さて、12月も終わりに近づき、いよいよ平成の終わりの年であり、令和の始まりの年でもでもあった2019年も終わりが近づいてきました

年末という事で、今年一年間で私が書いてきたブログの記事や、ブログに書ききれなかった釣行の記録を見返していると、
我ながら色々な道具を購入して来たなぁ

と思ってしまいますが、ここで2019年の個人的なベストショッピングは何かと考えると、やはり防水透湿性のレインウェア、モンベルのストームクルーザージャケットとサンダーパスパンツでしょうか

私はどちらかと言えば買い物をする時には色々考えてしまう質ですが、購入後に
実際使い込んでみると、何だか思っていたイメージと違うなぁ

と思うことも多々あります

ただ、ストームクルーザーとサンダーパスについては当初想定していた以上に出番が多く、軽くて小さく畳める上に完全に雨風をシャットアウトしてくれるため、体温調整用ウェアとして「念のために持っていくか」と言う感覚で真夏のシーズン以外はほとんどの釣行に持っていっていました

さて、話が少し逸れてしまいましたが、今回のブログ記事の本題である2019年の釣り納めについてですが、当初はどこに行こうか迷いましたが、結局朝と夜の2回に分けていく事に

また、昨年は津市から南下して伊勢市に行きましたので、今年は朝マズメは北上して四日市市で一発大物青物狙いをした後、ナイトゲームで近場の津市辺りにて冬の根魚を狙ってみる事にしてみました

朝の部の四日市市では職場の先輩とメジャースポットの港湾部に行ってみましたが、この時期でも結構な数の釣り人が来ており、暗いうちは岸壁の近くにボラの群れの気配を感じる等、津市の堤防よりも中々良い雰囲気があります

そして朝マズメの時間以降、ベイトの気配を示す鳥山が頻繁に立つ他、鳥山の下にはイルカの背中や魚のボイルらしきものが見えたため、意気込んで対青物用の人気ミノー、ショアラインシャイナー セットアッパー125やシンキングペンシル、メタルジグやメタルバイブ等、手持のルアーを各種投げ倒しましたが、それらの気配は全て射程距離から遠く離れており、結局ボラ以外は岸に寄ってくることなく時間が経過していきます

そして、日も高くなってきた事に加えて、これまでちょこちょこと周りの釣り人を見回していましたが、どうやらボラをスレがかりさせている人しか魚を掛けている人はいなかったため、もう青物の回遊の可能性は低いと判断し、とりあえず朝の部は切り上げて遅めの昼食兼早めの昼食として
その後は今後の釣行の参考に何ヶ所か四日市市のポイントを見て回って解散とし、一旦帰宅して夜の部のために一眠り

そして、予定では
気力と体力を回復させてからナイトゲームで津市のポイントでファイナルチャレンジ

と考えていましたが、思った以上に疲れが溜まっていたのか、うっかり予定していた釣行のタイミングを寝過ごしてしまいます

寝起きのボンヤリとした頭でどうしようか迷いましたが、結局ナイトゲームは翌日に回す事にしてその日はお酒を飲んで映画を見ながらのんびり過ごす事に

そして翌日、日中ものんびり過ごして気力と体力共に完全回復していたため、釣行前に具体的な根魚のターゲットを何にしようか再検討し、結果として今が旬で伊勢湾内の堤防等であればどこでもハズレの少ないソイを狙いにいく事に

また、ポイントについては近場の津市でも良かったのですが、ふと夜にはラーメン屋「すみれ」の味噌ラーメンを食べに行きたくなったため、松阪市まで足を延ばす事にします

そしてポイントに着いた頃にはすでに日が暮れており、風はほとんど吹いていないものの空気は冷たく、厳寒とまではいかないものの、そこそこの防寒対策をしていなければ冷え込みが身に染みる状況です

海の状況は大潮の下げ潮の最中で、付近にボイル等の魚の気配はは無く、冷えた空気の中で水面はとても静かな雰囲気でしたが、水には僅かに濁りが入っており、流れもある様子だったのでそれに馴染ませる様にルアーをボトムに沈めてスローに巻いていきます

すると、早速3投目くらいで
ググンッ

と言う思ったより強めのアタリがあります

最近はライトショアジギングの釣行が多く硬めのロッドばかりを使っていましたが、この日はソイ狙いという事でティップの柔らかめなトリプルクロス 黒鯛を持ち出しており、柔らかめのロッドで掛ける久しぶりの魚だった事もあり、掛かった魚のサイズ感が掴めないままとりあえずロッドを立てて魚の様子を見ていると
フッ
とロッドが軽くなってしまいます

フッキングが甘かったか〜

そして今の引き、ソイにしては強かったし、シーバスだったのかもしれないな

と悔やみつつも、開始早々のアタリに期待を持ってキャストを再開します

しかし、そこから沈黙の時間が続き、ルアーカラーをあれこれ変えてみても魚からの反応を全く得る事が出来ません

まさか、さっきので時合い終了って訳じゃないだろうな

と不安に思いつつも根気よくキャストを続けていると、
ククンッ

としたアタリがようやくやって来ます

おぉ

この引きはきっとソイだろうな

と思いつつ魚を寄せてくると
アクアパッツァにするなら、これくらいの魚があと2匹くらい欲しいな

と思いつつ追加を狙ってキャストを繰り返すと、時合いがやって来たのか、バイトは結構得られるものの、食いが浅いのか中々フッキングに至りません

そして、この日は足元の際に近いところでバイトの多くが得られたため、遠投よりも足元を重点的に攻めていると、
ググンッ

と、最初のヒットの様なやや強めのアタリがあります

今度は逃がさないぞ

と、やや強気のファイトで一気に魚を浮かせると、水面下でチラッと小さめのチヌの様な魚体が見えてきます

チヌは鱗取りや硬い背ビレ・腹ヒレの処理が手間なんだよな〜

と思いつつ魚を抜きあげてみると
根魚のソイで尺超えは嬉しいな

と思いつつその後もキャストを繰り返すと、更にヒットは続き、何回かバラシはあったものの、
そう言えば、年末は帰省するので明日中に食べ切れる程度にしておく必要があるんだったな

と言う事情を思い出します

そして、一日のうちに一人で食べ切るには尺ソイ2匹を含めて4匹はちょっと厳しいと思ったので、記念写真を撮った後に一番小さなソイはリリースして、
まだまだ釣れそうな雰囲気はあるけど、今年の釣り納めで魚の顔も見れたし、これで十分かな

として、2019年の釣り納めをボウズでなく終える事ができた事に満足しつつ、この日は納竿として、帰りに温かいラーメンを食べて、満足した気持ちで帰路に着いたのでした

ちなみに、持ち帰ったソイは三匹まとめてアクアパッツァにして、寒空の下でのナイトゲームを思い返しつつ美味しくいただきましたが、流石にかなりのボリューム感があり、食べ終わった後は満腹で動けなくなる程でした
