三重県に住んでいる時には年1回程度は三重県内の離島に釣行していましたが、今年は愛知県に来てからまだ一度も離島に釣行していない事を思い出し、天気と潮回りの良い週末に思い立って日帰り離島釣行に行って来ました
先に購入したストリームトレイルの60L防水バッグの中に、ジグやリール等の釣具と休憩用のチェア、更にデイキャンプ用のクッカーと食材等を詰め込み、片手にライトショアジギング用ロッドのNESSA ci4+mh+一本を持って行くバックパックスタイルでの釣行としてみました
今回の離島釣行にあたって、愛知県の離島について調べてみると、メジャーな有人島である知多半島の離島三島(日間賀島、篠島、佐久島)のほか、三河湾にも無人島がチラホラと見られる様で、今回はどこの離島に釣行するか迷いましたが、今回は突発的な思い付き釣行であり準備時間がない事、デイキャンプでお酒が飲みたい事から、電車と船で手軽に行けて、徒歩移動の距離が短く済む知多半島の離島に日帰りで行ってみる事にしました
何気に初めての電車釣行且つ初めての電車デイキャンプとなるので、持って行く荷物に頭を悩ませましたが、今後の私自身のアウトドアアクティビティの方向性を検討する釣行とするため、釣りの方はライトショアジギングで海に向かって気持ちよくロッドを振れればそれで良しと割り切って、ややデイキャンプ重視で荷物をまとめて行き、
先に購入したストリームトレイルの60L防水バッグの中に、ジグやリール等の釣具と休憩用のチェア、更にデイキャンプ用のクッカーと食材等を詰め込み、片手にライトショアジギング用ロッドのNESSA ci4+mh+一本を持って行くバックパックスタイルでの釣行としてみました
なお、パッキングに際しては、キャリーカートに小型のクーラーボックス(クールラインαⅡ10L)を乗せて持って行くかどうかを最後まで迷いましたが、釣れた魚はリリースするか現地で捌いて食べる事と決めて、今回は持参を見送りました
とりあえずパッキングを終えて荷物を背負ってみると、飲料水を3L程ウォーターバッグに入れて詰め込んだお陰か、見た目以上の重量感で
ズシッ
とした重さが肩にかかって来ます
この荷物を背負って30分以上を連続で歩くのは結構しんどいかもしれないな
と思いつつ、7時台の始発の船便に乗るために5時台の電車に乗り込んで、一路船着場まで向かいます
ちなみに、電車の中には釣り竿を持っている乗客はほぼ見かけませんでしたが、流石に船着場の港に着くと港内で竿を出す釣り人や船便のチケット売り場に向かう釣り人がおり、ここに来てようやくアウェイ感が抜けていく様な感じがしました
港内の釣り人はほぼ全てサビキ釣りの様で、たまにイワシか小鯖の様な小魚を釣っている人が目に入るため、
サビキ仕掛けを持っていれば、ここで食材を確保して行きたいところだなぁ
と思いつつ船便のチケットを買い求めて船の到着を待ちます
やがて船着場に到着した船に乗り込み、目的の離島に出発するタイミングがやって来ますが、個人的にはこの出船のタイミングと目的の島が見えて来たタイミングが、離島釣行の中で一番ワクワク感が最高潮に達する時なのではないかと思っています
そして道中の船旅は特に大きな揺れもなく、気分が最高に高まった状態で離島の港に到着してタラップを降りて行き、島への上陸の第一歩を踏み出します
今回の離島は初めて来る離島であったため、当初は島内のポイントを何箇所か見て回ろうかと思っていましたが、荷物が思ったよりも重くて歩き回るのが面倒だった事と、船が到着した港にも既に何人かの釣り人が竿を出していた事から、この時期にこの離島でどの様な釣り方でどの様な魚が釣れるのか、他の釣り人の釣りの様子を見てみようと思い、船着場の港で竿を出すことにします
先に述べたとおり、今回はお手軽さ重視のライトショアジギング一本で挑むため、外海を眺めて潮目を探し、見つけた潮目に向かって40gのメタルジグをフルキャストしていきます
今回の釣行は大潮の満潮からの下げのタイミングで、海面にはやや濁りが入っており、右からの風が吹いている状況でしたが、潮の流れは激流と言う程の激しさは無く、風にラインを取られながらも40gのジグで普通に底が取れる状況でした
風のお陰でサミングしても着水後の糸ふけが出る状況だったため、カウントダウンでの水深が測りにくかったのですが、フルキャスト先での水深は10m弱と見込み、水面にはベイトの気配が見られなかったため、全層を探っていく感じでジグをシャクっていきます
そんな感じで何投かキャストして、底を取ったタイミングでシャクリ始めようとしたところで
グンッ
とティップが曲がります
おっ
何か来たのかな
と思い、急いでリールを巻き上げようとしますが、残念ながら硬めのドラグに設定したリールのハンドルはガッチリとホールドされてそれ巻き上げることは出来ず、根がかりと判明してしまいます
海藻か岩かは分かりませんが、根がある事が分かったため、今度はトレブルフックを外したメタルジグで全層を探っていきますが、それでも数投で再び根がかりロストしてしまいます
これは相当なハードボトムの様だから、表層から中層に狙いを絞って行くしかないかな
と思い、ルアーをヘビーシンキングペンシルやヘビーシンキングミノーに変えて、底を取らない様にして投げ続けますが、魚からの反応は一切ありません
ちなみに、周りの釣り人は遠投のブッコミ釣りがメインの様でしたが、釣れているのはフグばかりで、穴釣りをしている人がカサゴやタケノコメバルを上げているのが目に付くくらいの状況です
そんな状況の中でしばらくキャストを続けましたが、特に変化は無いまま潮位も下がって日も高くなって来たため、予定より少し時間は早目でしたが場所を移してデイキャンプに移行する事とします
今回のデイキャンプでは、お酒を飲むためにわざわざ電車釣行としたため、メニューについては温かい汁物の「パックおでん」と、フライパン調理の「鯖缶のキムチ炒め」と言う酒の肴料理の材料を準備して来ました
(本当でしたらここに魚の塩焼きや酒蒸し等が加わる予定でした)
また、今回は100均のseriaで購入してみた固形燃料と五徳を試してみたくて持参していたため
これでおでんを温めて行く事にします
また、鯖缶のキムチ炒めはSOTOのシングルガスバーナー(レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン))を使い、シンプルに鯖缶を汁ごとフライパンで炒めて身を解した後に
(本当は豪勢に醸人九平次や蓬莱泉の純米吟醸酒を飲みたかったのですが、食材を購入したお店には置いてありませんでした)
鯖缶のキムチ炒めはあっという間に完成したため、ピリ辛の味付けがされた鯖を肴に日本酒を飲みつつおでんの完成(と言っても温めるだけですが)を待ちますが、何度クッカーの蓋を開けて様子を見ても、出汁がグツグツと沸騰して来る様子がありません
一応、出汁から湯気が出ており、温まりつつはあるのですが、食べてみると微妙にぬるい感じであり、当初イメージしていた
少し寒さを感じる秋空の下で、熱々のおでんをハフハフ言いながら食べて、日本酒をグッと飲む
と言う理想の状況には至りません
この100均の固形燃料と五徳で米も炊けると聞いていたけど、五徳の高さが火元から高すぎるのか、ちょっと火力が弱すぎるな
と思いつつ、おでんの完成を待っているうちに鯖缶のキムチ炒めの方を食べ切ってしまったため、結局おでんの方もシングルガスバーナーで温める事にしてしまいました
火元が二口あれば同時に二品の調理が出来て便利になるかと思ったのですが、中々上手くいかないものです
(今後は固形燃料を載せる台を用意するか、保温用コンロとして利用するかを検討していこうと思います)
そんなこんなでのんびりとハイバックタイプのチェアに腰掛けながらお酒と料理を楽しんだ後は、
切り餅をお湯で煮て柔らかくしてから
そして、デイキャンプを満喫しているうちに満潮と夕まずめが近づいて来たため、再度ロッドを握りしめて本日の釣行における本命時合いに臨みましたが