暑さと湿気が増してきた石川県での7月最後の週末、金沢市内を流れる犀川の河川敷で開催された花火大会をのんびりと眺めながら
もう風情は夏だけど、まだ梅雨は明けていないのか
と思いつつ翌日の天気予報と睨めっこをして、何とか天気が保ってくれそうだったため、久しぶりにチヌを狙ってフカセ釣りで竿を出してみることにしました
しかし、結果は惨敗
溢れ出るフグと小鯖の連合軍の前になす術もなく付餌を取られ続け、チヌの顔を拝むことなく帰路に着くことになってしまいました
この状況、流石に自分の腕ではフカセ釣りで挑むのは厳しいか
と思い、8月に入って梅雨も明けた最初の週末に、今度は紀州ウキダンゴ釣りで再びチヌを狙って竿を出してみることにしました
ポイントにはちょうど朝マズメのタイミングで到着し、
思えば紀州釣りも久し振りだな
掛かっていたのは44cm程度のコンディションの良いチヌでした
夏ということもあってか、サイズの割によく引く魚だったな
と思いつつ、一投目から来た幸先の良い釣果に続こうと思いダンゴの投入を続けますが、海底が思ったよりも凸凹しているのか、ダンゴ投入点が少しズレるとウキの棚が20cm程度上下してしまい、そこに横方向の潮の流れの強弱が加わるため、その後は狙いの棚に付餌を合わせるのに難儀する状況が続きます
そうこうしていると更に日が高くなって餌取り達も活発になり
小鯖やフグの猛攻により、オキアミボイルやコーン、練り餌であっても気がつけば餌が取られている状況が続きます
そして、そのまま時間が過ぎて暑さも厳しくなって来た頃にはダンゴ材も尽きてしまったため、この日は朝マズメのラッキーヒットに助けられたことに感謝しつつも、久しぶりにチヌの顔を見れたことに満足感を覚えながら帰路に着いたのでした
ちなみに、釣れたチヌは春以来となるアクアパッツァで、白ワインと合わせて美味しくいただきました