とあるシーンに出くわした僕
仕事の中で利用者さんが
とある選択をしました
その選択の選択肢は
その方に関わる支援者たち
障害福祉サービス側や
生活保護ケースワーカー
相談支援専門員
医者(精神科医)
家族
それぞれが異なる見解で
それぞれに自身の都合や
立場がありました
結局は、いやそもそも
サービスの利用についても
福祉の利用についても
利用者ご本人が選択するのですけれども
今回のご利用者さんは
着いているケアマネ(相談支援)の
パターナリズムが強めなんですよね
僕らサービス事業所側としても
可能な限りの事はしましたが
結局はそのケアマネさんと話し合い
今日付で当事業を退所して
グループホームへ去って行きました
いつもの如く個人情報の関係で
皆まで話せないのが残念ですが・・・
ケアマネ(相談支援)の
絞られた少ない情報提供から
選択を迫られ出て行った利用者さん
明日からの、この方の生活が
心配でなりませんが
もう何も出来ません
この利用者さんにとって
このケアマネさんが信頼に足る方なのか
私たちには最後までわかりませんでした
仕方なくなのか、判断能力によるのか
この利用者さんは、このケアマネの
言わば言いなりになっていた感じ
それでもそれが、この利用者さんの
望んでいる事ならば
自らの意思で決めた
立派な意思決定ですものね
けれども時に
依存的に人間関係を築く方や
愛着障害と呼ばれる方々などは
破滅的な結末を迎える関係性であっても
必要性を感じて、自らの意思で
そー言った関係性を継続する
なんて事があったりするじゃないですか?
つまりは明確な意思表示であり
明らかな自己決定であるにも関わらず
その選択が
どー言う角度から見ても
その方のメリットにつながらない
そう思えてしまう自己決定があって
果たしてこの利用者さんは
この選択によって
自分を大切に扱えていると
本当に思っているのだろうか?
と疑問を拭えないでいるのですよね
利用者さんであろうと何だろうと
他人様の価値観というモノは
自分とは異なるわけで
正誤を判断する事など
それこそ他人側からは
無理ゲーなんですけども
何だか今日も
気持ちがスッキリしない1日だったなぁ
まぁそれでも
最底だった昨日よりマシかぁ・・・