父の命日 | 独り言ブログ

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平成元年の今日父がこの世を去った。

一か月ほど前から入院していてあっという間だったな。

あの頃は私もまだ若かったし、子供もまだ小学生と中学生だった。

入院したと聞いて直ぐにお見舞いに行き、その後亡くなった連絡きてまた行き一か月に二回も北海道まで飛んだけどな~

あの頃両親は北海道の兄のところに行っていて亡くなったのだ。

父の没後は母を呼び寄せて家に来ていた。横浜の家には義姉も姉もいたが姉は勤めていたし、義姉は障碍者の子供がいたので大変だから家に呼べと夫が言ってくれたので呼んだのだ。

まして北海道では兄や義姉、孫たちもいたがお義姉さんに面倒見てもらうのは大変だし冬は寒いからね。

夫はよく言っていた。「年取ってから北海道なんて行くからあんなに元気だったのに死んじゃったんだ。」と。まぁそれとは関係ないとは思うが病気になったのだから。

まぁいずれにしても母は家に来て最期を迎えられたのはおそらく幸せだっただろう。

娘のところで夫は当然平日は仕事で居ないし、子供たちも学校があるから昼間は私と二人、気を遣うこともない。すぐ近くには姉もいる。行ったり来たり、近場を散歩したり好きな花屋があったのでそこに行くのも楽しみの一つだったようだし。

私も少し母の介護はしていたが、いろいろな人の話を聞くと私の母の介護は楽だったなと思う。

 

あ、そんな話をするつもりではなかったんだ。

父の命日だったのでリハビリ後にお墓参りに行ってきたのだ。

お墓ではご住職にお会いしたので挨拶をしたら、「元気ですか?」と。

「はい、何とか生きていますよ、ご住職もお元気そうですね」

「元気だけど息子にこき使われてるんだ、親父あれやっといてこれやってと」

「良いじゃないですか、息子さんも立派に一人前になられて親を使えるほどになったのですから」

「そうなんだよ年に関係なくこき使われて前より忙しいよ」と少し曲がった腰を向けて帰って行った。