２日目に泊まった「ペンション夢空間」は
観光スポットの教会群がある大三坂の途中にある
玄関を入るとオーナーの奥様が迎えてくれた
今日の客は僕ら1組だけらしい
廊下や階段に沢山の観光ポスターパネル
壁面に飾られた写真、絵、オブジェなどの額縁
一見まとまりがないようであるが煩さは感じない
オーナーに何か拘りがあるのだろう
夕食時間はPM6:00
次々と和洋混在のコース料理が運ばれる
どちらかと言うと女子向きの献立だったが
どれも美味しかった
オーナーの奥様は話好き！
食事しながらも会話は途切れない
ホテルにはないおもてなし感を楽しんだ
函館３日目の朝食は遅めのAM8:00
柔らかいパンと一緒に食べる
スープ、サラダ、リンゴのヨーグルトにオムレツ等
全てが手作りで体にとても良い食事
夜雨が降って、朝方には止んでいた
外に出ると肌寒く、温暖化と言ってもここは北海道
曇り空の下、上着を着て立待岬へ
初めて函館の路面電車に乗った
終点「谷地頭駅」で下車
Suicaでも乗れると知らずに
小銭を用意してたので整理券で乗車
「谷地頭駅」から海岸方面へ歩くと墓地があった
その最後部に石川啄木一族のお墓がある
これも何かの縁と手を合わせた
その先に進むと立待岬
空は曇天ではあったが、東の方から青空が広がって来た
北の大きな風景がゆっくりと動く
寒さと風が無かったらスケッチしたかった
大きなキャンパスに油絵で
立待岬を後にして来た道を戻った
函館公園内にある函館博物館を見学
函館は新撰組土方歳三終焉の地
そして大火に見舞われた歴史を学んだ
谷地頭駅から五稜郭に向かった
今度はSuicaを使った
お昼に、五稜郭タワー前のラーメン屋「あじさい」に入る
函館名物塩ラーメンを頂いた
麺の硬さはちょうど良くスープも美味しかった
少しあっさりしてて物足らなさも感じたが
歳をとったら塩分控えめでいいのかもしれない
食べ終わって目の前の五稜郭タワー展望階へ
高いところは好きではないが
360°ビューは気持ち良かった
さっきいた立待岬が確認できた
タワーを降りて五稜郭公園のお堀の中へ
藤棚がきれいに咲いていて
くぐり抜けると箱館奉行所が見えた
今日はここでスケッチすることにした
描き終わると五稜郭公園をぐるっと回ってみた
疲れたのでタワー内のカフェでひと休み
メロンアイスが乗ったコーヒーフロートを注文
五稜郭を後にして電車に乗りペンションへ帰る
夕食時に今日も話が盛り上がって
オーナーに函館へはスケッチ目的で来たことを話した
話のついでに３日間で描いた絵4枚を見てもらった
オーナーの奥様は褒めてくれたが
オーナーは上手い...と言いつつ
「八幡坂はど真ん中よりも少し右寄りがいい」と
構図のポジション取りをアドバイスしてくれた
絵のわかる方？と察し話を聞いてみると
絵は自分では描かないが見るのは好きだと言った
ルーブル美術館にも行ったことがあるそうだ
やはり只者ではなかった😅
旅の最終日、ペンションとお別れして...が！
部屋の鍵を返し忘れて慌てて引き返した😆
そしてこの旅の最後のスケッチ
ペンションから坂を登ってハリストス正教会に向かった
教会からさらに坂を登ると空き地の駐車場がある
そこから教会を手前に函館の街、海を一望出来る
教会が歪んでしまって下書きを2度した
彩色もあまり上手く行かなかったが
後でも一度描き直してみようと思う
ベイエリアに下り回転寿司店を探した
しかしお目当てのお店は定休日！
寿司は諦めて、事前にチェックしてた
「カリフォルニアベイビー」と言うお店に向かった
ここのシスコライスが名物らしい
バターライスにミートソースがかかってる
名物という割にはちょっと物足らないかな？
食べ終わり隣のハセガワストアと言うお店に入った
YouTubeでここのやきとり弁当が美味しいと知った
新幹線の中で食べる夕飯用に買い込んだ
やきとりと言いつつ実は豚肉なのだ😅
夕飯も買ったことだし！
最後に函館に着いた時から気になってた
函館連絡船に乗り込んだ
もう運行はしていないが
横浜山下公園の氷川丸のように
船内見学と函館連絡船の資料に当時を偲んだ
4日間の函館スケッチ旅行
あまりに観光スポットが多く、また歴史も深く
満喫しつつまだまだ知らないことだらけ
興味深い部分は沢山あった
新幹線の中でやきとり弁当を頬張る
シンプルだがこれは美味しい！
函館へいつかまた行ってみようと思った