8月頭の週末に、普段は船釣り専門の職場の後輩に誘われて、お互い初めての釣りとなる鮎の友釣りに行ってみる事になりましたウインク


 誘われた時には、鮎の友釣りは普段やっているルアーフィッシングやフカセ釣りに比べて独特な仕掛けや道具、オトリ鮎の使い方等で敷居が高そうなイメージがあり、ちょっと敬遠する気持ちもありましたが、


 夏の暑い時期には海よりも川の釣りの方が多少は涼しくなるだろうかはてなマーク


と思いや、


 何か新しい釣りをやってみるのも良いかもしれないなチュー


という思いから、


 まずは1回やってみるかビックリマーク


 と言う気持ちでチャレンジしてみる事にしましたニコニコ


 とは言っても、流石にどんな釣りかも分からない中でいきなり道具を一から揃えて挑戦する程の意気込みは無く、まずはお手軽な感じで、漁協開催のインストラクター付き・道具レンタル可と言う鮎釣り体験会への参加と言う形での挑戦となりますグラサン


 目的の場所は福井県九頭竜川、朝に愛知県を出発して車で移動していると、道中の山の中では小雨がパラついてくる時もあったため、


 現地の天気や川の濁りは大丈夫だろうかあせる


 という気持ちもありましたが、目的地に近づくにつれて天気も良くなり、車窓から見える川も綺麗な清流の流れが目に入ってきて、どんどんとテンションが上がっていきますお願い


 そして、朝の9時頃に目的地に到着して受付の手続き等をしていると、子供連れ家族や定年後の悠悠自適な感じのご夫婦等のファミリー層が集まる中で、良い歳をした男性2名組の我々はちょっとだけ浮いた感じもしましたが、


 これから新しい釣りに挑戦するのだドキドキ


という高揚感が他の感情に勝り、インストラクターの方にご挨拶をして鮎足袋や鮎ベルトと言った独特な道具の説明を受けていきますチュー


 鮎竿は普段フカセ釣りで使用している5.3mを超える8m程度の長さだったので、


 魚を寄せる時は片手で竿を操作する事になるだろうけど、この長さの竿を上手く捌けるだろうか汗


 と心配になったりもしましたが、実際に手で持ってみると思っていたよりも重さは感じず、


何とか片手でも魚を寄せるくらいは出来そうな感じかなはてなマーク


 と少し安心したりと、忙しない気持ちの時間を過ごします


 また、危惧していた仕掛けについては既に竿にセットされたものが置いてあり、後は釣るだけと言った状況だったため、早速引き舟にオトリ鮎2匹を入れてもらい、インストラクターの方に先導されて川に降りていきます音譜


 ポイントの川は初心者向けと言うこともあってか、最も深い流芯のところでも水深は腰くらいと言った感じで、実釣ではせいぜい膝下〜膝上程度までの浅い水深の位置で立ち込んで竿を出すことになりましたウインク


 9時にもなると気温も上がって結構な暑さになってくるのですが、川に浸かると川筋に沿って上流から少し風が吹いてくる事に加えて、足に伝わる水の冷たさにより暑さを忘れるような爽快感があり、改めて


川釣りをしているなぁ照れ


 と言う気持ちになってきます爆笑


 そして、インストラクターの方にオトリ鮎仕掛けに付けてもらい、鮎の居そうなポイント、オトリ鮎のポイントまでの導き方を簡単にレクチャーしてもらい、いよいよ実釣開始となりますグラサン


 すると、先にレクチャーを受けて釣り始めていた同行者の竿が曲がり、早速1匹目の鮎が掛かった様子でインストラクターの方が取り込みの仕方をレクチャーしてくれますびっくり


 同行者にアタリの感覚について話を聞くと、思ったよりもハッキリとしたアタリがあるとの事だったため、自分も期待感を持ちつつ鮎をポイントまで泳がせようとしてみますが、糸を張っても緩めてもオトリ鮎が自分の足元付近から泳ぎ出さずに中々目的のポイントまで送り込むことができませんキョロキョロ


 そこでインストラクターにどうすれば良いのか聞いてみると、


 一旦思い切って竿先を上げてオトリ鮎を水面近くに浮かせると、オトリ鮎は流れに押されて下流に流されるので、その際に竿を操作してオトリ鮎をポイントの下流まで送り込み、そこから少しずつ竿を引いてポイントに近づけてあげると良い


 とのアドバイスをもらいますもぐもぐ


 インストラクターのアドバイスに従ってやってみると、流れに逆らってオトリ鮎を引っ張ってくる際に竿が結構曲がるくらいの力がかかっている状況だったので、オトリ鮎が鼻環から外れてしまわないか心配な気持ちではありましたが、何とかオトリ鮎を目的のポイント付近まで近づけることができましたチュー


 そして、そのまま糸を張らず緩めずの状況でオトリ鮎の動きに合わせて竿の角度を調整して道糸に付いている目印を注視しますが、しばらく待っても竿先や目印には反応がなく、たまに上流から吹いてくるやや強めの風に竿が押されて竿先が曲がる事もあって、今、水中でオトリ鮎がどんな状況にあるのかイメージが出来ない時間が続きますキョロキョロ


 オトリ鮎が付いているかどうか心配になって少し道糸を張ってみたりするのですが、水の抵抗もあってか少し重く感じる程度で、同行者の言うハッキリとしたアタリを感じる事なくオトリ鮎を泳がせていると、インストラクターの方から一度仕掛けを上げてみる様に言われますグラサン


 アドバイスに従って竿を立ててゆっくりとオトリ鮎を足元に向かって寄せていくと、流れの影響か、ゴミでも引っ掛かったのか、やや重い感触が竿先に伝わりますびっくり


 木の枝だったら石に引っ掛かったりはしないでくれよあせる


 と思いながら足元まで寄せてきたオトリ鮎を見てみると、その直下にもう1匹鮎が付いているのが目に入ってきますびっくり


 えっ、気付かない間に釣れていたのか!?


 と思いつつ、慌てて腰にさしていたタモで何とか鮎を掬い取り、



 初めての友釣りで釣れた鮎の姿に感動を覚えてしまいますお願い


 オトリ鮎はまだまだ元気な様子でしたが、インストラクターの方が言うには


 1匹釣れたら即オトリ鮎は交換するのが良いビックリマーク


 との事だったため、オトリ鮎の交換の仕方をレクチャーしてもらい、次の1匹を目指して先ほど鮎が釣れた同じ場所にオトリ鮎を送り込むように試行錯誤していきますムキー


 そして、しばらく道糸を張らず緩めずでオトリ鮎を泳がせていると、風が吹いていないのに、風で竿先が動かされた時の様な感じで竿先がググッと重くなる様な感触が伝わってきますびっくり


 投げ釣りのキスの様なコンコンと竿先に響くようなアタリではないものの、これが鮎のアタリなのかはてなマーク


 と思いつつ竿を立ててみると、先ほど釣れた時の様にズシッとした重さが伝わって来ますニコニコ


 先ほどは鮎が釣れているとは知らないままやり取りをしていましたが、


同じ重さでも、やはり魚が掛かっていることを知っていると寄せる時の緊張感が違うなアップ


 と思いつつ慎重に足元まで鮎を寄せていき、



 2匹目と言うこともあり、先ほどよりも落ち着いてタモを使って鮎を掬い取る事ができました


 そして、これまではインストラクターの方にやってもらっていたオトリ鮎のセッティングですが、今度は自分の手でやってみたいと思い、つるりと逃げそうになる鮎を捕まえつつ、何とか鼻環をセットしていきますもぐもぐ


 難しそうだと思っていたオトリ鮎の仕掛けへのセッティングも、意外と何とかなるものだな音譜


 と思いつつ、3匹目の鮎を狙っていきますが、ここから次の鮎が遠のいてしまいますガーン


 中々次の鮎がかからないため少し場所をずらしてオトリ鮎を泳がせてみると、弱い感触ですが魚が掛かった様な感触があったため、竿を立てて寄せてみると15cm程度のウグイが掛かっていた、




 と言った事が2度ほどあり、遂にオトリ鮎も弱ってきて、道糸を緩めていると流れに押されてどんどん下流に流されていき、道糸を張ってしまうと水面に浮いてクルクルと回ってしまうと言った状況になって来たため、引き船に入れていた他の鮎にオトリを交換する事にしますキョロキョロ


 そして、無事に交換を済まして投入したアユが流心付近に入ったところで、先ほどまでは全く無かったアタリが突然やってきて、竿先がグーンと曲がっていきますびっくり


 先ほどまで散々泳がせていた場所で、オトリ鮎を変えた途端にアタリが出た事に驚きつつも、慎重に掛かった鮎を寄せていき何とか無事にキャッチすると、やや小振りではあるものの元気な鮎がタモの中で泳いでいるのが目に入ってきますニコニコ


 正直、頑張って変えたばかりのオトリ鮎を直ぐに交換するのは面倒な気持ちもありましたが、オトリが元気な方が釣果が出ると言うことを身を持って体験したため、再び慣れない手つきでタモにフックを絡め取られつつも何とかオトリ鮎を交換していきますグラサン


 そして、その後も更なる釣果を目指して頑張ってみましたが、残念ながら新たな鮎を追加する事なく体験会の終了時間となってしまったため、この日は初めても友釣りで無事に鮎の姿を拝むことが出来た事に満足しつつ、温泉で汗を流し、福井名物のおろしそばとソースカツ丼でお腹を満たし、ついでに久しぶりに永平寺を見物してからのんびりと帰路に着いたのでした照れ


 夏の永平寺は、暑い陽射しの中にあっても、たまに清涼感のある風が吹き抜けていきました


今回の釣果は4匹(+オトリ2匹)ビックリマーク


鮎はやはり塩焼きが最高に美味しいですね音譜


永平寺でお土産に購入した福井県永平寺町の日本酒、田辺酒造「越前岬」と


更にお土産で購入した蕎麦と厚揚げを合わせてとても美味しくいただく事ができましたラブラブ