11月に入ってから朝夕に寒さを感じる日が多くなる様になってきました
しかし、青物フィーバーの時はベイト及びそれに伴う鳥山の寄りも良く、結果的に青物の回遊も濃くて、適度なタイミングでやってくる時合いが来ればガンガンヒットすると言う夢の様な状況でしたが、今回私が行った堤防では「フィーバー」と言えるほどの青物の回遊は無く、「青物の回遊は皆無では無いが薄い」と言う状況で、朝マズメの一時の時合いを逃すとアウトと言う、通常運転に戻ってしまった様な状況でした
結果、青物狙いでは2回の週末釣行で2バイト中1ヒット(他にボラのスレがかりっぽいアタリが2回)でしたが全部寄せる途中でフックアウトしてしまいノーフィッシュ、釣果ゼロと言う燦々たる結果で終わってしまいました
もちろん、堤防全体で見ればしっかりと釣果を上げている釣り人も居ましたが、その数はごく僅かで、少し前の「初心者も経験者もみんなニコニコ」と言う状況とは程遠い状況でした
と言う事で、今週末は午前中の堤防での青物の回遊待ちの後に、気分転換も兼ねて久しぶりにサーフにフラットフィッシュを狙いに行ってみる事にしました
久しぶりのサーフという事で、いつも行く近場の津市、鈴鹿市方面に行こうかとも思いましたが、気分転換の面を重視して、これまで殆ど行った事のない松阪市、明和町方面に行く事にしました
これまでに松阪市、明和町方面には投げ釣りやシーバス狙いで堤防等に釣行した事はありますが、サーフでルアーを投げるのは初めてという事で、今回は新規開拓の心構えで広くランガンしていくスタイルを採り、メタルジグ をメインで使用して遠投して探っていく事にします
サーフに着くと、早速水面で小魚が騒いでいる姿を発見し、テンションが上がっていきます
ベイトが騒いでるってことは、フィッシュイーターが居るかもしれないな
と思い、ジグをキャストしつつランガンしていると、軽い手応えと共に魚がヒット
ベイトに引っ掛かったのかな
とすると、今日のベイトは何だろうな
と思って寄せてくると、掛かっていたのは手の平弱のサイズのセイゴちゃん
水面で騒いでいたのはキミ達だったのね
と、ややガッカリしつつランガンをしていくと、再び軽い魚が掛かった感触が伝わってきます
どうせまたセイゴなんでしょ
と思って寄せて来ると、今度はフグちゃん
その後少し移動したところ、今度は根掛かりラッシュで、4キャスト3ヒットの嬉しくないフィーバータイムに突入してしまい、連続で三つもジグをロストしてしまいます
フラットフィッシュ狙いはボトムタッチが多くなるから、一定確率での根掛かりは仕方ないとは言え、リアフック無しでアシストフックのみのジグでも根掛かりするのは厳しすぎるな
と思いつつリーダーを結び直してランガンを続けていると、水面にハッキリとした潮目が出ており、ベイトの跳ねる姿がチラッと見える様なポイントがあったので、
今日はここでラストにしよう
と思い、ランガンに終止符を打ってルアーローテーションで粘ってみる事にします
そして、ジグの種類やリーリング速度、ジャーク方法を色々変えたり、シンキングペンシルでスローに誘ったりと試行錯誤していると、結構手前のあたりで
グンッ
と言う軽い抵抗を感じます
一瞬、今日散々経験した根掛かりかと思い焦りましたが、その後に魚の引きが伝わってきたのでヒットだと思い直してファイトに入ります
と言っても、大したサイズではない引きの力と、結構手前でヒットした事もあり、アッサリとランディング成功
上がってきたのは
ちなみに、コイツは食いが浅かったのか、リーダーを持ってぶら下げたところ、魚が暴れてポロッと落ちるくらいのギリギリのフッキングでした
リリースサイズではありましたが、とりあえずヒラメが釣れた事に気を良くして
次はソゲサイズじゃない、40cm以上のヒラメが釣りたい
と思い、更に気合を入れてキャストを続けますが、次第に風が強くなってきて糸フケが処理出来なくなってきたところで
ガンっ
と言う金属的な感触が伝わって来ます
魚なら凄い感じだぞ
と思いましたが、リールを巻いてロッドを曲げても掛かったナニカはびくともせず、根掛かりと確定
結局、ソゲを連れて来てくれたルアーもロストしてしまい、財布にも精神的にもダメージを残しつつ、この日は帰路に着いたのでした