コンパのあと遊廓のところまでみんなで歩いたことがあった。クラス仲間でぞろぞろ。2m高の階段はまるで赤い線、降りるとそこはピンクの街。軒下から声かけしてくるお姉さんに通りを行くだけでドキドキ、あがりこまないでも結構楽しい。とおりすぎると市立病院、みんなは>染ったじゃないか!、誰とでもスルひとがいるという。酔いにまかせてここの娘はみんなそうだと叫んでる。

仕事頑張ってたH美、すきだ。でも先にクラスメートと話した件が少しずつ気になりはじめていた。聞いてはいけないかも、話してはいけないかも。思いと不安が煮詰まる。誰とでものチャンスが多いところなんかな。

彼女に>もてるの?ときいてみた。明るくそんなことないねといったけど、心配が伝わってしまった。それ以来夜勤がつらいといい、あまり逢ってくれなくなった。ごめんね、やはりいけないこと聞いた。大人の女の人は、勘が鋭くて思いのほかの自分制御ができるのか、または一途な想いが損なわれると傷つきやすいのか、いろいろ考えたけどわからなかった。

あなたとの生活は、まったく不安の無いようにする。あなたもなしにしてね。それが一番幸と感じることなんだと思う。 たったいちどのあやまちでも私たちの生活に脅威が入り込んでくる、それまでのすべての積み重ねが台無しになってしまうから。