6月15日 大田原愚豚舎作品の上映会が那須野が原ハーモニーホールで開催されました。

 

実に6年ぶりの大田原上映となりバタバタでしたがなんとかやり遂げることができました。

 

ご来場くださいました全ての皆様、大田原を映画で盛り上げる会の皆様、ボランティアスタッフの皆様、大田原市の皆様、上映にご協力くださいました全ての皆様に心より感謝致します。

 

本当にありがとうございました。

 

 

今回の上映が本格的に動き始めたのは今年の3月、まだ寒い時期のことでした。

 

昨年新宿ケイズシネマで開催された大田原愚豚舎の旗揚げ10周年記念上映に、今回新たに発足した大田原を映画で盛り上げる会の代表の星雅人さんが何度も栃木から足を運んでくださり

 

「大田原での上映を実現したいですね」

 

と話したことを今でも覚えています。

 

その後、熊本の過酷な撮影から大田原に戻り星さんや今回新たにお会いした皆様と共に上映会を目指して動いた日々は僕にとって大きな財産となりました。

 

新聞、インターネットTV、ラジオのメディアの皆様や、ポスターやチラシを設置してくださいました多くの皆様、大田原じゅうかけずり回ってくださった大田原を映画で盛り上げる会の皆様、また上映会当日、大田原、そして東京と愛知から駆けつけてくださったボランティアスタッフの皆様、大田原はじめ、横浜、埼玉、福島、宇都宮、鹿沼からご来場下さいました皆様、言葉にならないほど感謝しています。

テクノブラザーズの黒崎宇則君、東京から渡辺雄司のトロフィー授与式のため駆けつけてれた松林うららさんも本当にありがとう。

父、母、ばあちゃん、りこちゃん、けいた、ななちゃん、戸田さん、なつきちゃん、ハル君、吉川君、小泉君、りょう君、ぺこ、ぽこ、りんご、名前かききれねーよ、とにかくみんな本当にありがとう。

 

 

 

 

今後も大田原愚豚舎は新たな映画制作、そしてまた大田原での上映を実現できるよう力を尽くして参ります。

 

そして、今回の映画上映会のトークショーで何度もお話しさせていただきましたが、僕の現在の大きな夢・目標は大田原に映画祭をつくることです。

 

1度で終わるような映画祭ではなく、自分が死んだ後も未来永劫続いてゆく、そんな映画祭を自分が生まれ育ったこの町で、映画館が無くなって長い時間が経ってしまった大田原市で実現させたい。

 

大きな困難が待ち受けているとは思いますが、僕は今そう思っています。

 

 

そして今回の上映会実現を通じて、僕は大田原で映画祭を実現することができるだろうと強い手応えを感じています。

 

「渡辺がまたバカなことを始めやがった」

 

「大田原で映画祭なんて無理」

 

「映画祭なんてつまんねーよ、自己満だろうが」

 

そんな声もあるわけですが、こういった言葉は僕たちが11年前、映画制作集団 大田原愚豚舎を旗揚げし、4人で長編映画を作ると決めた時にも多く聞こえた声でした。

 

「あいつはバカ」

 

「4人で映画なんて作れるわけねーだろ」

 

「映画なんていい身分だな、働けよボケ」

 

肯定的な声などどこにもなかった。

 

だけど自分たちは11年、ただ我武者羅に、ひたすら愚直に、罵倒されようが、嘲笑されようが、後ろ指を刺されようが映画を作り続けてきました。

 

心を傷つけられたことは1度や2度ではありません。

 

何度も心が張り裂けそうになりながらも、挫け、躓き、倒れながらも映画を作り続けてきたわけです。

 

でも自分たちはどんどんタフになっていったし、積み重なった出来事と創り続けてきた作品はいつしか自分たちが映画を創りながら生きてゆく自信になったと思っています。

 

誰に何と言われようが、どう思われようが、蹂躙されようが自分たちは自分たちのつくるべき映画を作る。やるべきことをやる。

 

今は大田原で映画祭を開催することが自分が実現するべき大きな夢・目標の一つに加わったという感じです。

 

「渡辺がまた馬鹿なことを始めやがった!!」「ほっとけ!!どうせ大したことできやしねーよあいつなんかに!!」などといった否定的な声・冷笑的な声に負けず、自分は映画祭実現に向け本気で頑張りますので大田原の皆様、栃木県の皆様、映画ファンの皆様ぜひ力をお貸しください。

 

まあ否定されようが、嘲笑されようが、孤立しようが映画も創り続けるし、映画祭を実現させるべき巨大な壁にぶつかっていくのが大田原愚豚舎なわけですが 笑

 

というわけで、大田原愚豚舎の6年ぶりの上映会は終了しましたが、自分たちは次の目標、新たな目標に向けて既に動き始めています。

 

とんでもねー行動力とバイタリティですね我ながら。

 

それでは近い将来、みなさまにお会いできますことを楽しみにしております!!

 

また近々お会いします!!