3月は上旬に名古屋港でチヌに出会う事ができましたが、中旬に浜名湖まで足を伸ばしてみたもののボラとコッパグレしか釣れずに虚しく撤退して以降、週末は天気が悪かったり用事があったりして竿を出す事が出来ずに過ごし、気がつけば気温も徐々に上がり、辺りでは桜も咲いて一気に春の景色となっていました桜


 そんな桜が咲き乱れる4月の最初の週末に、昨年は個人的にあまりチヌの釣果の出なかった知多半島の堤防で今年の釣果を占ってみようと思い、フカセ釣りの竿を出してみる事にしましたチュー


 今年初の知多半島での釣りはどんな感じになるのかなはてなマーク


 と思いながらのんびりとした時間帯にポイントの堤防に到着してみると、フカセ釣りやダンゴ釣りの他、ルアーをキャストしたり足元の際を探ったりと、暖かな陽射しの中で思い思いの釣りをしている釣り人の姿が見えてきますニコニコ


 適当な場所を釣り座に決めてコマセと仕掛けを準備しつつ海面の様子を見てみると、海の色はうっすらとした濁りが入っており、堤防の際にはマイクロベイトの小規模な群れが泳いでいるほか、少し沖にはボラがウヨウヨと水面近くを泳いでいるのが目に入って来ますグラサン


 濁りも魚っ気もあるし、これは期待しても良いのかな!?


 と思いつつ、コマセと仕掛けの投入を開始していきますチュー


 準備が出来たのでコマセを撒いて仕掛けを2〜3回流してみると、どうやら底潮はあまり動いていないものの、右手からやや強めの風が吹いてきており、表層の潮だけが右から左に滑るように流れている状況である事が分かりますキョロキョロ


 ウキを沈めて何とかやり過ごそうと思うのですが、水中に沈めた道糸が表層の流れに取られて左に大きくたわんでしまう事に加えて、水面から出た道糸が風に煽られて勝手に張ってしまい、少し沖に投入した仕掛けがすぐに手前に寄って来てしまいますムキー


 また、付餌のオキアミも頭がそのまま帰ってくる状況であり、中々厳しそうな状況が続きますもぐもぐ


 その様な状況の中で仕掛けの投入を繰り返していると、たまにオキアミの頭が無くなっていたりする事はありますが、正直、魚に取られたのか回収時に取れてしまったのか判断が付きかねる状況であり


 餌取りはあまり居ない様子だし、まずは魚を寄せる事に集中しようかなグラサン


 と思い、根気よくコマセと仕掛けの投入を繰り返していきますニコ


 そして、そうやってしばらく時間を過ごす中で、少し誘いを入れてみようとラインを張ったところで


グッビックリマーク


 とした根掛かりの様な感触が返って来ますキョロキョロ


 感触としては「ただ重いだけ」と言った感じだったため、根掛かりかと思い少し竿を煽ってみたとこで、


ググッ!!


 と竿先が動き出しますびっくり


 もしかして、何か魚が付いているのかなはてなマーク


 と思い竿を立ててみると、更に強い感触で竿が引かれていきますびっくり


 ボラの様に走るような動きを見せる事もなく、ガシラの様にすぐに浮いてくる事もなく、たまに


ゴンゴンビックリマーク


 と竿を叩く様な感触も伝わって来ることから


 これはきっとチヌに違いないビックリマーク


 と思い、竿の角度に気を付けつつ、じっくりと魚を浮かせていくことにしますお願い


 そして、何度かの魚の突っ込みを交わしてジワジワと寄せてくると、海中からウキが見えてきた後にギラリと銀色の魚体が海面に見えて来ますニコニコ


 良かった、やっぱりチヌだったアップ


 と、久しぶりに知多半島で掛けたチヌの姿に喜びながらも慎重にタモ入れをして



 上がって来たのは42cm程度の、しっかりとした魚体でお尻も赤くなっている、のっこみと思しき銀鱗のチヌでした爆笑


 良いコンディションの1匹が釣れたので、群れが入って来ている事に期待してコマセも集中的に投入してみましたが、その後は風が正面から吹いてくる様になった事に加えて左から右への潮の流れが段々と強くなり、中々仕掛けが思うように流せなくなってしまいますキョロキョロ


 その様な状況の中でもしばらく粘ってみましたが、付餌のオキアミが齧られる事なく丸々返ってくる状況が続き、遂にはコマセも尽きてしまったため、この日はこれにて納竿として、帰りの道中のスーパー銭湯で風に吹かれた身体を暖めつつチヌの引きの余韻に浸り、久しぶりに知多半島でチヌが釣れた事に満足感を感じつつ、のんびりと帰路に着いたのでした照れ