「二人目はTさん。

ある私大附属病院の内科医長だった方です。

東京都内屈指の高級住宅街・渋谷区の松涛に豪邸を構えておられました。

ご自宅の倉庫に数千本の洋酒をお持ち甥の大資産家。

にもかかわらず、おごりたかぶることなく、気さくですばらしい方だったんです。

破談になったのは、自分のプライドのせいかもしれません。

Tさんのお母様にお会いしたとき、こんなことを言われたんです。

『息子と結婚すればあなたもこういう暮らしができるのよ。』

さすがに我慢できませんでした。」