前回のまたまた続きです。


認可保育園を2年半も待っている会社の同僚。
その会社の同僚は,認可保育園待ちに加えて,
さらに親の老人ホーム問題を抱えてるそうです。
独身の私にとって,保育園の実情も寝耳に水な状態なのに,
老人ホーム問題となると,さらによくわかりませんでした。
でも,自分の年齢を考えても,
決して遠い未来の話ではないのでしょう。。。


老人ホームもお察しのとおり,
認可の保育園並に倍率が高いらしいです。
さらに,健康で元気だと2,3年で出されちゃうこともあるとかないとか。。。
もちろん,お金を積めば,
民営のお高いホテル暮らしのような生活ができる,
老人ホーム(しかも介護付き)に入所できます。
持ってる人は持ってるでしょうが,
一般庶民にそんな豪華老人ホームに入る余裕なんてありません。
となると,公営の老人ホームを選択せざるをえません。。。
子どもが親の面倒をみれば解決するのですが,
この不況,子ども夫婦共働きでないと,
やってけない実状もあり,難しい人が大勢います。


老人ホームの審査基準の中で重要視されているのが,
子どものあるなしだそうです。。。
健康な子ども(といっても成人してますが)がいる老人は,
なかなか老人ホームには入れないそうです。
遠回しに「面倒見てくれる人がいるでしょう?」って
ことなのでしょう。。。
なので,子どもに面倒をかけたくない人は,
わざと子どもと縁を切る人もいるそうです。
その話をしていたとき,もう一人その場にいた,
私と同じ独身アラフォーの同僚が,
「生涯独身で子どもがいなかったら,
優先で入れるってことなのかな???」とポツリ。。。
子ども手当てやエコカー減税などなど,
独身には厳しい世の中だと不満タラタラでしたが,
その一言で,もしかしたら,
独身で初めての特権になるかも,,,と一瞬思いましたが,
それでも,やっぱりまだまだ結婚はあきらめられないし,
独身を貫きとおす覚悟はできないと思いました。


受験に始まり,就職,結婚,出産,保育園問題,
子どもの受験,子どもの就職,子ども結婚,
そして老人ホーム入所,,,と
「死ぬまで戦いは続くんだね。。。」と
その場にいた全員が遠い目になりました。


合掌。