(第166回)特別編 オルトタイプ
僕は最近、ダブルダッチにハマっている。
ダブルダッチとは、二本のロープを使ってする縄跳びの事である。縄の回し手(ターナー)二人が向き合い、二本のロープを回し、跳び手(ジャンパー)が様々な技を使いながら跳ぶのである。
競技性、エンターテイメント性を兼ね備えたスポーツで、若者の間にどんどんと広がりつつある。世界的にも人気が出始めており、ゆくゆくはオリンピック競技になるとさえいわれている。
さて、ハマっているといっても、僕が実際に跳ぶわけではなく、撮ることにハマっているのである。京都の十条烏丸にB-TRIBEというストリートダンスのスクールがあり、僕はそこの専属ビデオカメラマンである。そのB-TRIBEに、関西初のプロ・ダブルダッチ・チームが誕生し、撮り始めた結果、その格好よさにハマってしまったのである。
その名も『alt type (オルトタイプ)』。もともとは関西の選抜チームとしてメンバーが組まれていたが、今年に入って男子五人の固定メンバーでプロデビューしたのである。
京都は大学が多く、ダブルダッチはサークル活動などで男女を問わず大人気。その選抜メンバーであるから技はピカイチ。しかも男前ぞろいときている。論より証拠、映像はB-TRIBEのホームページにあるから要チェック!(『ストリートダンス B-TRIBE』で検索)
(※プロフィールはコチラ)
さて、プロになったといっても五人のうち三人はまだ大学生だし、他の二人もアルバイトなどをして働いている。いわばプロボクサーのように、本職だけでは食っていけず、別の仕事をしながら、その合間に練習したりショーに出たりするのである。
ダブルダッチ教室のインストラクターもつとめるが、まだまだ生徒さんは少ない状態…もっともっと普及させるために、様々なイベントを企画したり、お子さんの多い会場では体験コーナーを設けたりもしている。(※参考映像はこちら)
そんな彼らが先日、京都でクラブイベントを開催し、東京から強豪チームを呼んでバトルをした。その名も『CAPLIORE (カプリオール)』。バトルというのは、向かい合って交互に技を出し合い、審査員の判定や観客の声援で勝敗を決めることで、非常に盛り上がる。
関西代表の『alt type』と、東京から刺客『CAPLIORE』の対決は、集まった二百人近くのダブルダッチファンを熱狂させた。
結果は、延長戦にもつれ込んだ末、引き分けとなった。しかしあとでメンバーに聞くと、
「引き分けたのはホームだったおかげ。実際は負けていた…」
とのこと。実は僕もそう思っていた。これまで『alt type』が最高だと思っていたが、『CAPLIORE』を見て、「上には上がいる…」と思った。(バトルの様子もHPにあるよ!)
バトルを経て、alt のメンバーはますますやる気を出し、いつか CAPLI を倒すと、瞳の奥を燃やしていた。
「CAPLI に勝ったら日本一の称号が手に入るのか?」
と聞くと、
「いや、おそらく世界一です」
との答えだった。それだけ日本のダブルダッチはレベルが高いのである。いやぁいいねぇ!人間そうそう世界一は目指せないもの。これからもダブルダッチャーの戦いから目が離せない!
2008年10月1日号掲載

alt type
関西初のプロ・ダブルダッチ・チーム。
リーダーのFuku、MSR、JUN、Hikaru、Ryo-chin の五人で構成。
| 追記・・・alt type YouTube動画情報。パフォーマンスの模様。バトルの模様。バトル延長戦。地方イベント参加模様。 |
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