先週末、大雨の降った後で条件はあまり良くありませんでしたが、例年だとこの時期はキスが釣れ始めているのに今シーズンはキスをまだまともに釣っていなかった事もあり、津市から少し南下して伊勢市までキスの投げ釣りに行ってきました
時にはちょっとサイズアップしたり、
ポイントの堤防には日の出の30分ほど前に到着しましたが、既に釣りを始めている人もチラホラ見られ、私も期待を持ちつつ準備をしていきます
ちなみに、潮は大潮の満潮からの下げ始めで潮目もハッキリ出ていますが、大雨の翌日という事で風は結構強めに吹いており、潮の流れと風がぶつかると白波が砕けて、堤防の上にも飛沫が飛んで来る様な状況です
そして準備が整い本日の一投目をキャストしますが、強い横風で飛んでいく方向がかなり横にズレていきます
風と波で着底もよく分かりませんでしたが、とりあえず糸フケを取ってゆっくりサビキ始めると、今度は潮の流れで27号のシンカーが流されていき、更に仕掛けが横にズレていきます
加えて、前日の大雨で流された海藻が潮に乗って大量に流されており、それがズッシリと仕掛けに絡まって来ます
二投目以降も頑張ってキャストを繰り返してみましたが、これが毎投の様に繰り返され、とても釣りにならない状況が続きます
一息入れて周りの様子を見てみると、皆同じ様な状況で、キスを釣り上げている人は見られず、誰もが仕掛けから海藻を外すのに四苦八苦しています
この日は浮きフカセをする職場の先輩と同行していたのですが、そちらも流れの速さと流れ来る海藻の量が多く閉口していた様なので、場所を移動して津市のポイントに向かう事にします
津市のポイントに到着すると、潮は半ば程まで引いている状況で、伊勢市と風の強さはそれ程変わりませんでしたが、風が吹く方向が斜め後ろからになっていたため随分キャストしやすく感じます
そして手早く準備を済ませて第一投をキャストすると、4色辺りで早速
ブルブルッ
としたアタリがあります
一投目からアタリがあるとは、幸先が良いな
と思いつつ仕掛けを回収すると、水面に見えて来たのは
白い魚体が綺麗なキスの姿でした
一投目から釣れると言うことは、結構な数の群れが入っているのかな
と思いつつキャストを繰り返すと、風が強くてアタリが分かりにくかったものの、5色から3色の間でポツポツと釣れ続き、
小サバが釣れたり
時には一荷で釣れたりと
前回と違って海の中はとても賑やかな様子でした
そして、潮が引いてくるにつれてアタリも遠のき、最終的には
ツ抜けにはあと一匹足りない9匹と言う結果でしたが、一人分で天麩羅にして食べるには十分な数が釣れました
そんなこんなで、前回の釣行ではイマイチな釣果だったので今年のキス釣りのシーズンインがいつになるのか心配していましたが、今回は無事に天麩羅のネタも確保する事が出来、
堤防で場所移動せずにこれだけ釣れれば、これはもうシーズンインしたと言っても良いかな
と思いつつ、この日は納竿として帰路に着いたのでした
そして久し振りに食べたキスの天麩羅は、ふわっとした身の柔らかさとサクッとした衣の食感が楽しめて、改めてキス釣りの良さを思い出させてくれたのでした