日本の滝百選に選ばれている秋田県は茶釜の滝に行って
来ました。
こちらが茶釜の滝です。
でも、渓谷案内看板にはこの様に書かれています・・・
現在「日本の滝100選」に選ばれている「茶釜の滝」は
三段からなる段瀑の総称として呼ばれており、上段から
「雲上の滝」、「銀線の滝」、「茶釜の滝」と言われます。
う~ん、そうなの?(困)
先人達のHPや写真家の北中康文氏の日本の滝①にも
その様なことは書かれていないんですよね。
そもそも、この立派な(笑)渓谷案内看板はいつ頃設置された
ものなんでしょうか?
謎が深まる・・・と言うか、誰に聞けばいいのやら・・・
とりあえず、鹿角市かなぁ~
まあ、そのあたりの疑惑はいいとして・・・(笑)
夜明島渓谷は、日本の滝百選効果の影響なんでしょうか
遭難者が多かったためなんでしょうか、遊歩道はかなり整備
されています。
岩場で足場の悪いところにはアンカーボルトが打ち込まれて
いたり、遊歩道が明確にわかるように生い茂っている草を
刈ってあったりと至れり尽くせりです。
そんなものだから三大難攻滝と言われ続けた「茶釜の滝」へ
のアプローチは、とても困難なものと想像していたんですが
よい意味で期待外れでした。
呆気ないほど容易にここまで到達してしまいました。
それでも、危険な場所がないと言うわけではありません。
特に緊張したのは2ヶ所です。
泊滝上部での梯子の昇降
最後のテラスへの梯子の昇降
どちらも梯子の昇降です。
少々物足りな気な梯子での昇降は、慎重に行わなければ
怪我だけでは済まされません。
そんなことがあっても・・・辿り着いたときの「茶釜の滝」に対する
達成感は・・・ほとんど感じられなかったです。(涙)
何でだろうか?
「御来光の滝」のときは、この上ない達成感に満たされたのに・・・
撮影は、2011年08月14日です。
アクセスは、道の駅「かづの」または、東北自動車道の
鹿角八幡平ICより国道282号を南下して、米代川支流の
夜明島川沿いに進んで行く。
分岐毎に“夜明島渓谷「泊り滝」入山口○○km”と道標が
あるので、まず迷わないかと思いますが・・・
入山口の3km手前の分岐は、ちょっと迷うかも知れません。
かく言うおいらは、迷いました。(笑)
入山口までの林道は、未舗装ながらやや広く比較的走り
易いです。
間違ったルートは、ほとんど人が入らないためか荒れ果てて
います。
渓谷入口から約2時間半で辿り着けます。