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DAY1 七里御浜渚釣り編
のんびりと日中に移動して、道中は横殴りの強風に煽られながらも何とか熊野の七里御浜に到着してみると、道中の風が嘘のように穏やかな浜辺では、波足も穏やかで暖かな陽の光が降り注ぎ、まるで小春日和の様な気候となっています
これで魚が釣れてくれたら言うことなしだな
と思いつつ、まずは前回の尾鷲・熊野釣行で食べ損ねた熊野名物の「さんま寿司」を穏やかな浜辺で食べて腹ごしらえをしていきます
そして、自分の腹ごしらえも終わったところで魚達のお腹も満たしてあげるべく、渚釣りのコマセの準備をしていきます
三重県に在住の頃、七里御浜ではショアジギングやカゴ釣りで何度か竿を出したことがありますが、渚釣りをするのは今回が初めてだったので、
流石にこの時期になれば餌取りも減っているだろうし、寒グレにも期待しても良いかもしれないな
と期待感に満ちてコマセと仕掛けを投入していったところ、何度か投入しても付餌のオキアミがそのまま戻ってくる状況だったため、
これはアタリがあれば一発大物、という事もあり得るかもしれないな
と更に期待感を持って釣りを続けますが、そのまま付餌が取られずに戻ってくる時間が続きます
まだ夕まずめまでには時間もあるし、魚を寄せる気持ちで気長に釣りを続けていこう
と思い、時たまカモメが海面に突っ込んで小魚を取っている時などには持ってきたショアジギングタックルでメタルジグを投げてシャクってみたりもしてみます
日中はナブラが起こることはありませんでしたが、ベイトの気配も濃厚な穏やかな海を見ていると、夕マズメに向けて渚釣りに対しても青物の回遊に対しても期待感は高まっていき、いよいよ太陽が傾いて陽の光がオレンジ色となって海を照らし出します
よし、ここからが今日のメインイベントだな
と気合を入れてナブラの発生を探しつつコマセと仕掛けの投入を繰り返していきますが、そのまま時間だけが経過していき、結局何事もないまま陽が沈んで辺りが暗くなってしまいます
ウキも道糸も見えなくなってしまった頃にはコマセも尽きてしまいましたので渚釣りは納竿とせざるを得ませんでしたが、
まだタチウオがくる可能性もあるんじゃないか
との薄い期待に望みをかけて、徐々に暗くなってくる海に向かってメタルジグやシンキングペンシルを投げて粘ってみましたが、残念ながらバイトの感触も何もない時間が続いたため、後ろ髪を引かれつつも翌日の朝マズメに疲れを残さないようにこの日の釣りはこれにて納竿として、完全ボウズのまま七里御浜を後にして食事と入浴のために尾鷲に向かいます
夕食は適当な定食屋で「南紀御膳」と名前は付くものの、一体何が南紀なのかよく分からなかったものの満腹感だけは味わえる食事を食べて、
昨年末にも立ち寄らせてもらった「夢古道の湯」で疲れを癒し、今回の車中泊ポイントの道の駅「海山」に車を走らせます
道の駅「海山」はそれほど大きな規模の道の駅ではありませんでしたが、駐車場は何台分か空いていたため、アイドリングしっぱなし+カーラジオからの音が外まで漏れている様な「ヤバい」車を避けて駐車して、のんびりと車中泊の準備を進めていきます
そして、車中泊の準備が整ったところで、この日は三重県伊賀市の若戒酒造「義左衛門 純米吟醸」を寝酒にして
翌日の釣果を夢見つつ車の中で眠りに着くことにしたのでした
DAY2 尾鷲堤防フカセ釣り編
日の出前のまだ真っ暗な時間帯、この夜の最低気温は7°程度と年末の車中泊と同じくらいの気温だったため、前回と同様の装備(安い羽毛布団+敷き毛布+アキレスのマットレス)で凍える事なく眠ることができました
翌日は日の出前から尾鷲の漁港の堤防で竿を出すべく、まずは車中泊の片付けの準備をしていきます
車を出せる状況になったところで真っ暗な道の中で車を走らせて堤防に到着してみると、すでに何人もの釣り人が場所取りをしています
初めてくるところだけど、結構人気がある堤防みたいだな
と思いつつ、適当に空いている場所を釣り座に定めてコマセを作っていきます
タイミングは朝マズメで表層には小魚の気配があり、少し沖の方では海鳥が海面で小魚を啄んでいたため試しにルアーを投げてみましたが、何度かキャストをしてみてもルアーがベイトに当たる気配はあるものの、レンジを刻んで探ってみてもバイトを得られません
そうこうしていると、隣のフカセ釣り師が40cm近いグレを釣り上げたため、
これはルアーを投げている場合じゃないな
と思い、全誘導沈め仕掛けでフカセ釣りを始めていきます
しかし、遠近と投げ分けて表層からボトムまで探ってみましたが中々アタリはなく、小魚は多く居る割に付餌のボイルオキアミが取られる事もあまりありません
そして、キャストを繰り返していると沈めていたウキが手前に寄ってきてしまったのか根掛かりしてしまい、外そうとしていると前日の七里御浜での渚釣りの際に道糸が痛んでいたのか、ハリスではなく道糸からブレイクしてしまいます
その後も根気よくコマセと仕掛けの投入を繰り返しますが、相変わらずアタリはないまま正面からの風が強くなり、更にウキを追加で1個ロストしてしまいます
流石にこれ以上のウキのロストは避けたいところだな
と思い、仕掛けを半遊動にしてウキは5Bの棒ウキに変え、向かい風で投げにくい中ではありましたが棒ウキを投げて塩に乗せて流していきます
潮の流れは右沖から左手前方向の当て潮となっており、仕掛けが手前の石積みに差し掛かると根掛かりになってしまうため、気をつけながら何度かキャストをしてみると、仕掛けを回収した際に、何やら微妙な感触を感じます
石積みの近くで海藻でも引っ掛けたかな
と思いつつ抜き上げてみると、
そこには10cmあるなしといったサイズの可愛いハタが掛かっていました
その後も風が強くなってくる中で頑張って釣りを続けましたが、結局まともな魚は釣れる事なくコマセが尽きてしまったため、2024年の釣り初めはミニハタ一匹と微妙な釣果となってしまったものの、これにて納竿として、尾鷲市の「おとと」で釣れなかった魚の刺身を味わい、
紀伊長島の古里温泉でしっかりと身体を温めた後に、
高速で渋滞に巻き込まれつつも、ACCでのんびりと帰路に着いたのでした