最近はようやく寒さも和らぐ日が増えてきて、少しずつ春の足音を感じる様になって来ました晴れ


 そして伊勢湾奥のおかっぱりでの釣りにおける春の名物詩の一つといえば、やはり「バチ抜け」のシーバスフィッシングではないでしょうかラブ


 昨年は4月に三重から愛知に引っ越して来て「いざバチ抜けビックリマーク」と思っていましたが、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言発令期間と重なってしまい、愛知県ではバチ抜けの釣りが出来ませんでしたキョロキョロ


 今年も今後はどうなるか分かりませんが、


やれる時にやれる事をやっておこうビックリマーク


 との思いに、先週末は大潮と言うタイミングも重なったため、衣浦湾・知多湾方面にバチ抜けシーバスを狙ってルアーを投げに行ってきましたグラサン


 釣行タイミングは、バチ抜けパターンの王道である日没後の満潮からの下げの時刻でポイントに入りましたが、昼過ぎまで降っていた雨が止んだ後であり、水は濁りが強く、また、かなり強く風が吹いている状況でした台風


 とりあえずバチ抜けパターン用のルアーを幾つか投げてみますが、極力正面から風を受けない位置取りを心掛けてみても、正直、バチ抜け用ルアーに多い10g以下のウェイトのルアーではラインが風に煽られてリーリングでは流れをまともに感じることが出来ませんガーン


 ルアーシーバスでは多少荒れていた方が良いと言われても、バチ抜けパターンでこの状況は厳しいなあせる


 と思いつつ、風に負けない様にバチ抜けルアーの中でもやや重めのルアーをキャストして、ラインが風に煽られてルアーが引っ張られるウィンドドリフトの状態でルアーを流していきますが、魚からの反応は全く得られませんキョロキョロ


 リーリングもスローに巻くと風で煽られたラインを巻き取るばかりで流れを感じる事が出来ないため、正直、ルアーがどこを泳いでいるのかすら覚束なくなり、段々と釣れる気がしなくなってきますもぐもぐ


 せめてバチが抜けている事くらいは確認しないとモチベーションが保てなくなるぞムキー


 と思い、足元の水面を照らしてバチの姿を探してみますが、付近にバチの姿は見当たりませんショボーン


 風で水面も波立っているし、バチは水面まで浮いて来ないのかなはてなマーク


 と思いつつルアーを投げ続けていると、強い風の音に紛れてようやく付近にボイル音が聞こえ始めますお願い


 バチは目視出来ていないけど、きっと抜けているハズビックリマーク


 必ずあのボイル音の主を確かめてやるメラメラ


 と思い、何とか強風でもやや早めに巻く事でリーリング感覚が掴める様な状況であったマニック135や110をカラーを変えてキャストし続けましたが、無情にもノーバイトの時間だけが過ぎていきますニコ


 そこで、


 風で水面も波立っているし、マニックではアピール力とレンジが足りないのかもしれないなもぐもぐ


 と思い、レンジを一つ下げる事が出来て、アクションもやや動きが出るスラローム系の手持ちのルアーという事で、ワンダー80に変えてキャストをしてみますチュー


 しかし、リアバランスからセンターバランスのルアーとなり、しかも重量も軽くなったためか、風の影響により飛距離も伸びず、また、先程よりもラインが風に煽られて流されやすくなっている様に感じますキョロキョロ


 その様な状況であり、もはやリーリングではまともにルアーを泳がせる事が難しくなって来たため、根がかりが怖いので避けていたのですが、やむを得ずリーリングを止めて、完全なウインドドリフトでルアーを流していく事にしますあせる


 ワンダー80のフックは細いST26TN #8を付けているので、もし根がかりしてもゆっくり引っ張ればフックが伸びて回収できるハズはてなマーク


 と自分に言い聞かせつつ、何度かボイル音付近を狙ってルアーをキャストして、風に任せてルアーを流していると、


ククンッビックリマーク


 と待望のアタリがありますびっくり


 遂に来たかビックリマーク


 と喜びつつ慎重に魚を寄せて来ると、少し手前の暗がりの中で、掛かった魚が何度かエラ洗いの様なジャンプを繰り返しますガーン


 この水面ジャンプ、きっとシーバスに違いないニコニコ


 と期待しつつ、足元まで寄せた魚にライトを当ててみてみると



 口にフッキングしているものの、残念ながら正体は40cm程度のボラでしたショボーン


 そう言えば、バチ抜けシーズンはお前も良くルアーに食って来るんだったな汗


 と思いつつフックを外し、再びキャストを繰り返しますが、ボイル音の正体がボラだった事にガッカリしてテンションが下がってしまいましたダウンダウン


 そのため、その後は気分を変えるためにも2か所程ランガンしてポイントを変えてみましたが、どこも風が強過ぎてまともにルアーを流す事が出来ませんガーン


 ただ、潮も結構下がって来たタイミングで、港湾の壁際に10cm程度の青白いバチの姿を目視で確認出来たため、


 間違いなくバチは抜けているので、後はシーバスが回遊してくるタイミング次第なのかもしれないなぁ


 と思いつつ、この日は納竿として帰路に着いたのでしたショボーン