梅雨明けの石川県で、チヌを狙った紀州釣り&キスの投げ釣り❗️

　7月の中旬に休日が取れたので、新規ポイント開拓を兼ねて、これまで行ったことのない堤防で釣りをしてみることにしました

　何の釣りをしようか迷いましたが、そろそろ餌取りも多くなっているだろうと思い、今シーズン初の紀州釣りでチヌを狙ってみることにします

　日の出の時間帯にポイントの堤防に到着し、適当に空いているところで釣り座を構え、久しぶりのダンゴ材の手触りを感じつつ水分を調整して混ぜ込んでいきます

　ダンゴ材が出来たら仕掛けをセットして、何度かダンゴを投入してみると、足元から竿1本程度まではポツポツと海藻が生えているだったので、今回は竿1.5〜2本先をメインポイントとしていくことにします

　そこで棚を測ってみると、水深は竿1本ない程度、潮の流れも緩やかに左から右に流れる程度で、然程釣りにくくは感じない状況です

　そして、最初はダンゴが割れてからも付餌が取られる状況ではなかったのですが、数投後に寝ウキがピョコンと立ち上がるアタリがあったので、すかさず合わせを入れてみると、重量感はないものの、魚の掛かった感触が伝わってきます

　今日のファーストフィッシュは何だろうか

　と思いつつ、あっさりと浮いてきた魚をキャッチしてみると、

　掛かっていたのは35cm程度のエソでした

　このサイズのエソがオキアミに食ってくるのも珍しいな

　と思いつつエソをリリースして次の魚を狙っていきますが、ここから餌取りのラッシュが始まります

　ダンゴが割れて、倒れた寝ウキが

ピョコ

　と動いた頃にはボイルオキアミもコーンも取られている状況で、たまに掛かってくるのが

　チンタサイズのチヌや、

　コッパグレといった感じで、そのまま時間だけが過ぎていきます

　もうちょっとサイズのあるチヌが来てくれないか

　と思っていましたが、

　最後には15cm程度のベラが釣れてくる様になり、大物の気配を感じないままダンゴ材も無くなってしまったため、この日はキープなしの状況で納竿として帰路に着いたのでした

　そして、日にちが過ぎて石川県でもようやく梅雨が明け、海の日を入れた三連休の週末がやってきました

　以前より、知人から

　海の日には子供に釣りを教えてやって欲しい

　という話があったため、その日はキスの投げ釣りとサビキ釣りをする予定でしたが、おそらくその日は自分の釣りをする時間もあまり取れないだろうと思い、その前日に近場で竿を出してみることにしました

　何を狙おうか迷いましたが、結局、前回完敗だった紀州釣りで

　今度こそ本命のチヌを

　と思い、近場の堤防でリベンジ釣行に行くことにしました

　朝マズメの時間帯に到着すると、周りの投げサビキやカゴ釣りではアジやサバが釣れており、魚っ気があることに期待感が上がっていきます

　とりあえずダンゴ材を投入していくと、最初の数投は付餌のオキアミがそのまま帰ってきますが、そのまま投入を続けていると、徐々に何かに齧られる様になってきます

　今日の餌取りは何かな

　と思いながらピョコピョコと動くウキに合わせを入れてみると、早速何かの魚がヒットします

　それ程の引きではなかったため、手早く浮かせてキャッチしてみると、

　掛かっていたのは25cmに届かないサイズのチヌでした

　チンタが餌取りでいると、ダンゴ釣りでも対処が厳しいんだよなぁ

　と思いつつ投入を繰り返していると、

　良いサイズのキスや、

　なぜかオキアミに食ってきたシーバスが釣れたりしますが、中々本命のチヌが食ってきてくれません

　日も高くなり、ジワジワと体力が削られていく感覚を感じつつも、ダンゴの投入を繰り返しますが、

　ギリギリ25cmに達する程度のチヌや

　小振りなアコウがかかってくる程度で、チヌのサイズアップがないまま陽射しが強くなっていきます

　結局、そのままダンゴ材も尽きてしまったため、この日も夏の釣りの厳しさを味わいつつ、とりあえずラッキーヒットで釣れたシーバスをお土産に納竿として、車のエアコンで涼みつつ帰路に着いたのでした

　ちなみに、翌日の海の日のキスの投げ釣り&サビキ釣りは、あまり魚が多い感じではありませんでしたが、知人の子供にも取り敢えずキスや豆アジを釣らせてあげることができました

　自分個人の釣果としては、今回はヒイラギが多く、キスのサイズも伸びませんでしたが、何とか12匹とつ抜けで終了し、

　釣れたキスは、最近お気に入りのキスと生ハムのオーブン焼きで、美味しくいただくことができました