バレーボールの靴 | 足から健康 櫻井寿美

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足と靴の専門店を経営しながら足と靴の研究にも携わっています。
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来週の合唱団定期公演に向けて、昨日は最後の練習会に参加しました。本番が目の前とあって、団員の私たちも、結構な熱量で、先生方の指導にも同じく熱がこもっています。一種の殺気とも呼べるようなものです。情けない事に、私はまだ怪しい所もあり、最後の詰めをしなければと思っています。

 

それにしても、昨日の男子、女子それぞれの試合も素晴らしかったですね!

 

男子は、いつもはなかなか出番の回ってこない控え選手が中心の構成でしたが、アメリカにもフルセット勝ち。特に3セット終盤の宮浦選手の3連続サービスエースは凄かった。女子も、負けて銀メダルになってしまいましたが、第三セットは粘り勝ちで、来月のオリンピックに向けて、良い経験ができたようです。

 

そして、バレーボールを見ていても、気になるのは、選手たちの足元で、いつも足の動きなども気になります。

 

バレーボールシューズでは、圧倒的にアシックス、そしてミズノが目立ちます。

 

ランニングシューズでは、レベルによって、また走るコースによって、靴を履き分けますが、バレーの世界では、その役割によって、選ぶ靴も違うようです。

 

例えばセッターは、どんな状況下であっても、打ちやすいパスをあげられるように、安定性の高い靴。

 

レシーブ専門のリベロは、どんな球にも反応できる身軽さが求められ、靴も軽量なものを。

 

アタッカーは、とっさのジャンプや着地にも対応できるクッション性の高いものを。

 

アウトサイドヒッターやミドルブロッカーの着地を見ていると、怪我をしないかと冷や冷やする場面も多く、できれば足首の保護機能が高いもの(とはいえ、一流選手でハイカットの靴を履いているのは見ませんが)。

 

一口にバレーボール専用靴といっても、実に様々ですね。

 

もちろん、役割別の前に、個々の足の特徴に合わせた形状であることが一番大切です。

 

トップレベルの選手では、オーダー靴などもあるのかもしれませんね。

 

そして、靴だけでなく、試合に使用する「ボール」は、ミカサ。日本の企業で、来月のオリンピックの公式ボールにも選ばれています。

 

さらに、ネットについているロゴマークは「セノー」。こちらも日本のメーカーです。

 

国際大会で使用されている器具たちが、日本の企業であることが、とても嬉しいですね。

 

女子大会が終わり、今週は男子の決勝戦。私も眠さに負けず頑張ります。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。本日は定休日です。