昨年の大会を見て、ディアブロッサ高田（奈良）のファンになりました。体は小さいのに、粘り強くボールを奪い、素早い攻撃につなげます。旋風を巻き起こした前回大会は準優勝でした。
今年も、キビキビとした素晴らしいチームです。２次ラウンドに進んでの初戦は４日午前。高知南ＦＣ（高知）が相手でした。前半は０－０。押し気味の展開ながら、高知南ＦＣの堅守に苦しんでいました。
ハーフタイム。川上弘仁（かわかみ・ひろひと）監督は、落ち着いていました。「大丈夫。鋭い出足からの良い守備が出来ている。焦らずに１点取ろう。そうしたら２点目も狙える」。監督の言葉に聞き入る選手たちの生き生きとした目が印象的でした。
後半は、監督の言葉通りの展開になりました。３３分に前田檀（まえだ・だん）選手が先制、３６分に北田大亜（きただ・だいあ）選手が追加点を奪い、快勝しました。
今年もディアブロッサ高田旋風が巻き起こるか――。午後の強豪ファナティコス（群馬）戦を１－０で制し、ベスト８進出を決めました。明日の準々決勝が楽しみです。