映画などで馬に乗った悪党集団が列車強盗などを働く場面があった。


正直、深く考えた事はなかったが、ポークビーンズのことを調べていて色々分かってきた。


アメリカのその昔、まだ鉄道敷設が不備な頃、南北戦争後の牛肉の需要が増えたとかで、何千頭もの牛を出荷する為には鉄道駅のある所まで牛を誘導して運ばなければならなかった。


キャトルドライブと言うらしい。カウボーイの仕事はそれだった。


何千頭も牛を誘導するのだから馬に乗った人間も複数必要で、自衛と牛の盗難防止のための銃も携帯した、おそらく数十人単位のカウボーイ集団も珍しくはなかったのだと思う。


鉄道敷設が進み鉄条網が普及していくと鉄道駅までの長距離キャトルドライブは必要無くなった。


当然、カウボーイ集団の仕事はなくなり、銃を持ち馬を操れるカウボーイたちの多くが無頼化していったのだろう。


そういう事情を知ってポークビーンズを食うとアメリカ開拓史の一端を味わったようで、中々に味わい深く感じる。




調べてみれば、深い歴史的事情があるもんだ。