雪がレールに舞う季節になった。あの日、西へ向かうあいつを私は電話口で静かに見送った。


それは色あせた古い縁を断ち切った瞬間だった。


そのときはひたすら悲しくて涙した、次の日太陽が昇るなんて思えなかった。


いま新しい陽ののもとであなたに会うことをひたすらおもう。