鯉ヶ滝@静岡県静岡市 | そこに滝があるから・・・

そこに滝があるから・・・

主に、日本の滝百選をめぐっています。

2014年12月、日本の滝百選に選ばれている滝をすべてめぐることが出来ました。

しかし、おいらの滝めぐりは終わりじゃありません。
まだ、おいらの知らない滝が沢山ありますからね。

梅ヶ島七滝のひとつの鯉ヶ滝です。

「恋仇」とも言われているそうで、滝に由来する物語があります。


鯉ヶ滝(恋仇)の看板より・・・


一、 昔、安倍郡梅ヶ島村に住む百姓の三郎左衛門と湯治場の

   湯女(ゆな)のおよねとは、許婚の間柄だった。

   ある日、府中より馬場新之介という若侍がこの湯治場に腰痛の

   治療に来て、いつしか、およねと深い恋に落ちた。

二、 二人の仲を知った三郎左衛門は、ショックの余り殺意を覚え、

   二人のいる湯治場に火を放ち山へ逃げ込んだ。
   そして、滝の上まで来た三郎左衛門は、湯治場にいるはずの

   二人の逢瀬(おうせ)の場を見つけ、逆上し背後から二人を

   滝下へ突き落としてしまった。

三、 住み慣れた村の空が湯治場の焼ける炎で赤く染まるのを見た

   三郎左衛門は、自戒の念にかられ、二人の後を追い滝下へ身を

   投げた。
   しかしこの時彼が見た空は、火事の炎ではなく晩秋の美しい

   梅ヶ島の紅葉に彩(いろど)られたものだった。

四、 その後、三郎左衛門とおよねは緋鯉(ひごい)と真鯉(まごい)

   化身して結ばれ、仲良く滝に住んだという。
   爾来(じらい)この滝は「恋仇」(鯉ヶ滝)と呼ばれているが、

   事実は定かではない。


小さな滝が連なっている様が、なかなか面白いです。


鯉ヶ滝(081102)

撮影は、2008年11月02日です。


アクセスは、静岡市内から県道29号を梅ヶ島温泉へ

梅ヶ島温泉から山梨県は南巨摩郡身延町に抜ける安倍峠の

林道沿いにあります。林道は道が狭く、滝付近には2台ほどの

駐車スペースしかないので注意が必要です。