爪のはなし―基本的なこと | 足から健康 櫻井寿美

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足と靴の専門店を経営しながら足と靴の研究にも携わっています。
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私の足の爪は、40年も前に履いていたパンプスのお陰で、今もいびつな形をしています。それに加えて、こちらも40年以上続けているマラソンのお陰で、足の数本の爪は常に肥厚し、情けない様子です。

 

でも、たとえそんな状態であっても、足の爪は私たちの日常生活で、大切な役目を果たしてくれています。

 

手と比べ、足の爪というのは、そもそも存在感がありません。

 

手の場合は、爪を使って何か薄いものをつまんだり、剥がしたりすることもあり、無くては不便を感じます。

 

また、一時期と比べると下火にはなりましたが、今もネイルサロンが街中にあり、特に手の爪を大切にされている方は、今も一定数おられるようです。

 

それに引き換え、足の爪の可哀そうなこと。

 

人によっては「足の爪って、ほんまに要るの?」と思っておられる方も多いようですが、失ってみて初めてその存在の大切さを感じるのが足の爪なのです。

 

まず、爪の役割というものをおさらいしておきましょう。

 

 ①指先の保護 

  これは言わずもがな、指先を覆い、大切な指をつねに守ってくれています

 

 ②指の腹側にかかる力を支える

  指の上に爪が乗っかっていることによって、足の指であれば、地面から受ける力を爪が受け止め、足指にしっか

  り力を入れることができるのです。手の場合は、触覚がより鋭敏になり、指先を使う細かな作業が可能となりま

  す

 

 ③日常生活における道具

  これは、理美容師さんや調理師さんなどでは、手の指、手の爪が無ければ仕事がしにくいということを

  体験されているかと思いますが、私たちも手の爪を短く切ってしまったときなどに、その道具としての存在を

  感じておられるのではないでしょうか

 

 ④指先の形を整える

  爪が存在することによって、指先の形が整えられています

 

爪はよく勘違いされるのですが、硬ケラチン=アミノ酸で成り立っています。爪が弱いというと、すぐにカルシウムを摂らねばと言われる方が多いのですが、カルシウムではなくて、タンパク質の摂取が大切ですね。

 

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