過去に学ぶ | 足から健康 櫻井寿美

足から健康 櫻井寿美

足と靴の専門店を経営しながら足と靴の研究にも携わっています。
日本人の足の環境をさらに良くして、
「元気で100歳」を一緒にめざしましょう。

昨日はほぼ終日雨となりましたが、この雨のお陰で店の奥の木や草花が、日々ぐんぐん伸びています。この調子では、土曜日に草むしりをした奥の通路ですが、すぐにまた草ボウボウとなってしまいそうです。草花たちの持つ強さ、見習うべきですね。

 

昨夜、久しぶりに映画を観に行ってきました。タイトルは「死刑台のメロディ」。エンニオ・モリコーネ氏が音楽を担当した50年ほど前の映画です。

 

 

モリコーネ氏が音楽を担当した映画は、これまでにもいくつか鑑賞していますが、この「死刑台のメロディ」だけは、レンタルでもない、アマゾンでもない、上映の予定も無く、機会があれば観たいと思っていたところ、アップリンク京都で上映されると聞いて、映画の内容は全く知らないまま行ってきました。

 

 

映画は1920年代のアメリカで実際に起こった冤罪事件がもとになっています。

 

人種、思想的な差別と偏見、さらに証拠が捏造までされた裁判によって、主人公のサッコとヴァンゼッティが電気椅子によって死刑とされるまでの顛末が描かれています。

 

ジョーン・バエズによる主題歌もまた魅力的で、音楽はもちろんのこと、充実した内容の作品でした。

 

それにしても、独立していなければならないはずの司法であるのに、政治的な駆け引きや癒着が行われている事実は、この事件から100年後の今も変わってはいません。

 

色々なことを考えさせられた映画でした。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。本日は定休日です。