今回のブログの内容は前回の続き、の様なものです

先日の伊勢での釣行を含め、ここ数回の釣行でタモ入れに自信を無くしつつあります

そこで、今回はタモが不要なサーフにデイゲームで行く事にしてみました

しかし、サーフに行くと決めたものの、今年の初サーフ釣行と言う事でどこに行こうか迷います

地図と睨めっこしながら行く場所を色々と迷いましたが、以前から一度行ってみたかった、三重県で最大のサーフと思われる熊野の七里御浜に行ってみる事にしました

ちなみに、熊野には仕事で行ったことはありますが、プライベートで行くのは初めてです

そんなこんなで前日に観光地等を色々と調べたりしていたら、寝るのが遅れてしまい、結果として1時間程予定よりも寝過ごしてしまいました

と言う事で、本来なら日の出前に現地に着く予定でしたが、現地に着いた頃には太陽が水平線上に出切っていました

現地に到着してみると、普段行く津市のサーフとは異なる、玉砂利サーフの歩き心地や打ち寄せる波の激しさに驚きました

津市の砂浜サーフではサンダルで歩き回る事が多いのですが、玉砂利サーフの場合サンダルでは小石が足に当たって痛いと聞いていたので、今回は長靴での釣行です

が、波が想像以上に激しくて、少しでも前に出ると膝の辺りまで波がかかってしまい、長靴に水が入って来てしまいます

そんなこんなで波打ち際からの距離感が中々掴めない状態でルアーをキャストし続けます

すると、たまにやって来る強い波の後、玉砂利の中に光るものが見られたので近寄ってみると
これはマイクロベイトパターンか

と思い、ルアーをスピンテールジグや小型のメタルジグに変えてキャストを続けますが、魚からの反応は無く、飛距離を稼ごうとして前に出ては波を被って長靴の水を抜くと言う作業を繰り返します

そんな事をしていると、打ち上げられるベイトのサイズが大きくなってきたので、更なる期待感と共にルアーもベイトの大きさに合わせてチェンジします

が、しかし、ルアーをミノー、シンキングペンシル、メタルジグ、メタルバイブとローテーションして付近を探ってみましたが、2時間全くのノーバイト

そこで、本当ならばベイトが波打ち際にいるこの場所で回遊待ちで粘るのが正解なのかもしれませんが、七里御浜はとても広大なサーフであり、また初めての場所という事で、色々見て回りたい気持ちがあったので、打ち上げられるベイトに後ろ髪を引かれつつもランガンしてみる事にします

ランガン中に感じたのは、潮も波も強い為、サーフなのに磯場の様なサラシが出来ている所があったり、津のサーフではボンヤリとしか出ていない離岸流がハッキリと目で見えたりと、ポイントがとてもわかりやすい事でした

そして、何よりも感じたのはルアー飛距離の重要性です

何しろ、長靴では波が強くて前に出れない為10〜20m程陸側からキャストする必要がある事に加えて、ルアーが届く範囲では既にかなりの波が押し寄せて来ており、ルアーが凄い勢いで波に押されて流されてくるのです

正直、持って行ったルアーの中で飛距離やアクションの面からまともに使えるルアーはぶっ飛び君とメタルジグ位で、スピンテールジグやメタルバイブは打ち寄せる波に揉まれて直ぐにエビ状態になってしまい、ヘビーシンキングミノーは波打ち際の強烈な引き波でとんでもない引き抵抗を感じてしまい、使うのが嫌になります

(ヒラメ狙いに絞るならフリッパーや飛び過ぎダニエルはアリだと思いますが、青物やシーバスの可能性を捨てる事が出来なかったので、今回はこの二つのルアーは試し投げする程度の出番でした
)

また、サーフでのランガンでメタルジグを一日中シャクリ続けるのは相当な体力と気力が必要になるため、自分の場合、結局メインルアーは色々な使い方ができるヘビーシンキングペンシルのぶっ飛び君に落ち着いてしまいました

そして、ランガン中にいくつも見つけた離岸流の一つで
完全に日は登ってるし、どうせこの離岸流でも魚はいないんだろうな〜

と思いつつも、ぶっ飛び君をキャストして、ただ引きやリフトアンドフォールで誘っていると、フォールの時に
ゴゴンッ

と言うひったくる様なバイトがあります

遂に来たか〜

と思いつつファイトを開始すると、ラテオ100MLがかなりの勢いで曲がっていきます

おお
魚がデカイのか、引き波の影響か、どっちだろう


と、期待しつつ寄せて来ますが、しばらくファイトしていても一度もエラ洗いが無く、魚種は不明です

青物の走り方ではない様に感じたので、魚を波打ち際付近まで寄せた所で
もしかして、久しぶりのヒラメだったりするのかな

と、思った瞬間、凄い勢いで水面に魚がジャンプして結構なサイズの銀色の魚体(シーバス
)を確認


そして、同時に無くなるラインテンション

ま、まさか。。。
と、信じたくない気持ちでリールを巻いてくると、そこには目玉が片方取れたぶっ飛び君だけが所在なさげに戻って来ています

その後も諦めきれずに付近を色々探って見ましたが、最早魚からの反応は無く、ショックを引きずりつつも一旦ランチ休憩に入ります

今回のランチは
道の駅パーク七里御浜の中にある
そして選んだメニューは
ぱっと見はアヤシイ見た目の鍋ですが、透き通った色のシンプルな味の出汁とあまり酸っぱ過ぎないマイヤーレモンの適度な酸味が豚肉にマッチして、思った以上に美味しく食べれました

(惜しむらくは豚肉が固くて肉の食感がイマイチだったことでしょうか
)

そして、ランチ後もサーフをランガンしていると、ベイトがチラホラとサーフに打ち上げられており、それを鳥が啄んでいる風景を目にすることがあって、相変わらず期待感は高いままのですが、肝心のルアーへの反応は一切ありません

また、この日は久しぶりのサーフだった事もあって日焼け止めを忘れてしまったり、歩きなれない玉砂利サーフをハイペースで歩き続けてしまったりと言う事で、予定していた夕まずめまで体力が保ちそうに無かったため、ちょっと消化不良な気持ちはありましたが、付近を観光して帰ることにしました

(ちなみに、今回の釣行では、津市のサーフでも使っているラテオQ100MLに16ナスキー4000XGで20〜30g程度のルアーを使用しましたが、色々とランガンした結果、七里御浜でストレスなくサーフゲームを楽しむには、強い波にも負けない40g以上のルアーをかなり遠くまでカッ飛ばせる様な強目のタックルと、腰辺りまでカバーできるウェーダーが必要なのでは無いかと感じました。)