【NFL好プレイ紹介】第54回スーパーボウル② | アメリカンフットボールブログ ”Inside-Out”

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中学~社会人までアメリカンフットボールの選手を続け、現在は高校アメリカンフットボールのコーチをしています。
アメリカンフットボールの魅力をプレイ画像と動画を交えてご紹介します!

続いても49ersオフェンスのプレイ。

 

第1Q残り10:33
自陣48y 3-2
Bend Fake Reverse Pass


数プレイ前に行ったReverseを布石にし、WRからQBにボールをパスするプレイ。
ReverseからQBに戻すようなトリックプレイはRed Zoneや2PT、負けている展開や空気を変えたい時にCallすることが多いですが、49ersはオープニングドライブからCallします(笑)

とにかく先制点を取りたいという気持ちが伝わるようなプレーコールです!

 

そして実際の結果はプレイを観てもらったら分かるのですがパスとしては成功していません。ただ、3rd-2ydという状況でQBに投げられないと判断してすぐさまランに切り替えてフレッシュを獲得したWRの判断が素晴らしい!

 

これ、練習しているからか選手としては投げたいという気持ちが強くなり、エイヤー!と投げてしまってパス失敗もしくはインターセプトということが多いです。この場面ではQBは空いているようにも見えましたが、それよりも前が空いていることを見て2ydを取りに行ったところにこのWRのしたたかさを感じます(WRのDeebo Samuel は24歳!)

 

また、最初から1RBの体型ではなく、わざわざ一度Emptyの体型にしてから1RBにしてからプレイを始めたのは、チーフスデイフェンスのアジャストを固定したかったからでしょうか?

ブリッツを入れられたら終わりのプレイなので、その可能性もあるかもしれません。


下記動画の7:20秒付近から再生

 

 

1試合を通して気になったプレイを順番に挙げていくつもりですが、

49ersのオープニングドライブは気合の入ったプレイばかりです。

 

次回に続きます。