本日27日、AKB48は新たな歴史を迎えようとしていると僕は思います。



今月の代々木公演での数々の発表も素晴らしかったのですが、それらはAKB48の活動路線にとって、ある意味自明の愉しいイベントの発表でした。



けれども、公演全体のパフォーマンスの《質》、明らかにそれは僕たちの予想をこえて、はるかにレヴェル・アップし多彩で迫力あるものでした。もはやどのメンバーが選抜されてもAKB48の基盤が揺らぐ事はないでしょう。


(研究生を含むメンバー全員に選抜される権利を平等に付与した、9・21第19thシングル選抜ジャンケン大会@武道館の壮大なイベントをみよ!
メンバーによってはドラスティックに将来が切り開かれる可能性大!)




それだけではありません。プロデューサー秋元氏がベスト盤再販のために追加した曲『あなたがいてくれたから』。「大人になれたでしょうか」と歌う歌詞は、友情だけでなくファンへの感謝を表すとともに、大人の階段を登るAKB48を誇示しているのではないでしょうか?




折りからのNMB48の旗あげと、SKE48の活性化(チームKⅡのキャプテン制導入決定と今秋オリジナル公演開始予定の発表を含む)、そしてSDN48のデビューシングル選抜投票開始と12月18歳のシアター観覧解禁発表……このように「姉妹」グループの自立と自律の促進もまた急ピッチで進んでいます。




さらにチームドラゴンの『世界中の雨』の曲の完成度の高さ。しかも歌詞は明らかに平和の礎を望むメッセージ性の強いものです。アーティスト性の強い曲のお披露目です。


そしてまた8・18発売17thシングル、カップリング曲『涙のシーソーゲーム』に至っては、ついにモータウン・サウンズ(ジャクソン5他)さえもが導入されました。PVを見ればそれは歴然としています。






そこまで考えると、AKBは新たな段階に突入しようとしているとしか思えません。
細胞分裂可能な最強のアイドルグループとしての自己脱皮をはかる段階に。『AKBがやって来た!!』という40年以上も前のビートルズを模した全国ツアーの8月開始は、津々浦々に熱狂と伝説をつくろうとする大いなる野望に思えてなりません。世界をにらんだ海外ツアーと連動させて…。







新たなAKB48の歴史が本日をもって始まろうとしているのです。



いいかえれば、新生チームAの『目撃者』公演の初日をもって全国展開可能な体制が整うのです。



しかも、メンバーのブログからも「RIVERより大変」 との声が届きました。かなりクォリティーの高いステージなのでしょう。そして、RISET 女神 に続くタイトル『目撃者』。これは多くの意味があると思いますが、核心はAKBの歴史のターニングポイントの『目撃者』の事なのでしょう。



苦しくもローリング・ストーンズが次のツアーでの「引退」が囁かれた時、時代は変わるのです。


だからこそ、チームAの「仲間たち」は不眠不休で死にもの狂いで努力してきました。もはやチームの垣根をこえて、念願の初日をやっとやっと迎える事を共に分かち合いたい。別の舞台稽古やイベントとかけもちで頑張っている子さえいるようです。



各チームがしのぎを削りつつ切磋琢磨することで、むしろますます絆を深めること。この絆を拠点として不断に既成のアイドルグループをのりこえて夢を現実的に実現すること。



そのためにも、本日の『目撃者』公演が僕たちファンを圧倒しAKBの新たな歴史の目撃者になりうる素晴らしい公演になることを待ち望んでいます。



公演はまだ初日、チームAの「仲間たち」には、公演中、木を見て森を見ずではなく、心からプラチナチケットを手にしたファンと愉しんでほしい。さらに全国には足をはこべないファンが何万人もいること(俺もです)を忘れずに、がんばってほしい。



AKB48の歴史が変わろうとしている最高の日に、映画は後まわしにしました。


わが「仲間たち」!!



高橋みなみキャプテンを中心に自負と誇り、愛情と感謝をもってのびのびと愉しめば、勝手に歴史の方から挨拶しに訪れてくるもんさ!