どうしても馴染めなかったもの | 足から健康 櫻井寿美

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足と靴の専門店を経営しながら足と靴の研究にも携わっています。
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今回のお遍路では、2日間の初日で結願できたので、昨日は早くに帰京することができました。

 

京都へ戻る前にもう一度、うどん県のうどんを味わっておこうと、高松駅前のうどん屋へ入りました。駅の真正面のうどん屋は、人が並んでいたので、少しだけずらした場所にあるうどん屋へ入りましたが、厨房の片隅では、足袋を履いた店主が、足でうどんを踏んでいて、それを見ているだけでも、何となく美味しい感じがしました。

 

 

 

出てきたうどんは、こしがありながらも、柔らかく、だし汁も優しく、お遍路の〆に相応しいお味でした。うどんの他に、牡蠣の天ぷらなども美味そうで、思わず手がでてしまいました。

 

うどんは、さすがにうどん県を標榜するだけあって、それぞれの店独自のうどんを堪能することができましたが、最後の香川県で、どうしても馴染めなかった料理があります。

 

それは、「骨付き鳥」という料理で、香川ではあちらこちらで、「骨付き鳥」のメニューやのぼりなどを見かけます。一度、お遍路途中に、骨付き鳥を頂いたことがありましたが、とても味が濃くて、薄味志向の私たちにはちょっと―ハードなお料理でした。

 

でも、もしかしたらあのお店の味付けだけが、濃いのかもしれないと思い、昨日、お土産も兼ねて、高松で有名な骨付き鳥のお店でテイクアウトしてみました。

 

そして、夕食。持ち帰った骨付き鳥を家族で頂いたのですが、全員、無言。

 

相変わらず味付けが濃くて、キャベツをどんどん食べなければ、その濃さを薄められません。

 

かがわ名物かどうかは不明ですが、あの「骨付き鳥」には、馴染むことができませんでした。

 

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