前回、鮎の友釣り体験を無事に終えた後、気が付けばお盆休みの時期が直前まで近づいてきましたウインク


 ここ数年、お盆休みには連休を活用して遠征釣りキャンプに挑戦する事が多く、今年も何処に行こうかと考えていたところですが、そこに台風6号と7号が発生して予測が難しいルートで列島にやって来るという情報が入って来ますガーン


 天気予報と睨めっこしながら数日検討した結果、台風6号はお盆休み直前に、7号は半ば頃に私の住む中部地区に最接近するものの、6号の後は日本海側であれば何とか天気が回復しそうな予報となっていたため、思い切って海の日を含む三連休のタイミングで、6号と7号の合間を縫う形で福井県の地磯や堤防にライトショアジギングで青物を狙って釣りキャンプに行ってみる事にしましたチュー


 釣りキャンプ初日は福井でも有数のポイントと言われる有名な地磯に行ってみようと思い、日の出前にポイント近くの駐車場に到着して準備を進め、ヘッドライトに加えてライフジャケットにランタンを一つ追加でぶら下げて足元をしっかりと照らし、磯までの道を歩いていきます足あと


 磯までの道のりは階段や坂道となっており、道なき道を行く様な厳しい行程ではありませんでしたが、慣れない山道を10分程度歩いて磯に到着すると、真っ暗な中でライトに照らされた岩場の向こう側から磯に寄せる波の音が聞こえて来ますお願い


 山道を越えた後、海に出るまでには磯岩場を超えていく必要があるのですが、真っ暗な宵闇の状況に加えて自分と海との間には大きめな岩場があるため海までの視界が閉ざされており、どのようなルートで何処を目指して行けば良いのかよく分からない状況となっていますキョロキョロ


 しかし、磯に到着する前の山道では上から磯場方面が見える場所があり、そこで目的地を確認しようとしてみたところ、真っ暗な中で岩場のルートまでは分かりませんでしたが、既に誰か磯場に入っていると思しきライトの明かりが見えたので、とりあえずそちらとは少しズラした方向に向かって大きな岩を越えながら海に向かって前進して行くことにしますもぐもぐ


 そして、幾つかの岩をよじ登りつつ前進していくと、真っ暗な中でライトに照らされた白い波が岩場の隙間を縫って流れ込んで来る場所に到着しましたびっくり


 ようやく海まで出たかアップ


 と思いつつ周りを照らしながら見回してみると、そこでは海に近い足場はどこも波が掛かった後がぬらりと光る少し危ない場所だったため、


 地磯釣行は不慣れだし、足元が滑らない様に立ち位置は波飛沫が掛からない場所が欲しいなあせる


 と考えて、越えてきた岩場を再度よじ登って少し高い位置から竿が出せて安全そうな場所を探しますサーチ


 すると、自分の現在地よりも少し左手の方に、海面に近いものの少し足場が高くて波飛沫が掛からなそうな場所を見つけたため、


 岩場の移動は一苦労だけど、安全には替えられないか汗


 と思い、再び頑張って岩場を乗り越えて目的のポイントまで向かうことにしますもぐもぐ


 そんなこんなで慣れない山道や岩場の移動をこなして何とか安全に竿を出せそうなポイントに到着した頃には、辺りは暗いままではありましたが、うっすらと東の空が明るみつつあり、青物狙いでは一番期待感の高まる朝マズメの時間帯が始まろうとしていますお願い


 最近は40cmを超える青物を拝んでいないし、今日はイナダ(ハマチ)でもサゴシでも良いので何とか40オーバの青物の顔が拝めると良いな音譜


 と思いつつ手短にタックルを準備していき、まずは40gのジグをセットして、久しぶりの地磯釣行の第一投をキャストしますニコニコ


 ポイントの状況は、左手からやや風が吹いている事に加えて潮の流れもやや強めに左から右に流れており、暗闇の海にジグが着水すると同時に風に吹かれて糸ふけが出るほか、ジグが潮に流されつつフォールしていくため着底の感触が分かりにくい状況となっていましたキョロキョロ


 ジグの重量を今回のタックルのMAXウェイトである60gにしようかとも思いましたが、普段のサーフや堤防でのライトショアジギングでは60gジグを使う機会が殆どないため60gジグは1個しかタックルボックスに入っていない事もあり、ボトムの荒さが分からない状況で速攻ロストしてしまうのを恐れて使用を迷ってしまいますニコ


 しかし、数投してみると、暗くて目視できないジグの着水後、フォールし始めのタイミングで糸ふけを取った後、一回ジャークしてからフォールさせる事でラインを真っ直ぐにしておくと、何とか着底が把握出来る様になったため、とりあえず40gジグでキャストを続けて様子を見てみる事にしますもぐもぐ

 

 そんなこんなでポイントの状況を確認しつつキャストとシャクリを繰り返しますが、魚からの反応やベイトの気配はないまま時間が過ぎていきますキョロキョロ


 既に太陽は半分以上顔を出している状況であり、


 この辺りで何か反応が欲しいところだけど、どうかなぁはてなマーク


 と思いつつジグで表層からボトムまで探ってみましたが、やはり岩場ということもありボトムを探るとあっさり根掛かりしていまう状況だったため、朝の時間帯は表層中心で攻めてみようと思い、ルアーをジグからペンシルに変えて表層をただ巻き、ジャーク、スキッピング、ドッグウォーク等々で誘ってみますが、相変わらず魚からの反応はありませんガーン


 ナブラまではいかずとも、サゴシのライズやせめてベイトが跳ねる姿くらいは見えないかなあせる



 と期待しつつ、明るくなってきた海原をキョロキョロとしながらルアーのキャストを続けますが、残念ながらそのような魚の姿を見かける事はなく、徐々に潮の流れも落ち着いて来てしまいますキョロキョロ


 これは、もしかしてダメなパターンなのかあせる


 と焦りつつも、ミノーやバイブレーション、スピンテールジグ等、ルアーをローテーションしつつ頑張ってキャストを繰り返しますが、やはり魚からの反応はありませんガーン


 また、少し離れたところで竿を出している何人かのルアーマンの様子を眺めたりもしていましたが、そちらも釣れている様子はなく、そのまま何事もないまま徐々に陽が昇っていきます晴れ


 結局、気力と体力を大きく消耗しつつ9時半頃まで粘ってみたものの、根掛かり覚悟でボトムを探っていた時に一度バイトらしきものがあったもののフッキングせずに終わってしまった事と、同行者がワカシかアジの様な小振りの魚を1回バラシた事以外は全く魚からの反応を得る事ができず、遠征釣行初日の朝マズメは失意のうちに納竿として、疲れた身体で岩場と山道を戻って行ったのでしたショボーン




 それでもまだ釣りキャンプは始まったばかりと思い直し、まずはのんびりと温泉に入って疲れを癒し、福井名物のソースカツ丼を久しぶりのヨーロッパ軒で食べて気力と体力の回復を図った後に夕マズメのポイントに向かう事にしますグラサン


 しかしながら、ちょうどこの日は花火大会があるとの事で各地で交通規制がされており、当初予定していたポイントに入る事が出来ず、やや途方に暮れつつも何とか見つけ出したサーフで竿を出してみる事にしますニコ


 夕マズメのサーフでは自分はキスを狙った投げ釣り、同行者はチヌを狙ったフカセ釣り(渚釣り)での挑戦となりましたが、自分の方は1投目で20cmに届かないアオハタが釣れてリリースして以降、キスはおろかメゴチやチャリコすら掛かってこない状況が続きますキョロキョロ


 そんな状況ではありますが、ふと波打際をみると60cm程度のシーバスが泳いでいたり、渚釣りの方ではコマセに小指程度の小魚が集って水面を賑わせたりしており、魚っ気がないわけではありませんびっくり


 しかしながら、状況は変わらないまま夕マズメを迎え、投げ釣りをしているこちらは何も釣れない状況が続いていましたが、フカセ釣りをしている同行者の方では20cmちょっとのチヌが釣れていたりしたので、


 海に結構な濁りが入っているので、今日はキスは沖に出てシーバスやチヌが寄っている日だったのかなあせる



 と思いつつ、そのまま夕暮れを迎えて納竿として、キャンプ飯の準備に取り掛かっていると、


ドーン!!


 とやや離れたところから花火の音が聞こえて海面を綺麗な花火が照らし出しますびっくり



 これが今回の交通規制の原因となった花火大会かチュー

 この音と光では夜釣りも期待できそうにないし、今晩は花火を肴にお酒を楽しむ事にしようかな音譜


 と思い、のんびりと花火を眺めながらSOTOのシングルバーナーとエバニューのフライパンで適当につまみのハムや野菜を炒め、今回の旅路の途中で入手した福井県鯖江市の地酒、加藤吉平商店の日本酒「梵」の純米大吟醸を味わいながら、暫し賑やかな花火の音と光、そして花火の合間を埋めるように浜に打ち寄せる波の音の響宴を楽しんでいくことにしますニコニコ



 そんなこんなで釣りを一休みして夏の夜の時間を過ごしていると、気が付けば花火大会も終わっており、辺りには静かに打ち寄せる波の音が響くだけと言った風情になったため、翌日の朝マズメ釣行に最後の期待を込めて、この日は早めに就寝する事にしたのでしたぐぅぐぅ


お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星お月様星


 そして日を跨いで釣りキャンンプの二日目、今回の釣行のラストチャンスとなる朝マズメに何とか青物の釣果を得たいと思い、日の出前に起床してサーフを後にして、昨晩は交通規制により入る事の出来なかった堤防に向かう事にします車


 流石に花火から一晩明けると交通規制は全て解除されており、目的の堤防にはスムーズに入る事が出来たため、早速ライトショアジギングタックルを用意して、まずはメタルジグ40gをセットしていきますチュー


 うっすらと東の空が明るくなりかけてきた朝マズメのタイミングで、期待を込めてジグをキャストしていくと、この日は昨日の地磯での釣りに比べて風も潮も弱く、釣りはしやすい状況となっていますグラサン


 流石に開始早々でヒットしたりする事はないかあせる


 とやや残念な気持ちになりつつも、本格的な暑さが到来する前の朝マズメの気持ちの良い空気の中でルアーをローテーションしながらキャストを繰り返していると、スピンテールジグを表層で巻いていた時に


コンビックリマーク


 と、軽い感触が一瞬伝わって来ますびっくり


 何かがバイトしてきたのか、それともボラか何かに当たっただけなのか判断しかねるけど、魚からの反応があるのは期待が持てそうだな音譜


 と思い、更にルアーをローテーションしながらキャストを繰り返して魚からの反応を待っていると、メタルジグをキャストしてボトムからワンピッチジャークでシャクリ上げている最中に、


ググッビックリマーク


 と、突然魚の引きを感じますびっくり


 久しぶりのジグでのヒットに少し慌てつつも、竿を立てて魚とのファイトに入ろうとしましたが、掛かった魚は元気は良いもののそれ程の重量感はありませんキョロキョロ


 多少走るし、引きの強さからしてフグやコノシロではないと思うけど、何が掛かったのかなはてなマーク


 と思いつつリールを強引に巻いて魚を寄せてくると、足元の海面から20cm半ば程度の白い魚体が見えて来たので、思い切ってタモを使わずに抜き上げてみましたが、ポロリと空中で魚が落ちてしまいますガーン


 魚をしっかり確認できなかったのは残念ですが、


 サイズは小さかったけど今のはワカシだったと思うので、群れが入っているのであればきっとすぐ次が釣れるだろう音譜


 と思い、再びメタルジグをキャストしてレンジを刻みながらジャークを繰り返していきますお願い


 すると、しばらくしてから、やはり先程と同じくワンピッチジャークの最中に、先程よりもやや強めな


グググッ!!


 と言う引きを感じたため、次はすかさず竿を立ててリールを巻いて糸ふけを取り、少し竿を煽ってフッキングを入れた後にリールを巻いていきますニコニコ


 さっきより少しは重量感があるけど、それでも大したサイズではなさそうだなニコ


 と思いつつ魚を足元まで寄せて、


今度はちゃんとフッキングも入れたし大丈夫だろうビックリマーク


 と思い、寄せてきた魚を思い切って引き抜いてみると



 今回のライトショアジギングでの初釣果、30cm弱程度のワカシをキャッチする事が出来ました爆笑


 青物が釣れたのは嬉しいけど、もう少しサイズアップが狙いたいなアップ


 と思い、更なる釣果を狙ってキャストを繰り返しますが、入って来たワカシの群れはそれ程大きな群れでは無かったようで、そこからパタリとアタリが途絶えてしまいますガーン


 しばらくキャストとシャクリを繰り返しても魚からの反応がない時間帯が続いたので、


 もしかして、今のでフィーバータイムは終わってしまったのかあせる


 と焦りつつあったところで、キャストしたルアーが着水してからフォールする際に、サミングしているラインの動きに違和感を感じるタイミングがありますびっくり


 着水後のファーストフォールでのバイト、所謂「落ちパク」という奴かな!?


 と思いつつリールを巻いてラインの糸ふけを取っていくと、何やら微妙な生命反応が帰って来ますもぐもぐ


 これは、フグかコノシロかもしれないなあせる


 と思いつつ魚を寄せて来ると



 掛かっていた魚の正体は、最初にバラしたものより更に小振りなワカシでした照れ


 流石にこのサイズは小さすぎるなあせる


 と思い、手早くリリースしてから次の魚を狙ってキャストを続けましたが、残念ながらそれからは何の反応も得る事なく時間が過ぎていき、陽も高くなり疲れも出始めたところでこの日は納竿として、のんびりと温泉に入った上で福井名物のおろしそばを食べて気力と体力の回復を図り、1泊2日の釣りキャンプを終えて帰路に着いたのでした照れ



 ちなみに、今回の持ち帰りはワカシ1匹のみと微妙な釣果となりましたが、塩焼きにして美味しくいただく事ができました爆笑