コロナ禍以降、医療全般について考えることが増えました。
それまでは、毎年健康診断も受け、数値が良くないと注意をし、体の調子が悪い時には迷わずかかりつけ医にも診てもらっていましたが、今は骨折など、外科的な処置が必要な以外は、自分で体の様子を感じ、自己で対処をするようにしています。
夏に亡くなった母も、昔から医者嫌いな人で、今回の終末期にも医療的な処置は一切望まず逝ってしまいました。
今日はコロナの頃に立ち上がった「全国有志医師の会」から、先日届いたニュースレターを紹介いたします。その中に、色々と考えさせられる寄稿がありましたので、少し長い文章ではありますが、ブログを読んで頂いている皆様とも共有したいと思います。
歩きたくなる靴はフットクリエイト。本日、明日は定休日です。
以下、全国有志医師の会ニュースレターNo.79より抜粋
1.最新情報 1)全国有志医師の会メンバーによる寄稿〜「医療の光と影」コロナ禍における”負の本質”〜 宮沢善夫医師 前回は病理医という職業の説明も兼ねて、主に病理解剖についてお話ししました。コロナ社会に思うこと多々あり、思うがまま書き連ねていこうと思います。まとまりのない文章、なにとぞご容赦を。 ◆悪夢の日々 いまだに毎日が悪夢の中にいるかのような感じが、コロナ禍(この用語は好きではありません)が始まって以来、ずっと続いています。人生は有限なのに、こんな窮屈な社会をいつまで強いられるのか、そんなことを考えています。私個人はコロナがなかったような生活を送りたいのですが、勤務医である以上、マスク着用ほかのルールに従わざるを得ず、声がまったく届かないことのもどかしさが続いています。いつになったらこの悪夢から覚めるのか、それはコロナワクチンの危険性が人々に広く知られるようになる日まで永遠に来ないのかもしれません。 従来、医師は「新薬に飛びつくのは愚」と学んできたのに、多くの医師が何の疑問も持たずに、人類初応用の遺伝子ワクチンであるコロナワクチンを受け、そして他人に接種しています。 まわりがあまりに「平和」に動いているように見えるので、私が異常なのかもしれません。しかし悪夢から覚めない思いを共有できる医師は、決していないわけではなく、ごく少数ですがいます。このことがわずかな光明として幸いです。 ◆医療に潜む”欺瞞” 医師の多くは従来型ワクチンを含め、ワクチンに関する知識は総じてきわめて少ない、という現実があります。このことを多くの方が知りません。医師は健康や医学について何でも知っている、と誤解されている方も多いでしょう。しかしそれは大きな間違いであることを、このコロナ禍が浮き彫りにしました。これをお読みの皆さんも同じ思いかと思います。 また、反発があるかもしれませんが、医療というのは商売という側面がありますから、どうしても「病気を使ってお金を稼ぐのが医療」と認識せざるを得ないのも事実です。人の健康や命を救おうという崇高な使命感を持って従事している人だけではないということも、敢えて認識しておくべきだということです。 また、医療には欺瞞性がつきものだということも改めてわかりました。高血圧の基潤などその代表で、年齢や性差、個人差、日内変動を無視して一律に「最高血圧140以上は高血圧」とするのは、どう考えてもおかしいですし、血糖値に影響を与える糖質を無視してカロリー制限一本やりで糖質構成比を6割以下としている日本の糖尿病治療は、全摂取カロリーにおける糖質構成比を4割以下とした米国の基準からはかけ離れています。バランスの良い食事が大事、と言い続けるだけで、糖質を炭水化物の一つとして小さく扱っています。これではいつまでたっても糖尿病の合併症で苦しむ方が減りません。 そんな中、勤務医は開業医とは少々違う立場であります。世間知らずの集合体とも言える世界ですし、コロナウイルスやワクチンについても、各自が別々の見解を持っているからです。 ◆「疑問」を持つきっかけ!HPVワクチン 私もかつてはワクチンについて熟考せず、どちらかと言えば賛成・推進派でした。以前勤務していた大きな病院では、毎年のインフルエンザワクチン接種時期に、平日の接種希望者の接種前問診に携わっていました。当時の同僚の呼吸器内科医が「インフルエンザワクチンには感染予防効果はなく、重症化を予防します」と、職員向けの勉強会で話すのを受け、私は一般市民向けの講演会で「感染を防げませんが、重症化は防げますので、みなさんインフルエンザの予防接種を受けましょう」と宣伝していたのです。 私自身、解剖などを通して血液感染のリスクの高い病理医ならなおのことB型肝炎ワクチンを受けるのは半ば義務だと思っていましたし、他のワクチンの多くも受けていました。ただし幸いなことに、これまで勤務した病院、現在勤務中の病院もそうですが、職員のワクチン接種は強制ではありませんでした。 そんな私が疑問を持つきっかけになったのはHPV(ヒトパピローマウイルス、子宮頚がん)ワクチン問題を知ったからです。2010年ごろ、この新しいワクチン接種を受けた10代の少女に、回復が困難な重篤な神経症状が次々に起こっていることをインターネットで知り、情報を集めたのです。どう考えても、脳や脊髄といった中枢神経系に不可逆的な損傷を与えているとしか思えないような、個人個人で別の症状が出ていたのです。 ◆HPV”ワクチン禍” 薬の副作用も当たり前に同じですが、添付文書(薬の説明書)に書かれている副作用が、全ての人に出るわけではありません。ある人には肝臓に、別の人には腎臓に、また別の人には皮膚に症状が出ることは普通にあります。これはコロナワクチンも同じで、皮膚に症状が出る人もいれば、血栓症で重要臓器にダメージを受ける人がいます。 2018年には世界各国のHPVワクチン被害者が東京で一堂に会し、講演会が開かれました。私がいちばん驚いたのは、HPVワクチンを接種してからお母さんのことが分からなくなった娘さんがいるということ、そして本人は毎日自分を世話してくれる女性を「お母さんだという人」という認識で毎日を送っていると聞かされたことでした。頭の中から母親が消えてしまったのです。HPVワクチン接種後に、さまざまな中枢神経系の有害事象が報告されていますが、これもその一つです。 これがHPVワクチンの真実なのです。 脳と脊髄からなる中枢神経系というのは人間の全活動の司令塔です。動くことと感じること、記憶するところとか、睡眠のリズム、本能から消化管や血圧などを自動的にコントロールする自律神経や、視床下部から下垂体を介しての、内分泌(ホルモン)のコントロールなど、多彩な機能をつかさどっています。「体が覚える記憶」(たとえばクルマの運転に慣れることやスキーが上手に滑れることなど)も、小脳に「手続き記憶」として格納されています。 解剖学的に中枢神経系は神経細胞とそれを支えるグリア細胞などからなる広大な空間ともいえ、ある人には記憶をつかさどる部分に影響が出たり、別の人には運動機能に影響が出たりします。運動をスムーズに行うように制御する部分に影響が出ると、不随意運動といって、本人が意識しないで勝手に体が動くこともあります。 HPVワクチン禍がコロナワクチン反対の私の原点といって良いくらいです。とにかく新興ワクチンには気をつけようと考えました。 ◆【12年と5ヶ月】父の肺がん治療の記憶 さて、今から30年ほど前、当時60歳であった私の父は近所のクリニックで高血圧のフォローをされていましたが、当時私が勤務していた大学病院の内科でちゃんと全身を診てもらったほうが良いということで胸のレントゲンを撮ったところ、肺に丸い影が映り、その後の気管支鏡検査で採取された生検で、腺癌の病理診断が確定しました。 そのひと月後に手術が行われ、肺の一部を丸ごと切除することでがんは取り切れ、リンパ節にも転移はありませんでしたが、手術中に生理食塩水で浸したガーゼで胸の中を拭うと、そこから癌細胞が検出されました。私は手術後に抗がん剤をやったほうが良いと説得し、父はしばらく入院して抗がん剤を受けたのです。 その後10年、父は健康上の特段の問題なく過ごしましたが、あるとき知人から痩せた?と言われレントゲンを撮ると、左右の肺いっぱいに無数の丸い影がありました。肺がんの再発が疑われ、当時私のいた民間病院にかかることになりました。主治医となる呼吸器内科医は当初、当時話題になっていた肺がんに適応のある分子標的治療薬イレッサ(ゲフィチニブ)の投与に否定的でした。イレッサには間質性肺炎という命に関係する副作用が知られていたからです。 私と父が「肺がんで死ぬのも抗がん剤で死ぬのも同じ死だから、イレッサを投与して欲しい」と話し、主治医はイレッサ投与に踏み切ってくれました。間質性肺炎をあらかじめ予防するために、ステロイドを点滴してからイレッサ(錠剤)を飲みました。 すると翌々日に撮影した胸部レントゲン写真で、影の辺縁部分が薄くなってきたのです。その後1か月ほどで、魔法のように肺の影はすっかり消えてしまいました。もちろん、がんは許してくれず、その後は再発、肝臓や骨に転移し、最後には脳と脊髄に転移しました。 ほかの抗がん剤を何種類も投与し、そのたびに一進一退を繰り返しましたが、がんの勢いを止めることはできません。最期には、英語など話したことのない父が、英語で人生を振り返る文章を書いたり、異常な行動がみられました。再発してからちょうど2年半で父は亡くなりました。最初に肺がんが見つかってから12年と5か月、72歳でした。 ◆「検証なき医療」コロナ禍における”負の本質” 父の病理解剖は私が行いましたが、脳と脊髄全体に塩を振りかけたように癌細胞がちりばめられていたのには驚きました。緩和放射線といって、がん細胞を殺すというよりも痛みを取るために転移した背骨に放射線を照射したのですが、その部分にがん細胞は全くありませんでした。 たしかに抗がん剤はすべての癌細胞をゼロにすることは難しいのですが、患者からすれば、薬害として知られるようになったこのイレッサも、一時は救世主に思えるのです。 ですが、禍中のコロナワクチンで恩恵を受ける人は果たして存在するのでしょうか? 病気の人ではなく、健康な人に投与するのが予防接種・ワクチンです。どれだけコロナウイルス感染症を予防できたのか、それこそ重症化を抑えられたのかが明らかでありません。本来、感染を予防するものがワクチンであるのに、いつのまにか「感染は抑えられないが重症化を防ぐ」などとゴールポストがずらされてしまいました。 また職員のコロナワクチン接種状況を把握し、接種後にどんな症状が出たのかデータを取り、検証している事業所がどれほどあるのでしょうか?医療機関でさえ個別に検証しているところは非常に少ないのが現状でしょう。行われた医療行為を振り返らない、過去を検証しない。これがコロナ禍の負の本質ではないかと思った次第です。 以上、ここでは私が経験した理不尽な医療の現実や、なぜ勤務医がコロナワクチンの危険性についてまとまって声を上げないのか等々、もっと書きたかったのですが、次の機会があればその際に想いを綴りたいと思います。 まもなく私も父に肺がんが見つかった時と同じ60歳になり、私自身の健康についてもギアを入れ替えて考えていかなければならない時が来たようです。書くべき時が来たら、またいろいろお話ししたいと思います。 長い駄文をお読みくださり、ありがとうございました。 全国有志医師の会 病理専門医 宮沢 善夫