U20ワールドカップ、グループリーグ第2戦vsコスタリカを見た。
スコットランド戦と比べて決定機は少なかったものの、
それは相手がいることだし仕方ない。
粘り強くボールを回してギャップをつこうとする姿勢は素晴らしかった。
ゲームの流れを見てけして慌てない「大人のサッカー」を見せてくれた。
一度崩れたら立ち直れないチームと言われているので、
本当の意味で大人のチームではないのかもしれない。
自信や勢いがこうした短期決戦では本当に大事なんだということを改めて認識した。
全般的に良かったが、
福本CBとRSB内田の裏が取られすぎなことが気になった。
コスタリカはラインの裏側に早いタイミングでボールを入れてFWを走らせる単調な攻めが主流だった。
よく高校サッカーで国見や鹿実がやるつまらないサッカーの典型である。
単調であり対応もしやすいのだが、何本かに1本はうまくFWに通ってしまうことがある。
とくに後半の半ば過ぎから内田の裏を取られるシーンが続出した。
このチームは両サイドも攻め上がるからこそ流れるようなスムーズなパス交換が
可能なのだが、当然リスクも背負っている。
攻め上がった裏を突かれることはかなり辛いが、それもある程度は仕方ない。
再三攻め上がるけど、戻るのも早い。そんなカフーみたいな仕事を内田に求めるのは酷な話ではあるが。
サイドバックの選手って仕事が多いから、評価の仕方が難しくて可愛そうだよな。
梅崎のプレーぶりは圧巻だった。
ボールを持つと何かしてくれそう。
チームを生かすドリブルを繰り出すところが素晴らしい。
そこで抜いたらビッグチャンスという場面で抜いてくれるのはありがたい。
アトムへのアシストも素晴らしかった。
なんでこんないい選手がグルノーブルを戦力外になったのだろう?
今回招集されていない伊藤翔はグルノーブルに残留してるのに。
あと前回いまいちだった柏木くん。
今回はまずまずのできだった。
守備でめっちゃ貢献してたね。トップ下というよりボランチみたいな粘り強い守備が目立った。
あといつも笑顔なのがいいね。キャプテン翼みたいよ。
次は攻撃でも圧倒的な存在感を見せてもらいたい。
多分この選手すごく性格的に優しいんじゃないかな。
パスを受ける相手のことを考えすぎてプレーが若干遅れてしまうように見える。
もうすこし中田ヒデみたく「オラオラ走れパス」を出してもいいんじゃないのかね。
にしても今回の代表の試合は非常に面白いわ。
01、03、05と微妙だったからねえ。
低迷してた若年世代に光が差してきたかな。
月末からU-18クラブ選手権が三ツ沢で開催されるし、いっちょ金の卵をチェックしに行ってみようかな。
だんだん俺もサカヲタ化してきてるような気がするわ。