宮川での新タックル始投式のその2です

さて、ボトムさんに買ったばかりのコアマンのバックチャッターを強奪されて意気消沈気味でしたが、まだ潮も動いている様でしたので気を取り直してメタルバイブでボトムを攻めていく事にしました

使うメタルバイブは、ここのところヒットを持ってきてくれているジャクソンの鉄PANvib

メタルバイブは、過去に初めて買ったものが、早巻きするとストップをたまに入れているにも関わらず直ぐに水面を割って飛び出て来るトンデモルアーで、以後使う機会があまりありませんでした

しかし、お手頃な値段で置いてあった鉄PANvibを使って見たところ、早巻きで多少浮き上がってくるものの、適度にストップを入れておけば足元まで引いてこれるレベルではあったので、気に入って購入する様になりました

その最近お気に入りの鉄PANvibをキャストして辺りを探っていると、ストップを入れた瞬間にググッと竿が曲がります

「おおっ
」

と思いますが、先ほどの出来事を思い出して竿先を注視すると。。。
引いてる

間違いなく魚が掛かってる
🐟

ドラグを少し緩めにしていたせいか、魚がググッと潜る度にドラグが出て、巻く糸の量が稼げない事にちょっと焦りを感じ、少しドラグを締めて魚を少し強引に引き寄せます

掛かった魚が何なのか、早く見たいと思って頑張って引き寄せますが、魚は中々浮いてきません

エイの様な重いだけの引きではなく、かと言ってエラ洗いをするわけでもなく、竿を立ててリールを巻いても、ひたすらに底に潜ろうとする様な引きです

何の魚だろうう

そう思いつつ、魚体は見えないものの、糸が少しずつこちらに寄ってきます

しかし、ここで気付いた事がありました

潮が引いてシャローが広がり、足元から見える5m程度先の岩がゴツゴツとした感じのブレイクダウン。
その間際まで糸が来ているものの、魚はまだまだ元気に動き回り、こちらが竿を立てて糸を巻こうとする度に底に向かって走り出します

このままだとブレイクダウンの岩にラインが擦ってしまう

どうしようかと考え始めますが、魚は待ってくれません、ブレイクダウンに沿って走り回り、ついに糸にビンビンっという感覚が伝わり始めます

竿を立てたり少しドラグを緩めたりして、何とか魚が弱って浮いてきてくれるのを待とうとしますが、糸に伝わるラインが擦れる感覚は止まりません

走るなら沖に向かって走ってちょうだい〜

と思いながら耐えていましたが、ついにフッと軽くなるロッド

魚体を見ることも叶わず、無念のラインブレイクとなってしまいました

その後、あまりの悔しさに、直ぐにバスデイのレンジバイブアイアンをセットし、魚が掛かった時のアクションを思い出しながら2、3投キャストしてみます

心の中では、結構魚も動き回っていたし、魚が群れでいたとしても散っちゃっているかな〜



と思いながらアクションをかけたところ、またしてもヒット

またヒットするとは思わず慌てる私は、先程と全く同じ過ちを繰り返します

結果、全く同じパターンでブレイクダウンの際にラインを擦ってラインブレイクです

その後、冷静になってラインを見るとリーダーはボロボロで、これはいつ切れてもおかしくない状況

変えのリーダーを用意していなかったことから、とりあえずリーダーのボロボロになった部分をカットして最後の鉄PANvibをセットしてキャストを繰り返しますが、流石にアタリは続かず、追い討ちをかける様にボトムさんがルアーを奪っていきます

残弾が尽きたのでいつもでしたら諦めて帰路につくところですが、
「今日は宮川まで来てる事だし、まだ昼前だし、他にも回ってみたいポイントもあるからルアーを補充しに行こう
」

という事で、伊勢市のフィッシング遊に行って弾丸を補充します

本当はコアマンのスピンテールが欲しかったのですが、置いていなかったため、沢山置いてあったジグスピナーと鉄PANvib他メタルバイブを三つほど購入して弾丸補充完了

その後、気になっていたポイントを見て回りちょくちょくキャストして買ったばかりの残弾を消耗していきますが、ノーバイト

結果、使い心地が悪くてほとんどキャストしなかったスピンテール以外の残弾を使い切った頃には太陽も沈み、月が周りを照らし始めます
