茶釜の滝@秋田県鹿角市 | そこに滝があるから・・・

そこに滝があるから・・・

主に、日本の滝百選をめぐっています。

2014年12月、日本の滝百選に選ばれている滝をすべてめぐることが出来ました。

しかし、おいらの滝めぐりは終わりじゃありません。
まだ、おいらの知らない滝が沢山ありますからね。

日本の滝百選に選ばれている秋田県は茶釜の滝行って

来ました。


こちらが茶釜の滝です。

でも、渓谷案内看板にはこの様に書かれています・・・


 現在「日本の滝100選」に選ばれている「茶釜の滝」は

 三段からなる段瀑の総称として呼ばれており、上段から

 「雲上の滝」、「銀線の滝」、「茶釜の滝」と言われます。


う~ん、そうなの?(困)

先人達のHPや写真家の北中康文氏の日本の滝①にも

その様なことは書かれていないんですよね。

そもそも、この立派な(笑)渓谷案内看板はいつ頃設置された

ものなんでしょうか?

謎が深まる・・・と言うか、誰に聞けばいいのやら・・・

とりあえず、鹿角市かなぁ~


まあ、そのあたりの疑惑はいいとして・・・(笑)

夜明島渓谷は、日本の滝百選効果の影響なんでしょうか

遭難者が多かったためなんでしょうか、遊歩道はかなり整備

されています。

岩場で足場の悪いところにはアンカーボルトが打ち込まれて

いたり、遊歩道が明確にわかるように生い茂っている草を

刈ってあったりと至れり尽くせりです。

そんなものだから三大難攻滝と言われ続けた「茶釜の滝」へ

のアプローチは、とても困難なものと想像していたんですが

よい意味で期待外れでした。

呆気ないほど容易にここまで到達してしまいました。


それでも、危険な場所がないと言うわけではありません。

特に緊張したのは2ヶ所です。


 泊滝上部での梯子の昇降

 最後のテラスへの梯子の昇降


どちらも梯子の昇降です。

少々物足りな気な梯子での昇降は、慎重に行わなければ

怪我だけでは済まされません。


そんなことがあっても・・・辿り着いたときの「茶釜の滝」に対する

達成感は・・・ほとんど感じられなかったです。(涙)

何でだろうか?

「御来光の滝」のときは、この上ない達成感に満たされたのに・・・


そこに滝があるから・・・-茶釜の滝(20110814)

撮影は、2011年08月14日です。


アクセスは、道の駅「かづの」または、東北自動車道の

鹿角八幡平ICより国道282号を南下して、米代川支流の

夜明島川沿いに進んで行く。

分岐毎に“夜明島渓谷「泊り滝」入山口○○km”と道標が

あるので、まず迷わないかと思いますが・・・

入山口の3km手前の分岐は、ちょっと迷うかも知れません。

かく言うおいらは、迷いました。(笑)

入山口までの林道は、未舗装ながらやや広く比較的走り

易いです。

間違ったルートは、ほとんど人が入らないためか荒れ果てて

います。

渓谷入口から約2時間半で辿り着けます。