現在、三重県には台風24号が接近中で、外は凄い雨風が吹き荒れています

週末が台風で潰れるのは大変残念ですが、外に出掛けれずに部屋で何もせずにいるのもつまらないので、暇なうちに最近の釣行について忘れない様にブログに書いておこうと思います


これまで、暑い時期のサーフでもメタルジグを投げる事はありましたが、暑い時のシャクるジグ(ショアスロー用ジグ等)は体力の消耗(特に腕の)が激しくて自分は長時間の釣りが難しくなるので、巻きのジグ(フリッパー等)ばかり投げてきました

しかし、気候も涼しくなり、秋を感じるにつれて
可能性は低いだろうけど、もしかしたら青物が回遊してくる事もあるのでは

と思い、今回はシャクリメインのジグで青物とフラットの両方を狙ってみる事にしました

そして、釣行場所についてはちょっと迷いましたが、秋空の下で気分転換をしながら体を動かしたいと思い、釣果重視の実績ポイント・メジャーポイントでは無く、これまで見たことのない景色を見ながら歩き回る、初見ポイントでのランガンスタイルに決定



津市の堤防には早朝の日の出の時間にポイントに到着したところ、既に何人かアングラーが入っており、各々エサ釣りやルアー釣りをしています

そんな状況だったので堤防の先端は既に人が入っており、自分は堤防の中ほどで竿を出して様子をみる事にします

水質はやや濁りで風は左手から穏やかに頰を撫でており、潮は堤防と平行で少し沖に流れて、手前には小指〜人差し指程のベイトが時折跳ねているのが見えます

取り敢えずベイトの存在が確認できた事に安心し、30gのジグを投げて色々とシャクリ方を変えて試していると、少し遠くの方で何かに追われているのか、ベイトが群で水面に飛び跳ねているのが見えます

おっ、ナブラとまでは言えないレベルけど、何かから逃げてる様子だし、きっとフィッシュイーターも入ってるな

と期待も高まり、ベイトが跳ねた付近にジグをキャストして頑張ってシャクリますが、魚からの反応はありません

その後も似た様な状況はありましたが、結果は同じだったので、
ベイトは一体何に追われてるんだろうか

と思っているところで、再びベイトの群が飛び跳ねたのでその付近にジグを投げてシャクっていると、フォールからのシャクり始めで
ゴンッ

と言う感覚がロッドに伝わって来ます

おおっ

ジグの位置はボトム付近じゃないから、シーバスかな

と思ってファイトを開始すると、魚の重さは「そこそこ」と言った感じですが、重さの割に引きが強くて、強く引く時にはやたらと横方向に走っていきます

エラ洗いもしないで勢いよく横に突っ走るこの感じ、もしかしたらシーバスではなく青物系なのかな

でも、この辺りのメジャー青物のサバにしては引きが強いし、一体何の魚なんだろうか

と期待しつつファイトを続けますが 、魚は中々弱らずに、とにかく同じ方向に突っ走り続けます

隣の人とは多少距離が離れているけど、ラインが絡まったら嫌だからあまり横に走らせたくないな

と思いますが、ラインはPE1号なのでドラグを締めて無理に寄せる事も出来ず、何とか竿を立てて魚を浮かせることを意識してリールを巻いて寄せていきます

そして、寄せて来ても魚はテトラに潜ろうとする気配も見せずに横に突っ走って抵抗するので、竿を伸されない様に気をつけて魚を浮かせると、見えてきたのは流線型の青物の魚体です

やっぱり青物か

最近タモ入れしてないからちょっと不安だけど、これは逃したくないな

と思いつつ、慎重にタモを伸ばして何とか無事に魚をタモに入れて魚体を確認してみると
ちなみに、ジグを見るとアシストフックはしっかり口に掛かっていましたが、胴体に掛かったトリプルフックはリングが脆かったのかジグから外れており、もしスレ掛かりだったらと思うとゾッとしてしまいました

その後も、ジグをキャストしてはシャクる事を繰り返しましたが、魚からのめぼしい反応は無く、唯一釣れたのは
そして、この日は正直魚が釣れる事は期待していなかったためクーラーボックスを持ってきていなかった事もあり、折角釣った魚が傷んでしまうのをおそれて計3時間程で釣行を切り上げ、早々に帰路に着いたのでした

因みに、帰宅して釣った魚を測ってみたところ、目測どおりの約42cmでしたが、ライトショアジギングで40cm以上の青物を釣ったのはこれが初めてだったのでとても嬉しい一匹となりました

伊勢市・鳥羽市サーフ釣行は、先の津市堤防釣行とは別の日の事になります

この日はサーフランガンという事で、まずは早朝のタイミングで鳥羽市サーフに到着

サーフに出てみると、キスの投げ釣りをしている人を見かけたので、もし釣れている様ならフラットフィッシュの期待も高まります

状況は澄み潮で満潮、波も風も穏やかで、日が昇ると結構暑くなって来そうな予感がします

そして、サーフを歩きながらジグをキャストしていると、魚種は不明なもののベイトの姿もたまに見えるので、期待はどんどん高まります

また、伏流水が湧き出ているポイントや
加えて、キスの投げ釣りをしている人と挨拶がてら話をしてみると、残念ながらキスはイマイチとの事

そろそろサーフを変えてみるべきかな

と思っていると、ようやく待望のアタリがあります

が、ロッドやリールハンドルに伝わる抵抗も軽いので
セイゴがジグにじゃれてきたのかな

と思ってリールを巻いてくると、水面を滑って来たのは
どこでも顔を見せてくれるジグの友、フグちゃんでした

が、その後は魚からの反応は無く、ジグも3つほどロストしてしまった事に加えて潮も干潮に近づいて来たのでサーフ移動&ランチのために伊勢市に移動します

伊勢市サーフに着くと、潮は干潮で水深は浅めでしたが、地元のオジサン達がサビキを投げる度に鈴なり状態の小魚を釣り上げています

何が釣れているんだろう

と思い、挨拶をして話を聞いてみると、豆アジが釣れているとの事

波打際に近づいてみると、確かに沢山の小魚が泳いで跳ねているのが確認出来ます

これ全部アジなのか

津市ではサバしか見ないけど、伊勢まで来ればアジも沢山いるんだな

と思いつつ、大量のベイトの存在に大喜びしてジグを投げますが、ベイトが多すぎるせいなのか魚からの反応はありません

その後もひたすらジグのキャストを繰り返しますが、やはり魚からのは無く、それでも大量のベイトを目の前にして諦めきれず、ジグ以外にもシンペンやメタルバイブ等色々ルアーを投げて見ますがやはり無反応

そして潮が満ちて来ると共にベイトも散って行き、自分の体力と気力も尽きて来たので、夕まずめまで粘るのは諦めて、この日は納竿として帰路に着いたのでした
