腰痛と靴の関係 | 足から健康 櫻井寿美

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足と靴の専門店を経営しながら足と靴の研究にも携わっています。
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今日4月20日はヨーツーゼロの日だそうです。

 

知り合いにも「腰痛で…」と、悩む人は多いようですが、幸いに私は、これまで腰痛を気にしたことはありません。理由はよく分かりませんが、ランニングを継続している事も関係があると思っています。反対に、全く運動などもせず、仕事はもっぱらパソコンに向かって座っているだけという人に、腰痛は多いイメージがあります。

また、膝の痛みの原因の一つである「体重増加」もまた、腰への負担増の原因。

 

腰痛で整形外科を受診しても、X線など検査をし、痛み止めや神経ブロックなどの対処療法でとりあえず痛みをおさめ、結局のところ、その後は理学療法などで負担を少なくするほかありません。きょうびは検査料や投薬料もばかにならず、X線や薬など体への侵襲を考えると、私だったら受診を躊躇すると思います。

 

腰痛はこれまでの生活習慣の積み重ねが原因となることも多く、既に腰痛持ち、あるいは予感がするという方は、無理の無い程度で、まずは定期的なウォーキングを始めましょう。(既に腰痛がある方に関しては、その原因をきちんと見極めた上で、十分な注意が必要です)

 

また膝の痛みと同様、靴の選択も重要です。

 

例えばヒールの高さ5㎝のパンプスを履くと、本来なら体は前へ傾いてしまうものですが、それを傾かさないために無理をして姿勢を保とうとしれくれるのが腰椎。

 

つまり、パンプスを履いているだけで腰への負担は増大。

 

なので、腰痛持ちで立ち仕事の方がパンプスなどを履いて仕事をするなんて、これはもう自殺行為。

 

いくら整形外科や接骨院へ通っても、一進一退どころか、加齢が進めば一進三退。

 

痛みが出る前に、自分の足、膝、腰、体への負担をできるだけ少なくする方法の一つとして、靴やインソールを上手に利用しましょう。

 

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