ハマノコウキョ -29ページ目

ハマノコウキョ

野辺山ウルトラマラソンを毎年楽しみにしている人のブログ

1年で何よりも楽しみにしている野辺山ウルトラマラソンに今年も参加してきた。今年で6回目の挑戦、これまでの成績は2勝3敗。

スタートは5時、ノースリーブ1枚で待機しいても寒くない。この時点で日中は相当暑くなる事を意識しなくてはいけなかった。

後ろの方からスタートしロスは3分弱。平坦はキロ6を目安に走り出す。5キロの踏切を超えて坂が始まる辺りから周りより速くなる。国道を渡る前のトイレは外まで並んでいたのでパス。その先の登りになってもいつもよりキツくないは湘南国際村で坂連した効果か。

10キロ1時間5分 6'26/km

林道は例年より走りにくかった。今年は匠練ブーストだったからソールが薄く剛性が無いから? その前のロードの登りが調子良かっただけに拍子抜け。トレランシューズの人が羨ましく思った。はやくも歩きを混ぜて登っていく。

18キロ最高地点2時間10分  8'11/km

ここらは多少の登り返しがあるけど基本下り。砂利のせいで下りは更に走りにくい。何度か足首を軽くひねった。毎年、下りに入るとバンバン抜かれるけど今年はあんまり抜かれなかった。

23キロ林道終わり2時間43分 6'24/km

林道終わりのエイドでトイレへ、5分くらいは並んだかな。ここは混んでるので寄りたくなかったけど稲子湯までは我慢できないと思った。
ロードの下りに入っても今年は抜かれない。この区間はダラダラ歩くと完走が遠のくとアドバイスしていながら自分が歩いてしまった。
下りの最後にミニオンズっぽい二人が見えた。まさか…と思いつつ近づくと、つんちゃんとちばっちが。こんな遠くまでありがとう。
下りの終わりから稲子湯までは登り、ここは全部走る予定だったけど、半分で歩いた。緑ナンバーのデカフォレスの方だけが走って行った、やっぱり強い。

35キロ稲子湯4時間12分 7'49/km

稲子湯ではおにぎりとバナナひとつずつ食べた。暑くてお汁粉は食べたくなかった。すでに胃がやられていたのかも。おにぎりをひとつ手に持ってエイドを出る。ここの登りは全て歩き。
37キロから長い下りが始まる。この区間でも今年は抜かれない、抜いた人数の方が多かったかも。

膝を伸ばしてロックして脚の付け根をだけを動かし、着地は体の下でやや踵より、上半身の前傾はあまり意識せず鉛直方向で良いとする、脚ではなくケツ筋と腹筋で衝撃を受け止める、スピードはピッチで調節、そんなイメージで走る。下りで前傾するって短い下りの話じゃないかな?少なくともこの長い下りを勢い良く下るのは無理。それと、今年はシューズのフィットが良いのでシューズの中で足が動かない、これも大きい。

42キロエイド5時間6分 7'10/km
ここでアスリチューン3個とトップスピードを補充。オレンジ3切れを食べただけで、ミルクティーと即効元気は手に持ってすぐに出発。動きながらミルクティーを飲む。

ここから振り返って見えた八ヶ岳がメチャクチャ綺麗だった。写真が無いのが残念…。

去年も入った公衆トイレが空いていたので今年も寄った。けど直ぐ下の施設にもトイレがあったみたい。覚えておこう。

いつもの私設エイドで氷入りの水をもらう。本当にありがたい。毎年この辺でものすごく暑さを感じるのだけど今年はそれほどでも無かった。急な下りが終って国道を渡る前のエイドでも被り水をしなかった。この辺からもっと積極的に身体を冷やすべきだった。

国道を渡って50キロまではしっかり走る区間、意識的にペースを上げた。少しだけど周りより速い。いつもは遠く感じるエイドが近く感じた。50キロ6時間は余裕そうなので、今日の目標を13時間切り、そのためにエイドアウトは6時間5分に決めた。

50キロエイド5時間56分 6'15/km

今年は時間に余裕があったので蕎麦を食べる。ここの蕎麦はその場で打っている打ちたてです。顔を洗っておにぎりを手に持ってエイドを出る。目標の6時間5分ちょうど。

エイドを出てすぐの病院からお年寄りが応援してくれ毎年嬉しくなる。

65キロのエイドまでもしっかり走る区間、快調に走る。分岐手前のエイドでジェルとトップスピードを摂取。少し行くとちばっちとつんちゃんがエイドを出してた。声をかけるとつんちゃんが並走してくれるという。ただ無理してペースを上げているし、暑いし、喉が渇いていてるので会話ができない。急な登りも全て走り北相木村役場のエイドに到着。ここは一昨年まで荷物預けのエイドだった。その名残りか普通のエイドより充実してて長いしたくなる。先を急ぐので味噌汁と水、ジェルを飲んでスタート。この時気持ち悪さはあったけど認めたく無かった。これまで水を被ってないせいか暑さにやられてたんだと思う。

60キロの通過は7時間5分だった。この10キロはエイド込みで60分、飛ばし過ぎたか。残り40キロを6時間、13時間はまだ間に合う。少しするとちばっちのエイドに戻ってきた。楽しみにしていたミルクティーはホットになっていて(笑)、思わず吹き出してしまう。冷たい麦茶ももらったけど胃が受け付けない。完全に気持ち悪くなった事を認識した。でも、みんなの前で吐くわけにいかないので出発する。

63キロくらいであべさんとすれ違う。このペースだと滝見の湯に間に合うか計算してあげたかったけど、気持ち悪さが最高潮で頭が働かない。

そして別れてすぐにランナーから死角になるような場所があったのでとりあえず吐いた。前後にランナーがいるし、人様の庭で吐くわけにいかないので場所には気を使います。吐瀉物を観察すると直前に食べたイチゴとジェルだけ。50キロで食べた蕎麦は消化されてた。1時間前までに摂取したエネルギーは吸収されてそう。吐いてスッキリではないので精神的なダメージが大きい。つらいし辞めたい…。去年も70キロで同じように吐いた、去年も被り水しなかった、失敗を活かせてない…。でも、去年はミルクティー飲んで復活した。71キロの荷物預けまでは8キロ、9時間半でそこを出発したいからまだ2時間かけられる。そこまで行けば何とかなる、そう思い走り出す。幸い脚はまだ元気。折り返しが終わりフラットな道も走り続ける事ができない。

65キロのエイドで座って水を飲む、気持ち悪い。頭に水をかけて出発するも走れない。すぐに吐けるようにランナーのいない車道の反対側を進む。傾斜に関わらずラン3割歩き7割くらい。これまで抜いたランナーにバンバン抜かれる、みっともない。急坂の途中のガソリンスタンドで水浴び用にホースを用意してくれてたので頭を冷やす。日陰があれば止まって休む。人知れず吐ける場所を探し、隙をみて吐く。そんな事して多分5、6回は吐いたな。最後は何も出なかった。

68キロ南相木村エイド 記録無し

日陰はないけど座って休む。試しにアミノダイレクトを飲んでみる事に。酸っぱすぎて飲めない、余計に気持ち悪くなる。それでも無理矢理飲んで水を被って歩き出す。でもすぐに吐き気がして、慌てて役場の陰に隠れる。四つん這いになるとアミノダイレクトが出てきた。建物に寄りかかって座るとリタイヤしたくなってきた。残り30キロ強、水も飲まずには走れない。

これが普通のフルマラソンなら諦めてただろう。吐いてまで走ったんだから頑張ったと、納得しようとした。でもここは野辺山、1年に1回しか走れない。頑張って言ってくれた友達もいる、応援に来てくれた友達もいる、完走の報告をしたい。71キロの滝見の湯まで3キロ、歩いても14時過ぎには着く。

時計はネットで動かしていたので、この時から時刻でも計算する事にした。落ち着いたので歩きだす。

途中の斜度9%の坂ではんださんに追いつかれた。すがわらさんはリタイヤしたらしい。それを聞いて一瞬自分もって思った。直ぐにまさる君にも抜かれた、彼はあの坂を走ってた。

吐いてからは歩いても脚がビンビン痺れて痛かったのに、立石湖が見えたあたりから脚の痛みがなくなり、気のせいか気持ち悪さも治まってきた。復活したか?

71キロ滝見の湯 記録無し

滝見の湯に着いて水を飲むと気持ち悪さが治まっていた。ドロップバックをもらって木陰に腰を下ろす。ミルクティーを飲んでも吐き気はない。ここにはつんちゃん、ちばっち、すがわらさん、ゆうだいさんが待っててくれた。出発予定の14時30分を過ぎたので、味噌汁を飲んで頭を冷やして出発する。すがわらさんが「握手はゴールで」って言ってくれた。

次の目標は馬越の頂上に16時着なので8キロを80分。滝見の湯から馬越の入口までは急な坂は無くゆるい登り。周りは走ってるけど僕は走れない、歩きながら即効元気とミルクティーを飲む。ここは無理して走らず回復させる事にした。

馬越の入口のエイドで氷砂糖を食べてみた。これが大正解。喉が渇くので水を飲みたいのだけど、気持ち悪さもあり少量しか飲めない。氷砂糖は喉の潤してくれてエネルギーも摂れる気がした。

身体は動くようになってきたので馬越はガンガン歩く。キロ10で行けば16時に頂上に着く。また周りを抜くようになった。そして九十九折が終わり馬越のエイドに着いた。

79キロ馬越峠10時間54分 10'09/km
完走ペースに間に合った。ここのエイドではオレンジ2切れと氷砂糖をもらってすぐに出発。ここからは急な下り。

少し走ると倒れている男性がいた。脚を攣ったらしい。スタッフを呼ぶか訪ねると、それは不要だと言う。気持ち悪さは残るけど、人の事を心配する余裕が出てきた。

この下りも抜かれる事はあまりなく抜いた人数の方が多かった。下りが終わって川沿いを3キロ程走ると川上村のエイド、そこまでは歩かずに走った。エイドに手前に、すがわらさんとゆうだいさんが待っててくれた。

87キロ川上村エイド11時間52分 7'04/km
うどんを食べたくてもらったけど、気持ち悪さが治ってなくて、ほとんど残してしまった、すみません。
ここを12時間で出発すれば残り13キロをキロ9で走れば間に合う。

エイドを出て3キロ弱は下り気味の平坦。走るのはもうしんどい。でも90キロまでは頑張って走る。酒屋を過ぎて左折すると登りの始まり。コースマップ以上に急に感じる。90キロを過ぎて小海線の高架まで走ってたまらず歩き出す。

傾斜が緩くなったところからまた走る。

練ブーストが僕には合っているようで、表現が難しいけど、足底や脚の筋肉があんまり疲れない。攣りそうになる事もない。だだ、ソールが薄いせいか着地の衝撃で脚の付け根が痛い。歩きたくなる原因はこれ。この痛みがなければもっと走れるのに。母指球筋でも着地はやめて、無理やり踵着地にしたら少しマシになった。俺箱の時はこんな事無かったから、今回は下りが多かったからかな?走り方もあるだろうけど、体重が問題かな?

93キロのエイドを過ぎると、正面の八ヶ岳に夕日が沈んでいくのが見える。この景色が見えるのはこの時間帯のランナーの特権でしょう。(写真が無いのが残念。来年は前日に撮ろう。)

最後のエイドを過ぎてラスト3キロは、ゴール地点から1度離れてぐるっと回る事になる。頑張ればコースベストだけど、もうどうでもいい。知らないランナーと話しながら、歩いたり走ったり。この最後の雰囲気は野辺山独特じゃないかな?見ず知らずの人だけど、一体感みたいな雰囲気が好きです。

そして、最後の直線を登ってフィニッシュ。13時間47分。
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60キロで熱中症になって、今日はダメかと思った事を思い出したら、涙が出てきた。南相木村役場で諦めないで本当に良かった。たらればだけど、熱中症にならなかったら、サブ13できたかな〜?

大変な思いをしたけど、来年もエントリーします。それにしても野辺山の魅力って何なんでしょう。