去年1年間、視力が0.4から伸びなかった息子。眼科の先生の勧めで、盲学校の育児相談に参加していました。このまま視力が伸びなかった場合学習でサポートが必要かも。という話でした。
盲学校で勉強するには息子の視力、0.4は視力がある方ですが、
視力の数値だけで判断するのではなく、見え方や、視野の広さ、学習・生活での不自由の有無、
それから未熟児網膜症の手術既往があり落ち着いた環境での学習が良い、等々の理由から盲学校への通学が認められるということを知りました。
地域の学校に通いながら、盲学校の通級に通う方法もあるそう。
盲学校の教員をやっている弱視の先生との勉強会もあり、先生本人がどのように学業を身につけたか。その際に便利だった補助具、不便だった事。子供ながらに困っていた事、助かった事、などのリアルなお話を聞く機会もあり、とても勉強になりました。
盲学校・・・と頭によぎった時に、また不安と心配に襲われた私ですが、実際に盲学校を訪ねてみると、とても明るい雰囲気の校舎、頼もしい先生方、その先生方の熱意に包まれて、なんて素敵な学校だろう!と感動しました。
4月から、盲学校で開かれている年長さんから通える“プレ通級“みたいなものに参加する予定でいましたが、
4月の視力検査の結果を伝えると、やはり、息子の視力だと該当しないと言われてしまいました。私としては、手先の不器用さ、体感の弱さ、行動ののんびりなところ、加えてビミョーな視力。
できたら通わせたかったのですが、、しょうがないですね。
もちろん盲学校の先生は、『のちのち不自由が出てきたらまた相談にのれるし、対策も一緒に考えていけるので、大丈夫!ここでじゃぁ、おしまい!って訳じゃないから』と言ってくださいました。
結果的に通学はなくなりましたが、盲学校とそこの先生方と繋がれて本当に良かったとおもいます。