永遠のインソール②の続きです。
昨日は、インソールを入れて使う靴がとても大切であるというお話をしましたが、今日はインソールの素材のお話です。
インソールは、地面と足との仲立ちをするインターフェイスとしての役割を持つものです。
インターフェイスとは、異なるシステムや機器間でデータややり取りをするための機能や規格。異なる機器同士を結び付け、相互のやりとりを可能にする役割を果たしています。
と、ビジネス用語一覧のページに書かれていました。
地面といっても、アスファルト、砂地や土、河原など、その固さや形状は様々です。
足もまた、年齢や使い方、障害の有無などによって人様々。
これら異なるもの同士を結び付けて、相互のやりとりをスムーズにし、結果、足をうまく使えるようにするのが、インソールの役割です。
なので、インソールを作るための素材についても、十分な吟味が必要となります。
フットクリエイトで、ご面倒でも予約をしてもらって、お客様の足や姿勢をじっくり拝見するのも、このインソールの機能を最大限高めたいからなのです。
足裏のクッション性があまりない、あるいは足アーチの機能が十分でないといった場合には、インソールの硬さをそれに応じて変えます。また同じ方の足であっても、前足部と後足部の使い方が異なる、左右の使い方が異なるといった場合にも、それに応じてインソールの素材を変えたりもします。
このように、1ペアのインソールを作る場合には、その方の足、体、姿勢を十分把握した上で、インソールの素材選択を検討していますが、それは、最初に述べた「インターフェイス」としての役割をインソールが担っているからなのです。
明日に続く。
歩きたくなる靴はフットクリエイト。5/3~6日までお休みさせて頂いております。