5月はGW以降、ワカシ・フクラギでも釣れないかと思い石川県の堤防でメタルジグを投げに行ってみたりもしましたが、残念ながらノーバイトノーフィッシュで終了してしまい、

梅雨に入る前にもう少し釣りに出かけてみたいなもぐもぐ

と思いながらぼんやりと過ごしていましたニコ

 しかし、気がつけば5月も最後の週末となってしまったため、

今後は長期的に天気も不安定になるだろうし、石川県の釣りポイントを開拓のためにも行ける時に行っておこうビックリマーク

と思い立ち、急遽、フカセ釣りで竿を出してみることにしましたチュー

 タイミングは朝マズメ、ポイントはテトラ帯で足場はあまり良くありませんが、何とか安定した足場を確保してコマセを投入していくことにしますグラサン

 フィールドに風は吹いていませんが、天気予報では「曇りのち雨」となっているため、なるべく早めに釣果が出てくれることを祈りながら、いつもよりコマセを撒くペースを早め・多めにして投入していきますウインク

 何投か仕掛けを投入してみましたが、オキアミの頭も取られない状況であったため、最初は魚がいるかどうか心配ではありましたが、周りを観察している際に足元の沈みテトラの辺りにチヌが泳いでいる姿を見かけ、

コマセに反応する魚もきっと居るハズ音譜

 と思い、根気よくコマセと仕掛けの投入を繰り返していきますもぐもぐ

 ポイントは潮の流れが緩やかで、表層数センチは左右に流れが変わることがあっても、底潮はあまり動いていないような状況が続いていたため、少し竿を置いて飲み物を飲み、テトラを動き回るカニやフナムシの姿に初夏の海の気配を感じつつ、竿を手に持ち直して仕掛けを回収しようとしたところで

 グググッビックリマーク

 と言う重みと共に重量感のある引きを感じますびっくり

 餌取りの居ない中でこの重量感の引き、これはもしかしてチヌが居食いしていたのか!?

 と思いつつ、竿を立ててファイトの姿勢に入りますムキー

 すると、チヌらしい

ゴンゴンビックリマーク


 とした感触が伝わって来た後に、ドラグを鳴らしながら勢いよく底に突っ込む強い引きがやってきますびっくり


 この重量感と引きの強さ、確実に40cm後半サイズはあるだろうなお願い


 と思い、少し沖で掛けた魚を弱らせるために、敢えてリールは極力巻かずに竿を立てて魚をその場で留まらせる様にしていきますグラサン


 数回ドラグを鳴らす様な引きを見せてくれましたが、その後は底への突っ込みが少し弱ってきた様に感じたため、魚を怒らせないようにゆっくりと寄せていき、浮いてきた魚体を見てみると中々のサイズ感の銀鱗のチヌが顔を見せてくれますラブ


 テトラ帯と言うことで最後まで油断はできませんでしたが、何とか魚に空気を吸わせ、更に弱らせてから慎重にタモ入れも済ませてみると



 掛かっていたのは、これまでに釣ったのチヌのサイズ記録を更新する51cm程度のチヌでした爆笑


 今までは後一歩50cmに届かないチヌばかりだったけど、ようやく年無しサイズに出会えたな照れ


 と、喜びを噛み締めつつ、次の魚に期待しながら仕掛けの投入を再開していきますチュー


 相変わらずオキアミが齧られる事のない時間が続きますが、同じ状況で既に一匹釣っていることからのんびりと同じペースで釣りを続け、竿を置き竿にして海辺の景色を眺めていると、今度は竿先が


クククッビックリマーク


 と引かれるような動きを見せたため、慌てて竿を手に取ってアワセを入れていきますびっくり


 すると、


ゴンッビックリマーク


 とした感触で、先ほどのチヌと同じような重量感・引きが手元に伝わって来ますお願い


 コイツもまた良いサイズの魚だぞ!?


 と、先ほどのチヌを釣り上げた時と同じ様に少し沖で弱らせてから寄せに入ろうと思っていたところ、突然、魚の引きが底への突っ込みから左手方向に走り出す動きに変わりますガーン


 足元の良いサーフや堤防でしたらある程度余裕を持って対応できるのですが、テトラ帯で横に走られると魚を寄せる際にラインが沈みテトラに触れやすくなるため、慌てて竿を寝かせて魚の頭の向きの方向転換を狙いますが、まだドラグを鳴らして走る元気があり中々うまくいきませんキョロキョロ


 魚の頭の向きを変えようと試行錯誤しているうちに、まだ魚の体力も削りきれていない状況のままで徐々に魚が足元付近に寄って来てしまいますが、


ここでもたつくとテトラに潜られれて終わってしまうかあせる


 と思い、ラインの強度を信じて強引に魚を浮かせにかかりますムキー


 そして、1〜2回程度のテトラへの突っ込みを何とかいなして魚を水面まで浮かせてみると、先ほどのチヌと同じくらいのサイズ感の黒燐の魚体が見えて来ますびっくり


 やっぱりコイツもデカイなぁビックリマーク


 と思いつつ、何とか手早くタモ入れを済ませて魚を見てみると



 掛かっていたのはちょうど50cm程度のチヌでした爆笑


 立て続けに50cmクラスが釣れるとは、思ってもみなかったな音譜


 と、石川のフィールドのポテンシャルに驚きながらも、


もしかしたらまだこのサイズがいるのかもはてなマーク


 と思いつつ釣りを続けましたが、その後はフグと思しき餌取りが現れるようになり、ポツリポツリと雨も降り始めたところでコマセも尽きたため、この日は納竿として、



 初めての年無しチヌに出会えた喜びを改めて噛み締めつつ、道中で温泉に入って疲れを癒してから帰路に着いたのでした照れ



 ちなみに、釣れたチヌは

ホタルイカとエビのアクアパッツァにして美味しくいただきましたニコニコ