こんにちは
秦野ビクトリーエースです
3月13日、秦野ビクトリーエースの第11期生12人の「卒団式」が行われました。
一緒にグランドで汗を流し
一緒にグランドで笑い、泣き
時には、叱咤激励されながらも、本当に一生懸命頑張りました。
12人の顔を一人一人見ていると、入団してきた時の色々な思い出で浮かんできます。
初めて金属バットを持ち、重そうに振っていたところ
キャッチボールで何度もエラーをしてグランドを走り回っているところ
誰よりも早くグランドに来て、お父さんコーチと自主練習をしていたところ
ニコニコしながらグランドに現れ、元気に挨拶していたところ
正直さびしい気持ちがありますが、新たな道への旅立ちの日です
しかし、寂しがってばかりはいられません。
卒団できるかどうかは、代表、副代表、監督、コーチ陣、お父さん、お母さんによる最後の卒団試験があるのです。
12人の「最後のノック」です。
最後のノックは、非常に厳しいコースにボールが飛んできます。
野球の基礎の技術チャックはもちろん、野球に取り組む姿勢、声出し、そしてなんと言っても
あきらめない心
が試されます。
取れそうにないコースでも、絶対に諦めない
転んでも、転んでも
泥だらけになりながらも、必死に立ち上がり
挑戦し続ける心
何事にもひるまない強い精神力
それは、これから誰しもが訪れる高い壁、
人生の困難
との戦いなのです。
しかし、秦野ビクトリーの先輩たちは、その困難を必死に乗り越え、それぞれの道で一生懸命頑張り、その
命
を輝かせています。
12人の卒団生にも、最後にその心構えが出来ているかを、ノッカー達が白球にいっぱいの愛情を詰め込み、卒団生にぶつけていきます。
そして、その白球を全力で走ってキャッチします。
これからの人生、強い精神力がなければ、弱い者も助けられません、弱い自分の心に押しつぶされて前にも進めなくなります。
秦野ビクトリーの選手は、その試験を無事に全員合格できました。
きっと新たなそれぞれの道でもその命を輝かせてくれることをいつまでも願っています。
最後に、今まで指導してきたヘッドコーチ等にも人生の先輩としての大きな背中を卒団生、5年生以下の選手に魅せていただきました。
全力プレーで示す、卒団生、5年生以下の選手への
無言の熱いエール
を送ってくれました。
卒団式の開催です。
はじめにゼッケン返納です
監督から、ねぎらいの言葉を一人一人の卒団生に語られながらの感動の場面でした。
そして、卒団生、一人一人による手紙の朗読がありました。
入団当時の心境、エピソード、親や指導者、チームメイトへの感謝気持ち、中学校に行っての決意などがありました。
野球をかげで必死に支えてくれたお母さんやお父さんへの感謝の気持ちを込め花束の贈呈です。
「6年間、本当にありがとうございました。」
「お母さん、お弁当、送り迎え、泥だらけのユニフォームの洗濯など本当にありがとうございました。」
「中学校に行ってもまたよろしくお願いします。」
などの言葉を添えて、花束が選手から渡されました。
花束をもらい、最後に母親からの熱い抱擁が・・・
という伝統の場面ですが、みんな恥ずかしがって
顔を真っ赤に染めながらも、受け入れる選手
とことん恥ずかしがって抱擁を嫌がり、握手する選手
などなど、涙の中に笑顔が混じる素晴らしい花束贈呈となりました。(Yさん、立派な花束を準備していただき、ありがとうございました。)
卒団生の皆さん、卒団おめでとうございます。
卒団式の準備をかげで支えていただいた方々、本当に色々ありがとうございました。
ティーボールは、初心者でも楽しく遊べる競技です。
秦野ビクトリーエースでは、いつでも随時、このような体験会や見学会を実施していますので、年齢、学年を問わず参加をお待ちしています。