私が払っている寄付金額の価値とは? | ヘルパーを生業とする男の、福祉から学ぶ"生きるとはなんだ!"

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福祉業に身を置いていて感じること。
食レポとかもして、生きることの喜びを自らに実感させようと思います。
あとは適当に。。。

貧困によって学校に行けない子供サポーターに興味を持って。



グッドネーバーズというボランティア団体で、毎月4000円で、1人の子供をサポートするコースに登録しました。
(担当の子供1人に4000円が使われるわけではないですよ。その子の通う学校や地域の子供達に使われています。浄水機器や、歯ブラシや道路の舗装など様々です。)


1人の子供の担当となり、手紙のやり取りができ、成長を見守ることができます。



通常、お金を寄付して、活動報告を定期的にもらうってのがよくあるサポーターです。



直接何かを手伝うのは腰が重い。けど、ただなんとなくお金を寄付するよりは、責任感というか、意識が高く持てるかなと。



そんな中途半端な感覚ですが、登録をしてみたのです。



担当になった子供は、



カンボジア人。



就学前の小さな女の子。




カンボジアのこともよくわかってなくて、少し資料を読んでみたりして。




毎月寄付金が口座から引き落とされるようになったのですが、手紙を書くことすら腰が重く。仕事を言い訳に。。。




一年経つころ、子供の方から、成長記録として手紙が届きました。



短い文章でした。



いつもサポートありがとうございます



程度の短い文章です。



そりゃそうだ。俺一回も送ってないし。




これじゃ、無関心と変わりないじゃないか。



お金払ってるだけで、安直に誰かの役に立ってる気になろうとしている自分のしょうもなさが、卑しくて嫌だなぁと。




もちろんお金払うだけでも十分貢献してることなんですよ。



私に取っては決して安くない、毎月4000円というお金。


実感が持ちたかったんです。


すぐにプレゼントとして鉛筆と消しゴムと写真を添えて、お手紙を送りました。


そしたら、数ヶ月後にお返事が来ました。


笑顔の写真とお手紙が入ってました。


素敵な笑顔でした。


それでもいまいち実感が持てませんでした。


私にとっての毎月4000円の重みではなくて、

その国の子供にとっての
私の4000円の価値に対する実感


が、持てないんです。


カンボジアの物価や、歴史などを資料で知っても、


実感が湧かないんです。


つまり、世間知らずということです。


百聞は一見にしかず。


よし、カンボジアに行こう。。。


カンボジアに行って、
五感を通して体感してこよう。



そんなわけで、仕事を退職し、有給消化中の昨年の12月にカンボジアに数日間行って、子供に会ってきました。

その話はまた後日。



※シェムリアップ空港


もしご興味があればぜひ。