステーション』だって!彼女はAKBグループでブログ更新率断トツ1位でもある。日に10回から16回は更新する目を見張る努力家。しかも見てごらん、話題も豊富だし文章が綺麗なんだよね。そして療養中の松下唯が車いすで登場!感動的だね。松井珠理奈のダンスパフォーマンスは鳥肌が立つほど心がこもってるし、いよいよ来たな!






そしてSDNの芹奈。DVDの『教えてあげる』(何を?(笑))の発売イベント。道産子美人さん。佐藤ゆかりんもDVD出しましたな。




そのSDNが本日1日デビュー1周年記念公演をAKB劇場で開催する。サプライズはさておきSDNを応援したいね。


そこでSDNについて。前回書いたものに、かなり限界もあったので、反省にふまえて、もう一度やりなおします。少しでもSDNのメンバー・スタッフに陰ながらYELLを贈る事が出来れば嬉しいね。








現在、SDN48は、テレ朝の『すっぽんの女たち』という番組と連動して、メジャーデビュー・シングル発売にむけた選抜メンバーを決定する人気投票を開催してる。


同時に12月には18歳の劇場観覧を19時開催公演限定で解禁する画期的な決定を発表した。




このSDN48とはどのようなグループなのか?


SDN48は、作詞家秋元康が総合プロデュースを手がけるAKB48の姉妹グループ。在籍メンバーは20歳以上で、18歳以下は「鑑賞不可」な公演を秋葉原のAKB劇場で行ってる。


SDNの正式名称は「Saturday Night 48」。現在は土曜の夜以外に平日にも公演を行っている。正式メンバーは37名。1期生の劇場デビューは09年8月1日、2期生は10年6月11日。1st公演《誘惑のガーター》公演を開催中。




このSDNの独自性は「18禁」。しかし、定義がとても難しい。まず公演時間は、22時以降の場合、都の「青少年保護育成条例」に一応抵触しないではない。次に公演内容は、アダルトな歌詞内容や蠱惑的なパフォーマンスが特徴的ではある。だがセクシーさやエロティックなパフォーマンスは完璧にアーティスティックそのもの。明確かつ具体的に列挙しうる直裁な表現も皆無。つまり「条例」に抵触する可能性といってもその内容は曖昧ではなはだ疑問であり、かつ「条例」は条例でしかない。何が「18禁」なのかの明確な判断基準や根拠が存在しない。したがって、最大の独自性は、既存のアイドルには乏しい、アーティスト性の高いパフォーマンスだ。




セットリスト(演目)はR&BやSOULミュージックを歌謡曲風のディスコサウンドでアレンジした曲が多い。もしくはマドンナのパフォーマンスやダンスナンバーに近い。その意味でソウルや大人のミュージックで味わい深い。




こうしたSDN48の公演を牽引しているのが、AKB48から完全移籍してきたメンバー。現キャプテン・野呂佳代、浦野一美、大堀恵、小原春香、佐藤由加里。そして元SKE48チームKⅡの手束真知子。以前から劇場公演で鍛え抜かれてきた中核的メンバーが奮闘してる。全体としても多方面で活躍してきたメンバーが個性的に自己主張してる。




ここまで紹介してきたが、SDN48は他の成人アイドルグループをのりこえる力があると思う。楽曲やパフォーマンスがとても魅力的なんだ。彼女たちは、大人になったアイドルでもあり、アーティストでもあり、気骨溢れるダンサーでもある。そんな高気圧のVENUSたちは開拓者であり、女優なんだろうね。劇場がHometownの。




今、SDNの18禁解禁とメジャーデビューをめぐる論争がプロデュース側とファンと入り乱れて展開されてる様子。こういうアイドル・グループってすごいね。本音で語るなんて今までなかったと思う。


ただしルールは一点。絶対にSDNが《勝つ!》グループに成長することかな。負けないんじゃなくて、やるからには必勝。これでSDNは祈願のメジャーデビューに向けて拍車がかかるね。それが女神たちのプライド。社会的にも焦点化すると良いね。主役は夢をかけた彼女たちだからね。





で、俺が思うのは18禁解禁が現時点SDNに在籍するメンバー全員にとってプラスになるかってこと。さらに何のためにメジャー・デビューするのかってこと。



結論から言えば、18歳に俺は解禁すべきと思う。

気持ちは分かるけど、劇場観覧の当選率は別の問題かな。というか真のファンはもれなく観覧すべきでしょ、即座に。最初のお披露目を劇場にこだわらなくした時、初めて本当の意味でのプロフェツショナルなTOPグループになってるんだろうな。2週目までには周知徹底されてないとね。ファンが観覧した事がないとか、1年も待つなんて、ね(笑)。AKB劇場での日々の公演をどうするかは難しいけど。
問題は公演の内容以上に質でしょ。100回目だって「今日のステージ、絶対この私が感動させてやる!」「101回観たいと思わせてやる!」「根こそぎ夢中にさせてやるわ!」位のプロ根性でしょ。たとえ不安でも、いったんステージにあがったが最後、女優。LIVEは日々、生きものだよね。俺だって最高の公演なら、100回だって行くね。



18禁解禁は彼女たちの可能性を拡げるよ。観覧のきっかけは何だっていい。その場で魅せなきゃ。心を射抜けないと負けだよね。同心円的な拡大じゃなく、気概をもって挑戦してほしいね。新規も古参も、成金も庶民も関係なく《ファン》でしょ。メンバーにも意地があるよ。他面、一時のブームはもっとだめ。日本的土壌に根づかないとね。みみっちい所から出発したら破綻する。一人一人を捕まえたら離さない『すっぽんの女たち』の精神だよ。


ダンスパフォーマンスは問題あるかな、何か?
マドンナなんかデビューから一貫して表現者として、そしてまたマリリン以来のセックスシンボルに君臨し続けようとして、闘ってきたよね。非難されたり抗議が起きても、基本的な信念を曲げなかったよね。それは彼女が本物のアイドルであり真実のアーティストだから。一流の中の一流なんだね。自分のダンスパフォーマンスにプライドがあるんだよ。絶対、自分のダンスにひれ伏させてやるって、ますます燃え上がっちゃう。でも陰ではひたむきに、時に死にもの狂いに努力する。未だにレオタードですから(笑)。4thアルバム『Like a Prayer』なんて論争まきおこしてね。でもあれはプロの仕事。俺表題曲大好き! FUNK!だね。涙が溢れそうなゴスペル?ブラック・ミュージックなんて言ったらいいすぎ?


ともかくSDNにはダンスミュージック、ソウル、R&B、ワールドミュージック、ジャズ、あとシャンソン、ボサノバなんでも挑戦してほしいね。歌謡曲とのバランスだけ。従来の壁をこわしてほしいよね。
そして単独LIVEね。やっぱ俺たちオーディエンスを鮮やかに裏切ってほしい。

だってSDN48はマンネリ化した歌謡曲の星空に輝く、艶やかなる流星群だからさ。


ひときわ煌めけ! ステージで。
夢をつかめ! VENUSたちよ。