昨日は、奈良国立博物館の空海展へ行って参りました。
今年に入ってすぐ、この展覧会が開催されることを知り、楽しみにしていたのですが、最終日の昨日ようやく行くことができました。その前の週に行った夫によると、近鉄はえげつない混雑ぶりということだったので、私はJRで行くことにしました。
朝一で入場できるようにと、6時40分発の奈良行に乗りましたが、お陰様で空いていました。奈良へは8時前に到着したのですが、さすがに早いので、博物館へ行く前に春日大社へ行ってきました。
奈良駅から三条通りを東へ向かいましたが、以前と比べて、奈良駅も春日大社へ向かう道も、ずいぶん様変わりしていました。ここ奈良も、街全体がインバウンド対応となっているようです。
国中どこもかしこもインバウンドで、それほど外国人観光客対応に力を入れなければならないのでしょうか。
これについては、また別の機会に。
雨で、鹿たちも雨宿り。
興福寺、猿沢池を経て、春日大社へ。
早朝で、雨だというのに、春日大社は多くの観光客で賑わっていました。
参拝を済ませ、9時前に奈良国立博物館へ到着すると、既に列が出来ていました。
展示は、空海さんがプロデュースしたとされる、最古の両界曼荼羅を始め、空海さん自筆の手紙や文書なども展示されており、非常に内容の深い展示の数々でした。
弘法大師という人物は、ただ頭が良いだけでなく、プロデュースする力、それを天皇や貴族へプレゼンテーションする力も、非常に長けていたことが、残された文書から読み取れました。
最終日になりましたが、あの展示を観ることができて、良かった!これまで以上に空海さんを身近に感じることができました。
京都高雄の神護寺からの展示物も、数々ありましたが、神護寺はまだ訪れたことがなく、紅葉の季節を外して、ぜひ訪れてみたいと思います。
歩きたくなる靴はフットクリエイト。本日は定休日です。