今日の京都新聞朝刊に、文科省の官僚だった寺脇研氏が、今の日本では三権分立が破綻していると述べておられましたが、まさに、昨今の様々な問題は、それぞれの機能が全く果たせていないところから起こっていると思います。「さくら…」もまた、トップの責任は問われることなく、うやむやにされていくのかもしれません。
さて、本日11月14日はインスリンを発見したバンディング博士の誕生日であり、世界的に糖尿病について啓発する「世界糖尿病デー」です。今世界には、全人口の約9.3%となる4億6300万人の糖尿病患者がいるといわれています。そして我が日本では、糖尿病が強く疑われる人と糖尿病の可能性を否定できない人を合わせると2000万人もの糖尿病患者、その予備軍がいるそうです。(世界糖尿病機関)
糖尿病が怖いのは、少しずつ少しずつ、血管や神経など、体が蝕まれていくことです。
以前、糖尿病患者の履物調査を、糖尿病外来の病院でさせてもらったことがありますが、一度糖尿病と診断されると、その後はヘモグロビンA1cや血糖値などの検査のため、ずっと病院にかかりることになります。また、履物が問題となるように、糖尿病歴が長くなればなるほど、血管障害や神経障害を起こし、足の感覚を失い、ちょっとした靴擦れに気が付かず、それが原因で足の切断という大変な事態にもなりかねません。
しかし、糖尿病の場合も、普段の食事や運動で、薬に頼ることなく改善できると、その筋の本にははっきり書かれています。
国も医療機関も安心して頼れない今の日本。普段の食事、生活を十分に見直して、いつまでも元気でいられる体を作りましょう。
足と靴のご相談はフットクリエイト。本日営業いたしております。