インディアナ生活を楽しむためのデータベース
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日本の家族・友人への近況報告
「住めば都(みやこ)」
田舎インディアナの楽しみを綴ります。
東日本大震災により被害を受けられた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
10月のおすすめイベント
りんご狩り (9月末~10月半ば 各地にて)
良いりんご園に行けば、市販よりずっとおいしい新鮮なりんごを、市販よりお得な値段で取り、食べられます。りんご狩り自体も、楽しいですが、天候に左右され、毎年、ばらつきがあります。
お勧めのりんご園は、こちら
、りんご狩り体験は、こちら 。
ヒストリック・アービントン・ハロウィーン・フェスティバル Historic Irvington Halloween Festival (10/20-27 インディアナ/インディアナポリス) (ホームページ )
アービントン地区は、インディアナポリス市内です。(元は別の市でしたが、後に合併。)
Wikiによれば、米国で一番古く、又、一番規模が大きい、ハロウィーン祭です。
5マイル・ランニング、音楽、コンテスト、ハロウィーン関連映画の上映、朗読(Storytelling)、幽霊ツアー(Ghost tour)、アート・オークション、仮装パーティ等々、様々なイベントが毎日行われます。
周辺地区は、1987年、アービントン歴史的地区(Irvington Historic District)として、米国国家歴史登録材(National Register of Historic Places)に登録されました。(Wikiは、こちら
)又、近くには、The Legend Classic Irvington Cafe(ホームページ
)の様なお食事処もあります。
*ダウンタウン周辺は、治安が良くない地区もありますので、事前に、各自でご確認下さい。
ナショナル・アンダーグラウンド・レールロード・フリーダム・センター National Underground Railroad Freedom Center (オハイオ・シンシナティ) (ホームページ
)
黒人奴隷があった1800年代、10万人以上の黒人が、奴隷制度がない国-カナダなど-へ亡命し、それを支援したのが、アメリカ史で有名な「The Underground Railroad(奴隷亡命組織)」(英語説明リンク
)です。オハイオ川周辺-主にシンシナティ周辺-を中心に活動し、博物館は、この活動を記念したものです。
USAToday(有名な全国紙)によると、不況からの政府援助金不足により、今年末に閉館する可能性あり。
その他のイベント
「イベント情報」文字は、クリックできます。
インディアナ州内の、市別ごとイベント情報 (英語)
インディアナポリスと、その周辺の目的別イベント情報 (英語)
インディアナ州内の、目的別・地域別検索イベント情報 (英語)
感謝祭の夕食(サンクスギビング・ディナー)
安心感があり、地域に溶け込んでいる気がするのは、
親切なお隣りさんに恵まれたから、
といっても過言ではありません!
Foosier主人やその家族を長く知っているから、
というのもあると思いますが、オープンで親切で、
よく話しかけてくれます。
おそらく、町全体の雰囲気もあると思います。
小さな町で、そう外国人慣れした感じでもないですが、
良い人たちなのが表情から分かりますし、
良い意味で、田舎的で、保守的で、熱心なキリスト教徒で、
日本人が少ないにも関わらず、このお隣りさんに限らず、
まったく当たり前に、一人の人間として、
ふつうに扱ってくれるのが、非常に嬉しいです。
ちなみに、ごお隣りさんは、
ご主人は口笛を吹きながら外回りの仕事をしたり、
わたしたちが庭仕事をしていると家から出てきて
話しかけてくれたりする、明るくておもしろい方です。
奥様は、名門ノースウエスターン大学(Northwestern)出身で、
知的で、また上品で、突然行っても、いつも家がきれいで
-謙虚に、「そんなことないわ。」と言いますが-、
声も喋り方も綺麗で、女性として見習いたい方で、
同じ女性として、たじろぐほど、品がある方です-。
このご夫妻が、サンクスギビングの夕食(Thanksgiving Dinner)
によんでくれました!
到着すると、すでに、テーブルセッティングがされていました。
ろうそくも、そうろくの炎も、全て本物です。
ふだんは、個人として独立し、全米ばらばらに散って
暮らすアメリカ人たちが、サンクスギビングやクリスマスには、
一ヶ所にあつまり、家族と過ごします。
そのような貴重な家族時間にご招待いただくのは、とても光栄で、
「失礼のないように・・・。」と、少し緊張-。 (^_^)
最近、ようやく気がつきましたが、
日本人には日本人の、アメリカ人にはアメリカ人の、
イギリス人はイギリス人の、メキシコ人はメキシコ人の
会話の運び方や、喋り方があり、ある一定の流れがあります。
ニュアンス、でしょうか・・・。
好意を示し、失礼がないようにするのは共通していますが、
やはり、それぞれ、特有の部分があり、そこらへんに
慣れていないと、思わぬ誤解をうける気もするので、
そこは気を遣わなければ、といつも思います。
どれも慣れた気がしないFoosierであり、
いずれにせよ、いつも、ある程度、緊張するかな・・・。
ただ、年末の航空券は高く、そう日本に里帰りをしないので、
家族イベント目白押しの年末は、祭日気分も合わせて
浮き立った雰囲気の中、どこか寂しい気もしていたので、
とっても嬉しいです
サンクスギビング・ディナー
(Thanksgiving Dinner)
といいますが、実は、夕食でなく、 昼食 です。
お昼から、みんなで食べ始め、夕方まで、ゆっくり
食べたりして過ごすのが、しきたりです。
ですが、ディナー(夕食)名称にふさわしく、
きちんとテーブルセッティングされ、 で食べます。
きちんとした家族なので、この様なテーブルセッティングから
お客さんたちをもてなす会話まで、とても参考になりました。
もう1つ、テーブルがありましたが、ここと同様、
その祝日をあらわす小さな飾り物-この場合は、かぼちゃ-が
テーブルに置いてあり、雰囲気を盛り上げる、
とてもお洒落な小物だと思いました。
それぞれ、家族のしきたりがあると思いますが、
一般的には、食べる前、みんなで食卓のまわりに集まり、
誰かが、キリスト教の神様に感謝の言葉をのべるのを
目を閉じて聞き、最後にみんなで「アーメン」と言った後、
お食事開始です。
認知症(Dementia)になってしまった、おばあさんが、
以前習っていたドイツ語で、また、もう一人が英語でお祈りをささげました。
ちなみに、この祝日用の、暗黙の正装ルールのようなものもあると思います。
一人、ジーンズですが、基本的に、男性はジーンズ以外のズボンで、
上は、襟つきのシャツです。
女性は、黒を基調としたボトムが定番で、黒いズボン、黒いタイツなど。
これに、赤系統の色を加えたりするようです。
ちなみに、キリスト教徒は、祝日以外、ふだんの生活でも、
いつも、神様に感謝の言葉をのべた後に、食べ始めます。
お料理も、この祝日定番があります。
まずは、メインの七面鳥(Turkey)と、
七面鳥にかけるクランベリーソース。
その他、スイートポテト(アメリカのさつま芋ですが、日本のよりずっと甘いです。Foosierは、大好きです。)、隠元キャセロール、マッシュポテト、秋が旬なパンプキンをつかったパンプキン・パイなど。
アメリカでは、各自で好きなものを好きな量とる、のが大切なようで、正式ディナーでも、このように、食べ放題形式です。
お食事は、おもてなしをしてくれた奥様が、
七面鳥、マッシュポテト、デザートを用意してくれました。
前菜(Appetizer)、付けあわせお野菜(Side Dish)などは、
招待された側が、持ち寄りました。
ちなみに、Foosierは、サラダ担当。
どのお料理も手作りだったので、おいしかったのですが、
冬の祝日お料理は、バター、オイル、チーズ系統なので、
サラダのさっぱり感を誉めてくれ、おかわりをした方もいたので
有頂天になりました。(^^)>
ルッコラと梨のサラダで、イタリア系レシピですが、
かんたんで、また、たしかに、おいしいレシピで、
万人受けしやすいので、紹介します!
グラーナ・パダーノ・チーズ、ルッコラ、梨のサラダ
(Grana, Rucola, Pear Salad)
英語レシピは、こちらのリンク。
(掲載許可を得ました。)
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< コツ >
グラーナ・パダーノ(Grana Padano)や、パルミジャーノ・レッジャーノ(Parmigiano Reggiano)チーズ、とありますが、高いので、パルメザン・チーズ(Parmesan Cheese)で十分です。ただ、粉チーズでなく、デリのかたまりチーズを買い、それを削ると、ぐんとおいしくなります。粉チーズより、少々、お値段は高いですが・・・。
あまった分は、冷凍保存すると、長持ちします。
また、日本人でもアメリカ人でも、レシピのチーズ分量の1/4くらいで十分です。チーズ量が多いほど、さっぱり感がなくなり、クリーミィ食感になります。
*グラーナ・パダーノ・・・イタリア各地で作られる牛乳が原料の硬質チーズ。パルミジャーノ(Parmigiano)と大変よく似ているが、製造基準がゆるく、パルミジャーノ熟成期間が最低2年に対し、グラーナ・パダーノは、15~18ヶ月。
ルッコラ(Rucola)は、ここらへんでは、Arugula表示で見かけます。ほうれん草をさらに苦くしたような食感ですが、不思議と、その苦味がおいしく、日本人、アメリカ人、両方にうけます。
ほうれん草より少し高めなので、予算があわない場合、似た風味のほうれん草で代用できます。
クローガー(Kroger)など、少し良いものも売っているスーパーなどで見つかります。
レシピは、量が適当ですが、サラダ用Arugula箱-透明プラスチックな箱-を、1つか2つ買います。
松の実(Pine Nuts)は高いので、いつも、くるみ(Walnuts)で代用します。
コツは、天板に均一に並べ、400Fに予熱したオーブンで
2~3分、香りがしてくるまで焼くことです。
焼いた後、ジップロック(Ziploc)袋などに入れ、
袋の上から、棒で叩き、小さな破片にします。
粉々にしすぎると、カリカリ食感が楽しめないので、注意。
梨は、まだ熟れていない、固めを選ぶのがコツです。
個人的には、緑色の洋梨より、茶色の方が味がよいと思います。
ドレッシングは適当ですが、バルサミコ酢(Balsamic Vinegar)と
エクストラ・バージン・オリーブ・オイル(Extra Virgin Olive Oil)
を、1:1の割合で混ぜると、万人受けする味になります。
また、サラダとは別置きし、食べる直前、サラダにかけるようにします。
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持ち寄ることになった時、アメリカで学んだレシピをひっくり返し、
候補をあげ、お隣りさんの奥様に電話をし、
「メインと合わせたいので、どれがよいですか。」と、
きいてよかったです。
アメリカ人の場合、食物アレルギー、特に、欧米サラダに
入るナッツに対して、アレルギーの人が結構いますし、
好き嫌いもありますし、持ち寄りが重なる可能性もあり、
こういう風に、事前に、まとめ役の方にきくのが
一番安心です。
隠元サラダも候補でしたが、隠元は、親戚の女の子が付けあわせとして
持ってくることが分かり、また、「バター系が多いから、さっぱり系
がよいかもしれないわ。」という事で、上記のサラダに決めました。
お隣りさん家族の伝統は、最後、みんなで、
キリスト教の歌を歌うことだそうです。
もちろん、生のピアノ伴奏つきです。
みんな、ふだんから歌い慣れているから、上手・・・。
大半は、聞きなれた曲でしたが、曲と曲名が一致せず、
また、わたしに気を遣ってくれていたのが分かったので、
「この曲は知っているわ。」と自ら言ったのが、
Joy to the Worldと、Silent Night(清しこの夜)。
2曲とも、みんなで歌いましたが、これらは、完璧にクリスマス曲-。
あとで気がつき、恥ずかしくなりました・・・。
嫌な顔をせず、そこを合わせてくれるのは、さすが、
多文化国家のアメリカです。
ちなみに、このお隣りご夫妻の子どもたちが小さかった頃は、
音楽楽器をもって演奏し、とても可愛かったそうです。
この後は、ソファーでくつろぎながら、テレビや写真を見たり、
各自、自由に過ごしますが、まとめ役の奥様は、
サッ-と、お皿やガラスを台所にさげ、ディッシュウォッシャーに
入れたり、手洗いするべきものは手洗いし、また、
ゲストが持ち寄ったお皿も全て手洗いし、持ち帰れるようにしました。
アメリカでは、おもてなし用の洗練されたデザインながら、
ディッシュウォッシャーに入れられる強いお皿も売られています。
また、新品のジップロック容器が用意され、各自、
あまったお料理を持ち帰れるようにしていました。
「サンクスギビング・ディナーのもう1つの楽しみは、
あまったお料理(Leftover)を持ち帰ることよ。 」
と教えてくれました。
七面鳥は、よくサンドウィッチにして食べるそう。
ちなみに、この時、遠慮せず、ほしいものは
どんどんもらった方が、つくった側も嬉しいと思います。
一人の方が、「嬉しい!来年よばれないとしたら、
私のこの食べ方がいけなかったからだわ。」
と冗談を言いながら、お食事をとっていました。
女性たちは、奥様のお皿洗いを手伝ったり、
お持ち帰りをふりわけながらも、おしゃべりを楽しみます。
わたしの言動が適切だったか、良かったか分かりませんが、
お隣りさんのご主人のいとこで、おそらく、
インディアナ州で一番のお金持ち地域、カーメル(Carmel, IN)
に住んでいるご家族もきていました。
認知症になってしまったお母さんのために、
介護の人(Full-Time Nurse)を雇うのですから、
絶対に、お金持ちです-。
一緒のテーブルでお食事ができ、優雅な身のこなしで、
また、余裕があるというか、日本のことをきいてくれたり、
ブラックフライデー(Black Friday)の、
自らのおもしろ経験談を話してくれたり、
とても楽しく過ごせて、アメリカ社会の上級クラスの人たちは、
こういう会話をするのだな、と、非常に勉強になりました。
おだやかですし、押し付け感や、皮肉っぽくもなく、
万人が楽しめるような会話で、これから、ぜひ、参考にしたいと
思いましたが、ああいう風になるには、何年かかるのでしょうか・・・。
この奥様も、お洒落なネックレスをして、髪型もばっちりですし、
パーティでの身のこなし方がとても自然で上品で、
この夫妻を見てても、非常に参考になりました。
その地位ごとの喋り方って、あります!
とも感じました。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
わたしは、最近、インテリア勉強不足を反省し、
室内を上手くまとめている方々に、
インテリア店などをきいてまわっていますが、
アメリカにほぼ永住する日本人の方々も、
有名な Crate & BarrelやPottery Barn
くらいしか知らないのが現状で、
つかさず、きいてみました。
Foosier、ジツは、Crate & Barrelや
Pottery Barnなどの近代的(Contemporary)形式は
それほど好みではありません-。
もちろん、きいた方々は、これらをとてもよくアレンジしている
と思い、インテリアに詳しそうなので、きいたのですが-。
わたしの両親は、よくヨーロッパ旅行をし、
家がヨーロッパ的に飾られていたので、これらになじみがあり、
ヨーロッパ的で、複雑な飾りがあり、
職人技を味わえる系統インテリアが好みです。
大きな古時計(Grandfather's Clock)や
アンティークの机(Antique Desk)などは、大・大好きで、
いつか、お金持ちになったら、買いたいっ。
もちろん!そう散財できるわけもなく、それも伝えました。
お金があれば、それこそ、重厚感たっぷりで、
うん十年もののアンティ-クなどを集めるのですが・・・。
今のところ、ヨーロッパ風インテリア雑誌を見て、
楽しんでいます。(^^)
教わった、インディアナポリスにある、おそらく
上記の好みで、予算もつきそうなインテリア店は、
以下のとおりです。 φ(.. )
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キトルズ(Kittles)・・・キャッスルトン(Castleton)、とにかくたくさんの種類あり。
ジョン・カーク・ファーニチャー(John Kirk Furniture)・・・カーメル(Carmel)
ホーム・グッズ(Home Goods)・・・Castleton(キャッスルトン)、高くないけれど、中々よいものがある。
ガート?(Gerdt)・・・キャッスルトン(Castleton)、インディアナポリスにある日本食料品店、ワン・ワールド(One World)に行く時、見かけるので、きいてみたら、悪くないお店だそうです。ただ、高いかもしれません・・・。
ソロモン・ジョーンズ(Solomon Jones)・・・これは、アンティーク屋さん。「とても買えない値段でも、良いアンティークを見るだけでも楽しいです。」と言ったら、教えてくれたお店。
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ちなみに、サンクスギビングは、ヨーロッパ人がアメリカに入植し、
満足に食べられなかった時代、生き延びられた感謝の気持ちを表す、
また、現地の食物などを教えてくれた、アメリカ・インディアンたちに
感謝を表す行事、と、15年ほど前に教わりましたが、
今回、初めて参加してみて、なんとなく違う気もしました。
実際は、少々、複雑なようですが、
とにかく、厳しい環境を生き延びられたことに感謝、
という事ではあるようです。
くわしくは、 Wiki(日本語) でどうぞ。
原住民を侵略して建国した歴史というのは、やはり、
どこか複雑ですね・・・。
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